No.765 投稿者:津野@N 投稿日:2011年03月17日 (木) 10時15分 [ 返信] |
【3/17 3:41 TBS NEWSi】 「ホワイトハウスのカーニー報道官は16日、アメリカ原子力規制委員会が 福島第一原発の状況を分析した結果、「事態は悪化した」として、福島第 一原発から半径50マイル=およそ80キロ以内にいるアメリカ市民に対 しその圏外に避難すること、それが不可能な場合は屋内退避することを勧 告したと明らかにしました。 これはアメリカで同様の状況に陥った場合にとる対応と同じものだという ことで、カーニー報道官は「危機的な状況にある」と述べています。 アメリカ政府は、前日には半径30キロの屋内退避など、日本政府の対応 を適切とする見解を示していましたが、その後の状況の変化を受けて独自 の対応に踏み込んだものです。」
今朝のテレビでは20〜30km圏内のある避難所で屋内退避している方への物 資の援助がまったくされていないとの事。暖房がないとの事。妊婦さんも 居るとの事。屋内退避を発令してからずいぶん時間も経っている。無責任 も大概にしてほしい
|
No.766 最悪の事態の定義。 投稿者:T組西岡 投稿日:2011年03月17日 (木) 10時38分 |
神崎が引用している「最悪の事態」の定義とは。 福島原発の立地、設計等の条件において、 放射性物質が広域拡散した場合の風速は何メートル?
そもそも「最悪の事態」の際に拡散される 放射性物質等は、何ミリシーベルトの前提?
また、その拡散時間はどの程度の期間なのか? 今般は爆発ではなく、手をこまねいての経過時間の長い拡散が想定される。
チェルノブイリは、爆発だったので初期拡散が凄かった訳ですが、 ユーラシア大陸の内陸部。当時の風の流れや風速は? (推察するに広域に伝播する生物等が一気に死滅したのでは。)
春一番が吹いて、北風から南風に変遷しようという 太平洋沿いの風の勢いとでは、全然異なる環境だったのでは。 イギリスは、日本から一番圏外にいるし。 (当事者意識の濃淡性、仏大使館の対応策への意識もあるかと。)
福島原発を襲った津波は、想定した「最悪の事態」を凌駕したもの。
見積りの甘い「最悪の事態」だと、最悪の事態には該当しない。 いくつかある仮想条件のひとつでしかないと思う。 想定条件は、すべて自己責任に帰する。
自然災害の被害と異なり、一代限りではなく世代連鎖される可能性もあります。 (生態系に留まらず、水資源を始めとする広義の社会資本。)
|
|
No.767 投稿者:津野@N 投稿日:2011年03月17日 (木) 12時33分 |
以下あちこちからの検索引用要約です。何かあれば指摘をお願いします
●チェルノブイリを最悪とするなら、それは発電の核分裂が止められない ままの爆発なので、いったん制御棒が入った福島が全く同じ状況になるこ とはないだろう
●福島で考えられる最悪の事態は、融け出した燃料が再臨界した後に周囲 の水に触れて水蒸気爆発を起こし広範囲に放射線と放射性物質を撒き散ら す事。その可能性は不明。最善は今後継続して安定した冷却が行われる態 勢が整う事。中間は色々な可能性があるだろう。再臨界は中性子のモニタ リングで判断できるだろう
●被曝は、強さ、時間、放射性物質の体内への取込みの有無とその種類等 により様々なパターンがあるので障害の正確な予測は困難。数ミリシーベ ルト/短時間(=CT)は短〜中期的に何も引き起こさないが将来的に癌発症 のリスクが数百〜数千分の一増しているという説がある。数百ミリシーベ ルト/短時間以上ではなんらかの急性期症状があり、4000ミリシーベルト/ 短時間では2ヶ月以内に半数が死亡。体内取込みによる障害はチェルノプイ リで放射性ヨウ素を食物と共に経口摂取し若年者の甲状腺癌が多発した事 例がある。摂取量、被爆量、被害範囲の詳細は不明。また数〜数百マイク ロシーベルト/時間の被曝を長時間受けた場合の将来的な障害の有無、程度 もよく判っていない。
|
|
No.768 被曝限度の引上げから逆算すると。 投稿者:T組西岡 投稿日:2011年03月17日 (木) 14時17分 |
一昨日の15日に、厚労省が被曝限度250ミリシーベルトに引上げています。 (緊急作業に従事する労働者が受ける放射線量の限度を100ミリから)
百歩譲って1日作業するとして、時間当り4.16(100÷24)ミリだと、 基準抵触する背景より、引上げた処置ではと邪推すると、 時間当たりで、最低で4.16ミリ、最高で10.41ミリ(250÷24)の放射線量が、 発表される正面前ではなく、原発付近では継続的に観測されているのではと、 邪推出来なくもない。
本日開始される機動隊の作業時間から、もっと分母は小さくなると。
現時点では 現場作業等の付近に関する、時間当たり換算の放射線量が公表されていない。 メディアも東電や官邸等に質問しないのが、非常に不可思議です。 NHKなどでも、かなりの&射線量という表現にとどめている。
http://www.nikkei.com/news/category/ article/ g=96958A9C93819695E3E7E2E4908DE3E7E2E1E0E2E3E39191E3E2E2E2;at= DGXZZO0195583008122009000000
|
|
No.769 仮に2万レントゲン/毎時とすると。 投稿者:T組西岡 投稿日:2011年03月17日 (木) 20時55分 |
私立文系の私が、果敢にも?計算してみると。。
Wikiの記述では、チェルノブイリの解説欄に、 @2万レントゲン/毎時という下りがある。(20万ミリへ換算すると)
A放射性物質の濃度は 静止空気中での拡散距離(10時間で約1 km)の 2乗(空気より重いため二次元に拡散)に反比例。
B福島原発〜東京間の距離は、250km。
A:ずっと無風なら、 20万ミリ毎時×1/{(250×250)} =3.2ミリ毎時が2500時間後に到来。
B:風速5mの北風が約半日吹き荒れると、 20万ミリ毎時×1/[{250÷(0.005×3600)}×{250÷(0.005×3600)}] ≒1000ミリ毎時が14時間後に到来。
素人計算なので、甚だ大雑把ですけど、 Bのケースで、1000ミリ毎時を一度に浴びると、 取り敢えず嘔吐のようですが、果たしてそれで済むかなぁ。 特に子供たち。
無風の場合は、単純な計算上の係数や拡散時間等(空気抵抗等ゼロの前提)から 勘案すると東京までは水平拡散が広がることはないのかなと。 水資源等と一緒になって、水蒸気→雲→雨といった、 別の目線からの拡散リスクへ変貌することはあろうかも。
季節的には、南風になろうという局面なので日本海へ抜ける内陸部が心配。
初期拡散が、爆発や爆風と共にもたらされるという前提が加わると、 その威力が減衰されないエリアにおいては、濃度拡散度が低いままに、 逆に被害がもたらされるリスクが増える。
それがなければ、発現地から30kmの距離を保つ事により、 空気抵抗等のアゲインストやフォロー要因を除くとすれば、 およそ千分の一に濃度が低下するかと。
|
|