No.891 少年時代のアナログTV その1 投稿者:安藤@H 投稿日:2011年08月01日 (月) 21時00分 [ 返信] |
<もう新しく制作されることはないであろうスーパーマリオネーションの世界>
ある男が、☞No.784でネタを投下したのに、僕も含めて皆スルーだったのだが、☞No.890で、むりやり振られたので、答えねばなるまい。
さて、最近本屋で平積みされていたので、ご存じの方も多いのではないかと思うが、デアゴ●ティーニ(DeAGO●TINI)から、「ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション」というのが創刊になった。
「なにそれ?」とうい人と、「サンダーバードのあれね!」という人に分かれるのではないかな。 また、男子は、懐かしく思う人も多いだろうが、ほとんどの女子には、どうでもいい話かもしれない。 40年以上も前の話だし。
「ジェリー・アンダーソン」のプロデュース作品の中でも、
1.サンダーバード(1966) 2.謎の円盤UFO(1970) 3.キャプテン・スカーレット(1968) 4.海底大戦争 スティングレイ(1964) 5.ジョー90(1968)
の5作品が配本対象である。 ()内は、日本初放映年
「ジョー90」は、高知で放映されていたのか不明だが、私は全く記憶がない。 それ以外は、皆の記憶に残っているのではないだろうか。
私の場合、特に、「謎の円盤UFO」は、放映が終了した直後、再放送を期待して待ちに待ったのだが、結局、40歳過ぎるまで、再放送どころか、映像自体を見ることは叶わなかった。 2000年以降、UFOとサンダーバードは、DVDBOXが発売になり、当然大人買いしたが、今回改めて、デアゴ・・・を購読することとした。 作品の裏舞台が書かれたブックレットが付いているので興味深かったからだ。
さて、この作品群のネタを語り始めると、あれこれ尽きないのだが、様子を見ながら今後書き足していこうかな。
まずは、先日のバツイチ倶楽部サマーセミナーにて。☞No.890
とある男 「スティングレイのオープニングなんて、覚えてないやろ」 ある男 「覚えちゅうぜよ! スティングレ→♪、スティングレ→♪戦うスティングレイ〜♪...」
と見事にさわりを歌ってみせた。 実は、僕はほとんど覚えておらず、当日サマーセミナーに出かける前に見た英語版のオープニング曲と違う。
とある男「違うよ〜、スティングレ→♪、スティン↑グレイ↓♪」
と言って訂正したのだが、帰宅して日本語版を聞いたら、英語版とは、オープニング曲が全く異なっていたorz ある男が怪訝そうな顔をしていた理由が後になってわかったw
日本語版では、少年少女合唱団が、アニソンよろしく、勇気一杯の歌詞で明るい曲なのだが、英語版に歌はない。 日本語版のオープニングは、完全に日本の少年少女向けに、新たに作曲されたものかもしれない。 英語版は、 「スティングレ→♪、スティン↑グレイ↓♪」 の連呼だけである。
土佐中時代のクラス名や、担任の先生の名前すら忘却してしまっていたある男にしては、たいしたものだ。 よくぞ40年前の歌を正確に覚えていたものだ。
この、英語版と日本語版の違いも、すべての作品において多岐にわたっているようで、それだけでも、ネタとして尽きない。 今後見比べていってみたいと思う。
子供の頃は、格好いい潜水艦スティングレイにしか関心がなかったが、改めて、第一回を見て驚いた。 これは、主人公の艦長トロイと、女性隊員アトランタ、海底人マリーナの三角関係の話ではないのか!?
「子供向けの番組で、そういうのあり?」 今後の配本(展開)が待たれる。
「子供の番組でそういうのあり?」で思い出すのが、「謎の円盤UFO」であろう。
眼球をグロテスクに露出した緑色の皮膚の宇宙人のオープニングに度肝を抜かれ、第一回では、宇宙人に襲われ逃げ惑う女性のミニスカートは破れ、太ももも露わに、一瞬のパンチラ。
ムーンベースでは、男性隊員の前で、平気で生着替えをする女性隊員。 なんとハレンチな未来なんだと思いきや、マジックミラー越しだったという落ち。
今でも人気のエリス中尉のコスモルックも素敵だが、いきなり、休憩時間に、これまたエリス中尉のコスモルックの着替えシーンが登場し、小学生だった僕の胸に得も言われぬ甘酸っぱい感覚が生まれたのであった。 当時、親にいきなりチャンネルを変えられそうになったのは言うまでもない。
思えば、エリス中尉の、あの紫色の髪のウィッグや、スーツは、エヴァンゲリオンの綾波レイに通じるものがあると感じるのは、私だけであろうか...
ちょっと、違う側面では、スカイワンのパイロットでもあるスカイダイバーの艦長は、宇宙人に誘拐された妹の心臓が、自らが撃墜したUFOの搭乗員に移植されていたことを知る。 また、沈着冷静なストレイカー司令官は、UFO迎撃のための職務を優先した結果、自分の子供を亡くす。 子供番組にあるまじき、なんとも、シリアスで、暗く救われない雰囲気が漂った作品なのだ。
また、既に、キャプテンスカーレットも、ジョー90も、丁度第一回目の配本があった。 これまた、 「子供の番組でそういうのあり?」 みたいな描写が多い。
不死身のキャプテンスカーレットは、英語版オープニングでは、敵から機関銃で撃たれても死なず、冷静に一発で敵を射殺するシーンがあるのだが、撃たれた敵の男の呻きが生々しい。本当に死んだ感じ。 9歳児のジョー90は、手榴弾で、敵を爆殺。相手が一瞬吹き飛ぶのがわかる。
うーーん、そういう時代だったのだろうなあ...特にイギリスでは。
子供の頃と視聴する視点が違うせいか、まったく新しい作品に見えてしまうし、突っ込みどころ満載で面白いよ〜
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No.892 ちょっとだけよ。 投稿者:T組西岡 投稿日:2011年08月02日 (火) 00時36分 |
そういえば、同級生で「謎の円盤UFO」を見てない人がいた。 裏番組の「8時だヨ!全員集合」を父親が好きで、 見れなかったそうだ。
チャンネル権で、自分の見たい番組が遮られた事のない私にとって、 その時は、彼にかわいそう的な感覚しか湧かなかったけど、
いま思い返してみると、 「謎の円盤UFO」を夢中になって見ている僕を 父親は眺めてるのが、一番楽しかったんだろうなと。。
インターセプター&スカイワン の出撃シーン ↓ http://www.youtube.com/watch?v=xOUCVVF-wgg 懐かしいオープニングイントロシーン ↓ http://www.youtube.com/watch?v=slYW7kkHyI4&feature=related
しか〜し!ヤフオクで、スカイダイバーが、15万円。 なんで、メーカーは1万円位で新発売しないのだろうか。 そこそこ、儲かりそうなビジネスになると思うなぁ。
スカイダイバー ↓ http://www.geocities.jp/sf_submarine/skydaiva.htm
追跡戦闘車 ↓ http://noboland.web.fc2.com/spv.htm
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No.894 40年前のガンプラだね 投稿者:安藤@H 投稿日:2011年08月02日 (火) 01時40分 |
確かに裏番組は、「8時だヨ!全員集合」だったね。 謎の円盤UFOの前の7時台は、7時から、ルパン3世、7時半から、ワイルド7の実写版っていうゴールデンタイムじゃなかったっけ? 順序関係とかはっきり覚えてないけど。
長男が生まれた後、実は、たまたま玩具店で見つけたインターセプターとUFOのセットを8千円くらいで買ったことがある。 一部金属部品も使われていたりして、かなり精緻にできたモデルであった。
しか〜し!
その後、密かに飾ってあったところを長男に撃墜され、機首にあるミサイルが折れて、後尾のエンジンノズルに突っ込まれていたorz
スカイダイバーもデザインが秀逸で、最も好きなメカであり、自社開発ソフトには、マーケットダイバーという名前をつけたくらいだ。
当時、プラモデルが入手困難で、母親に大丸で予約してもらった記憶がある。 そいう玩具はなかなか買ってくれない母親だったが、何故か、謎の円盤UFOのプラモだけは、むしろ母親の方から積極的に入手に動いてくれた気がする。 内容が大人向けだったせいか、親の世代も面白かったのであろうかw
ルナキャリア+ルナシャトルも買ってもらったなぁ。 これは、スペースシャトルと同じ、宇宙往還用の宇宙船である。
そういえば、サンダーバード2号の形状も、リフティングボディといって、でっぷりとした胴体全体が揚力を発生する。 これも、スペースシャトルの形状と同じコンセプトである。 スペースシャトルの翼は小さいけど、ボディの底が平べったいのは、大気圏突入時に、ボディ全体でも揚力を発生させているからだ。
SFがリアルな時代を先取りしていた例と言えよう。
話は変わるが、 謎の円盤UFOの第一回で、SHADOのインターセプターによる第一次防衛ラインを突破したUFOを、第二次防衛ラインのスカイダイバーで迎撃する際、沈着冷静なストレイカー司令官が、レーダーを覗き込むシーンがある。
そのレーダー画面のど真ん中に堂々と日本列島が、でかでかと表示されてるではないか! おそらく、東映特撮映画で使用したレーダーのセットを払い下げて使用していたのではないかと思われるw これ、豆な。
また、キャプテンスカーレットの追跡戦闘車は、運転手の着座位置が後方を向いている。 どういうことかというと、追跡戦闘車の進行方向に対し、運転席が後ろ向きで、操縦者は後ろを向いていながら、前方の様子をモニターで見ながら操縦しているのだ。 おそらく戦闘車ごと突撃したときの、操縦者への衝撃を和らげるためと思われる。 当時は知っていたかもしれないが、完全に忘れていて、映像を見て改めて驚いた次第。 これも、豆な。
※すみません。操作を誤って、二重投稿してしまいましたので、No.893を削除しました。
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No.895 地上の下。 投稿者:T組西岡 投稿日:2011年08月09日 (火) 20時10分 |
インターセプターは、月面クレーターの地下に格納されていたが、
ムーンベースのエリス中尉が出演した映画、「痴情の舌」を ‘とある男’がヤフオクで稲妻落しの大技で!ゲットしたそうだ。
本人的には、花魁を身請けした感覚なんだろうけど、 ダ、ダ、ダ〜ビングを、キボンヌ〜。
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No.896 ↑もちつけ! 投稿者:安藤@H 投稿日:2011年08月11日 (木) 12時27分 |
’ある男’の捜査で、レーダーの謎(☞No.894)が解明された。 Wikipediaに記述があったとのこと。 ( ・`ω・´) どや ←’ある男’
『007は二度死ぬ』という007シリーズの映画をご存じであろうか? (1967年公開)
この映画は、ほとんどの撮影が日本で行われている。 ただ、地下レーダー基地のシーンは、イギリス国内のスタジオで撮影された。
その地下基地の撮影セットで使用された、日本列島を大写しにしているレーダーが、『謎の円盤UFO』で流用されたとのこと。 てっきり、ゴジラシリーズのどこかで使用されていたものを払下げたものではないかと推測していた。
いつか機会があったら映像で確かめてみたいところである。 出所がわかって、ちょっとスッキリw
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