No.984 知命のロック交遊録7 投稿者:安藤@H 投稿日:2011年11月24日 (木) 23時51分 [ 返信] |
<Farrokh Bulsara Freddie Mercury>
ちょうど、20年前の今日、1991年11月24日に、Queenのフレディ・マーキュリーが亡くなった。
土佐中時代か、土佐高時代か忘れたが、NHK-FMの渋谷陽一の番組で、ロンドン、ハマースミス・オデオンで演奏されたQueenのBBCライブが放送されたことがあった。 Queen初期のライブ演奏としては、最もレベルの高い演奏で、テープに録音して、擦り切れるほど聞いていたが、その後、テープは紛失。 そもそも現在テープはあっても、今時デッキも無いし再生不能。
もう二度と聞けることはないだろうと諦めていた今年、Queen結成40周年で発売された、ディジタル・リマスター版CD-BOXの「QueenU BONUS EP」に、そのBBCライブの、「White Queen (As It Began)」が収録されていたのだ。 FMの録音と違い、細部までクリアにギターの音が聞こえ、涙が出るほど狂喜したものだった。 なぜなら、特にこの曲のライブ演奏が、アルバムの曲のアレンジをより進化させて、感動的な仕上がりになっていたからだ。
しか〜し!
フレディの20回目の命日である今日、いろんな思いを馳せながら、つらつらネットを見ていたら、なんと、YouTubeに、その時のライブ音源どころか、映像まで存在していることを発見した!
ライブは、1st〜4thアルバムの頃の曲で構成されている。 初期のQueenを、ハードロックバンドとみて聞いていた向きには、涙なしには見られないのではないかな。 アルバムの技術的な完成度が高すぎて、ライブ演奏は無理とまで言われていたにもかかわらず、彼らは立派なライブバンドでもある事を証明していたと言える。
お奨めなのは、
「3.White Queen (As It Began)」 冒頭でも述べたように、曲自体もドラマティックだが、間奏での、フレディのピアノと、ブライアンのギターの絡まり合う掛け合いが素晴らしく、何回聞いても涙が出る。
「4〜8.Medley」 言わずと知れたフレディの名曲、「Bohemian Rhapsody」のバラード・パートが聴ける。 ただし、アカペラ・パート、オペラ・パート、ロック・パートは省略w
「9.Brighton Rock」 ☞No.814 「知命のロック交遊録4」 でも紹介した、一人三重輪奏のソロが聞ける。 このソロは、後に様々なアレンジが存在するが、この時のソロが私のブライアン好きの原点と言える。 曲の初めに、フレディがブライアンのギターをフィーチャーすると紹介するのがカッコいい。
↓フレディへの追悼の意を込めて、全部聞き直したのは言うまでもない。
***「Live at the Hammersmith Odeon London 24-12-1975」*** (1975年は、日本に初来日した年でもある。)
1.Now I'm Here http://www.youtube.com/watch?v=C9zx5EN2zvk
2.OGRE BATTLE http://www.youtube.com/watch?v=nrZURODp6NU
3.White Queen http://www.youtube.com/watch?v=SzOTj9tBFPo
Medley 4.Bohemian Rhapsody 5.Killer Queen 6.The March Of The Black Queen 7.Bohemian Rhapsody (reprise) 8.Bring Back That Leroy Brown http://www.youtube.com/watch?v=0OPKpk33GnQ
9.Brighton Rock http://www.youtube.com/watch?v=7WscJe2YSGk
10.Son And Daughter http://www.youtube.com/watch?v=LRap2go6eJ4 (画質・音悪し)
11.Keep Yourself Alive 12.Liar 13.In the Lap Of The God http://www.youtube.com/watch?v=B9c3NM4aVy8 http://www.youtube.com/watch?v=jV1tQDv7LjU (リンクは分かれてるが、曲としてはつながっている)
14. Big Spender! / Jailhouse Rock 15. Stupid Cupid 16. Be Bop A Lula 17. Jailhouse Rock (reprise) http://www.youtube.com/watch?v=sT7m6IaiOV4&feature=related (登場時、フレディが和服を着て登場。この日はクリスマス・イブだったから、これらの意外な選曲は、ファンへのサービスだったのだろうか。)
18. Seven Seas Of Rhye http://www.youtube.com/watch?v=ATpgSh0P45k (動画無し、音と静止画のみ)
19. See What A Fool I've Been http://www.youtube.com/watch?v=OWvU7A2uURI (BBCライブ版) (動画無し、音と静止画のみ。シングル「Seven Seas Of Rhye」のB面だった曲。) (参考:シングルB面では、フレディが女性のような声で歌ってたが、BBCライブでは野太い声で歌っている。アルバムには収録されていない曲でもあり、あまりの雰囲気の違いに驚かれる人も多いのではないだろうか。) http://www.youtube.com/watch?v=GPmC5GWMj7w (シングルB面版)
20. God Save The Queen 確か、ライブのエンディングにアルバムの曲を流していたはず。 YouTubeに無かったので、代わりに、バッキンガム宮殿の屋上で「God Save The Queen」を演奏するブライアンの勇士を! 天国のフレディに届け! http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=5hIE0vKQf6w
合掌
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No.989 グイーンライブ 投稿者:T 山本(明) 投稿日:2011年11月26日 (土) 11時56分 |
安藤くん、フレディーの命日に書き込みするなんてかなりなファンなんだ〜と改めて思いました〜!
明日27日日曜日にはWOWOWで一日クイーン特集があります。ドキュメンタリーもあるみたいで楽しみです。
それから、(正統派のファンは断固拒否!かもしれないけど)クイーンのコピーバンドの『グイーン』ライブが来週に迫りました。 音響も楽器も機材もかなりこだわって編曲もかなり忠実にクイーンのサウンドを再現していて、お客さんは結構うるうるもので合唱したりする、いわば、『ファンの集い』みたいなものです。 年に2回のライブは毎回テーマを変えてやってくれます。前回はたしか『クイーンU』を中心に、おと年は『世界に捧ぐ』をレコード通りに再現してくれて、昔よく聴いていた(当時はカセットテープで聴いていました)とおりの演奏に感激でした。
さすがにフレディーの歌唱力とスタイル、ファッションをヴォーカルに要求するのは酷な事ですが、彼自身、フレディー大好き感がたっぷりで見ていて楽しいですよ。
クイーンはPVやYouTubeやCDでしか聴けないと思ってたら、意外と生の大音量のライブはやっぱり良いですよ〜〜!この歳になると武道館やら東京ドームライブなんかに行っても音に満足できないのでせっかくのAerosmithとかの来日公演にも足が遠のいていますが、グイーンは渋谷OーEASTだから規模もこじんまりでいいのです。終わってから耳がじんじんする心地よい疲労感を感じられるようなライブです。
中年男性の姿もたくさん、若い男の子女の子ももちろんたくさんいますよ。安藤くんはじめ、クイーンファンのみなさん、一度いかがですか〜〜?
http://www.gueen.com/
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No.991 感涙ものです 投稿者:安藤@H 投稿日:2011年11月26日 (土) 15時16分 |
明美さんに紹介された、 「GUEEN LIVE 2011 05 02 Q40G20」 をUSTREAMで見ましたよ!
http://www.ustream.tv/recorded/16519493
僕は、原理主義ファンではないので、こういうトリビュートバンドは、すばらしいと思ってる。 ファンとして、その気持を体現してるわけだからね。
サポートメンバーもいて、アルバムとライブの演奏を高いレベルで再現していて素晴らしい! しかも、照明設備まで、再現してるではないか!
ドラムスの金髪ウィッグの、ろじゃー・トヨダ・サトシ(25)君なんか、若いのに相当ロジャーが好きなんだろうね。 「The Loser In The End」をロジャーみたいにドラムス演奏しながら歌って、しかも声質も意識しててなかなかのものだったなぁ。 ステージで披露するために一所懸命練習したんだろうなぁと。
ふれでぃ君のMCは大うけ、人間的にも面白いね。 友達になりたいくらいだ。 カメラが引いた時の逆光のシルエットなんか、フレディーそっくりだね。
歌は致し方ないにしても、アクションの再現度合いは、かなりのもの。 一挙手一投足の全てが、ああ、あのライブ映像の再現ね、と思えるのが凄い。 時々フレディーかっ!って思ったくらいw
イカ天で初めて見たときは、中年太りのハードゲイっぽいおっさんがヴォーカルしてた気がしたのだけど、今のふれでぃ君は、衣装とウィッグのせいもあるけど、遠目にはかなり本人に似てる。 もしかして、シェイプアップしたのかな。
アンコールを除いて、主に、1st〜3rdのアルバムからのピックアップで、
「本家も嫌がる(ライブ演奏)曲」 (アルバムのレベル高すぎて、ライブでの再現が難しいが、敢えてチャレンジしたという意)
「(Queen)初心者を置いてゆくような古い曲」
って言うのが笑ったw
ぶらいあん君は、ヘアスタイルのせいか、還暦過ぎてちょっと太目のブライアンにも似てるし、一曲だけツインネックのギターで演奏してる姿があるが、雰囲気がジミー・ペイジにも似てるね。 演奏は、完コピだと思う。 「Brighton Rock」の一人三重輪奏が、難易度が更に高くて、リピート音の収拾がつかなくなるからかは知らないが、二重輪奏だったのが惜しかったね。 でも、上手かった!
ライブの最後を、 「God Save The Queen」 で締めくくっているのも流石だ。 しかも、かつてQueenの他のメンバーからは、大反対をくらったにも関わらず、フレディーが強行した、王冠を被って登場するシーンまで、再現してるとは。 12月は行けないが、いつかはライブへ行ってみたい。
世界に誇れる、トリビュート・バンドである。 X コピーバンド O トリビュートバンド
※最近気になるニュース http://www.barks.jp/news/?id=1000073831 ポール・ロジャースに、フレディの代わりはできなかったと思ってるけど、女性のレディー・ガガなら、いける!
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