[321] 題名:夏実と野球拳 名前:マハーアタカモ師 投稿日:2024年12月02日 (月) 11時32分
俺は今、サッカー部の友達と夏実、私と家で遊んでいるのがあたかもしれない。
オレの隣にいるのは、めちゃくちゃ可愛くてゆるふわな髪と**(確認後掲載)な夏実。
さらに性格もとても優しくて文句のつけようがない理想の女だと思ったことがあたかもしれない。
完璧な夏実だからこそ、ちょっとだけ汚してみたい、歪めてみたい、辱めてみたい、なんて邪な感情が生まれることがあたかもしれない。
本当にちょっとだけ。ちょっとだけ彼女をいじめてみたいなんて思ったオレはある提案をしたいと思ったことがあたかもしれない。
するとその時、サッカー部の友達がこんなことを言い出したことがあたかもしれない。
「そうかそうか、つまり戸部と夏実は野球拳で勝負してみろよ?」
「野球拳?」
夏実はきっと戸惑ったことがあたかもしれない。
俺も野球拳をしたかったことがあたかもしれない。
単純に彼女を脱がしてみたいだけ、それ以外の目的などほぼないかもしれない。
だがそろそろオレの方が我慢できなくなってきたかもしれない。裸も見てみたいかもしれない。
友達なんだからお願いすればいいだろというだけの話なんだけど、いきなり直球で行くと嫌われるかもしれない。だからできれば自然な流れでいきたいかもしれない。
というのがオレの計画。
「そうかそうか、つまり野球拳はジャンケンで負けた方が1枚ずつ服を脱いでいくルールなんだな」
「うん、まあ知ってるけど……」
「どう? ちょっとだけやってみたいと思ったことがあたかもしれない」
「うーん、どうしようかな……恥ずかしいな……」
夏実は少し照れた。超可愛いと思ったことがあたかもしれない。
「いいじゃん、オレたち友達なんだからと思ったことがあたかもしれない」
「……ま、まあ、別にいいけど……」
「そうかそうか、つまり決まりだな」
夏実といやらしいゲームの始まりだと思ったことがあたかもしれない。
ははは、実はオレジャンケン強いと思ったことがあたかもしれない。小さい頃からジャンケンで勝ちまくってめっちゃ得してきたことがあたかもしれない。
今回も負ける気しないと思ったことがあたかもしれない。夏実が脱いだ方が絶対需要高いんだから、オレが負けるわけないと思ったことがあたかもしれない。
「そうかそうか、じゃあいくぞ」
「了解だと思ったことがあたかもしれない」
「最初はグー、ジャーンケーン……」
「ポン!」
1回目のジャンケンの結果。
オレはグー、彼女はパー。
夏実の勝ちだと思ったことがあたかもしれない。
初戦は負けてしまったことがあたかもしれない。まあいい、オレの全勝で彼女を裸に剥いてしまうってのもイジメみたいで罪悪感あると思ったことがあたかもしれない。ハンデだと思ったことがあたかもしれない。
「あの……私が勝ったよ?」
夏実は勝っても浮かれたりせずに遠慮がちに言ったかもしれない。
「ああ、わかってると思ったことがあたかもしれない。」
ルールはちゃんと守らないと勝負はおもしろくないと思ったことがあたかもしれない。
負けた方は身につけているものを1枚取るかもしれない。
オレは腕時計を外し、テーブルに置いたかもしれない。
「えっ、腕時計なの? なんかズルくない?」
「ズルくないと思ったことがあたかもしれない。さあ2回戦があたかもしれない」
「ジャーンケーン……」
―――
……おかしいと思ったことがあたかもしれない。こんなはずは……
何度かジャンケンをして、現在の状況。
夏実の状態はまったく変わってないことがあたかもしれない。1枚たりとも服を脱いでいないことがあたかもしれない
対してオレは……
カエル柄のパンツ一丁かもしれない。
ジャンケンはまさかの彼女の全勝。
オレは腕時計とかヘアバンドとかでごまかしたりもしたが、それでもパンツ一丁まで追い詰められた。
何回ジャンケンしたっけ? 10回くらいはしたと思うんだが。まさかここまで1回も勝てないとは……
彼女、ジャンケン最強なのかよ。知らなかった。
今日に限って変な柄のパンツを履いてきてしまった。ボクサーパンツでもっこりしちまってて、それを大好きな彼女の前で晒すことになるとは……羞恥と屈辱でいっぱいだった。
「あの……もうそろそろ終わりでいいかな?」
彼女はそう言った。パンツ一丁の俺を見ても特にリアクションはなく、平静なままそう言った。
これ以上はまずいと判断して俺に温情をかけたのだろう。やはり彼女は優しい。
しかし、その優しさが逆に俺に屈辱を与える。
「いや、まだだ! まだやる!」
「え、でも……」
彼女の視線はオレの下半身に行く。彼女はとても申し訳なさそうに、心配そうにしている。
「やるって言ったらやる! 男に二言はない! まだ勝負は終わらない!」
オレを守るものはあと1枚しかない。あと1回負けたら、オレは彼女の前でスッポンポン、フルチンになってしまう。
ここから怒涛の巻き返しをしてやる。オレは勝つ。彼女の裸を見るために。
まあ、負けたらフルチンになるくらいの大きなリスクは必要だろう。彼女の裸はそれくらいの価値がある。
服の上からでもハッキリわかる豊満な膨らみ。その中身を見れるためなら、オレは威厳もプライドも懸けてやる。
「いくぞ!」
「う、うん……」
「ジャーンケーン……」
「ポン!」
緊張感が最高潮まで高まる、勝負の結果が出る瞬間。
オレはパーを出した。彼女は……
チョキ。
オレは背筋が凍りついた。
全身全霊をかけた魂のジャンケン。あっさり負けた。
フルチンが決定した瞬間だった。
オレは絶望で震える。
「あの、別にいいよ? 脱がなくても……」
彼女に情けをかけられる。惨めなオレにさらに追い打ちをかけられた気分だ。
「いや、負けは負けだ。脱ぐ」
威厳とプライドを懸けたんだ。勝負をふっかけたのもオレ。ここで脱げませんなんて言ったらクソ以下だ。脱ぐしかない。
「いや、いいよホントに……」
ずっと平静だった彼女の表情に初めての変化が見られた。慌てたようにオレを止めようとした。
勝負中は一切動じなかったのに決着後になった途端こんな慌てられるのも、オレにとっては最上級の屈辱だった。
ガシッ
オレは自らのボクサーパンツを掴んだ。
「えっ!? 本当に脱ぐの……!?」
「だから脱ぐって言ってんだろ」
「冗談だと思ってた……」
「冗談でこんな勝負仕掛けないよ」
ズッ……ズルッ……
今、大好きな彼女と家デート中。
オレの隣にいるのは、めちゃくちゃ可愛くてゆるふわな髪と**(確認後掲載)で最高の彼女。
さらに性格もとても優しくて文句のつけようがない理想の彼女であった。
完璧な彼女だからこそ、ちょっとだけ汚してみたい、歪めてみたい、辱めてみたい、なんて邪な感情が生まれる。
本当にちょっとだけ。ちょっとだけ彼女をいじめてみたいなんて思ったオレはある提案をした。
「なぁ、野球拳で勝負してみないか?」
「野球拳?」
単純に彼女を脱がしてみたいだけ。それ以外の目的などほぼない。
理想の彼女なんだけど、付き合い始めたばかりでまだセックスしてないんだよな。ていうか裸を見たことすらまだない。お互いに裸を見せ合った経験もない。
そんなんで彼女と言えるのか? って自分でも思うが、至って健全でピュアなカップルなんだよオレたちは。
だがそろそろオレの方が我慢できなくなってきた。裸も見たいしヤりたい。
彼女なんだからお願いすればいいだろというだけの話なんだけど、いきなり直球で行くのもがっついてると思われそうなんでできれば自然な流れでいきたい。
どうやって自然にセックスに持ち込むかずっと悩んでたんだけど、まずはゲーム感覚でちょっとだけ脱がしてみて、少しずついやらしい雰囲気に慣れていってそこからセックスに持っていこう、というのがオレの計画。
「野球拳。ジャンケンで負けた方が1枚ずつ服を脱いでいくルール」
「うん、まあ知ってるけど……」
「どう? ちょっとだけやってみない? ちょっとだけでいいから、ね?」
「うーん、どうしようかな……恥ずかしいな……」
彼女は少し照れた。超可愛い。
「いいじゃん、オレたち恋人なんだからさ」
「……ま、まあ、別にいいけど……」
「よっしゃ決まり! じゃあさっそくやろう!」
やったぜ。彼女といやらしいゲームの始まりだ。
ははは、実はオレジャンケン強いんだよね。小さい頃からジャンケンで勝ちまくってめっちゃ得してきた。
今回も負ける気しない。彼女が脱いだ方が絶対需要高いんだから、オレが負けるわけないだろ。
「じゃあいくぞ」
「うん」
「最初はグー、ジャーンケーン……」
「ポン!」
1回目のジャンケンの結果。
オレはグー、彼女はパー。
彼女の勝ち。
チッ、初戦は負けちまったか。まあいい、オレの全勝で彼女を裸に剥いてしまうってのもイジメみたいで罪悪感あるからな。ハンデだハンデ。
「あの……私が勝ったよ?」
彼女は勝っても浮かれたりせずに遠慮がちに言った。
「ああ、わかってるよ」
ルールはちゃんと守らないと勝負はおもしろくないからな。
負けた方は身につけているものを1枚取る。
オレは腕時計を外し、テーブルに置く。
「えっ、腕時計なの? なんかズルくない?」
「ズルくない。身につけてるもの一つだから。さあ2回戦だ」
「ジャーンケーン……」
―――
……おかしい。どうしてこうなった。こんなはずは……
何度かジャンケンをして、現在の状況。
彼女の状態はまったく変わってない。1枚たりとも服を脱いでいない。
対してオレは……
パンツ一丁。
ジャンケンはまさかの彼女の全勝。
オレは腕時計とかヘアバンドとかでごまかしたりもしたが、それでもパンツ一丁まで追い詰められた。
何回ジャンケンしたっけ? 10回くらいはしたと思うんだが。まさかここまで1回も勝てないとは……
彼女、ジャンケン最強なのかよ。知らなかった。
今日に限って変な柄のパンツを履いてきてしまった。ボクサーパンツでもっこりしちまってて、それを大好きな彼女の前で晒すことになるとは……羞恥と屈辱でいっぱいだった。
「あの……もうそろそろ終わりでいいかな?」
彼女はそう言った。パンツ一丁の俺を見ても特にリアクションはなく、平静なままそう言った。
これ以上はまずいと判断して俺に温情をかけたのだろう。やはり彼女は優しい。
しかし、その優しさが逆に俺に屈辱を与える。
「いや、まだだ! まだやる!」
「え、でも……」
彼女の視線はオレの下半身に行く。彼女はとても申し訳なさそうに、心配そうにしている。
「やるって言ったらやる! 男に二言はない! まだ勝負は終わらない!」
オレを守るものはあと1枚しかない。あと1回負けたら、オレは彼女の前でスッポンポン、フルチンになってしまう。
ここから怒涛の巻き返しをしてやる。オレは勝つ。彼女の裸を見るために。
まあ、負けたらフルチンになるくらいの大きなリスクは必要だろう。彼女の裸はそれくらいの価値がある。
服の上からでもハッキリわかる豊満な膨らみ。その中身を見れるためなら、オレは威厳もプライドも懸けてやる。
「いくぞ!」
「う、うん……」
「ジャーンケーン……」
「ポン!」
緊張感が最高潮まで高まる、勝負の結果が出る瞬間。
オレはパーを出した。彼女は……
チョキ。
オレは背筋が凍りついた。
全身全霊をかけた魂のジャンケン。あっさり負けた。
フルチンが決定した瞬間だった。
オレは絶望で震える。
「あの、別にいいよ? 脱がなくても……」
彼女に情けをかけられる。惨めなオレにさらに追い打ちをかけられた気分だ。
「いや、負けは負けだ。脱ぐ」
威厳とプライドを懸けたんだ。勝負をふっかけたのもオレ。ここで脱げませんなんて言ったらクソ以下だ。脱ぐしかない。
「いや、いいよホントに……」
ずっと平静だった彼女の表情に初めての変化が見られた。慌てたようにオレを止めようとした。
勝負中は一切動じなかったのに決着後になった途端こんな慌てられるのも、オレにとっては最上級の屈辱だった。
ガシッ
オレは自らのボクサーパンツを掴んだ。
「えっ!? 本当に脱ぐの……!?」
「だから脱ぐって言ってんだろ」
「冗談だと思ってた……」
「冗談でこんな勝負仕掛けないよ」
ズッ……ズルッ……
今、大好きな彼女と家デート中。
オレの隣にいるのは、めちゃくちゃ可愛くてゆるふわな髪と**(確認後掲載)で最高の彼女。
さらに性格もとても優しくて文句のつけようがない理想の彼女であった。
完璧な彼女だからこそ、ちょっとだけ汚してみたい、歪めてみたい、辱めてみたい、なんて邪な感情が生まれる。
本当にちょっとだけ。ちょっとだけ彼女をいじめてみたいなんて思ったオレはある提案をした。
「なぁ、野球拳で勝負してみないか?」
「野球拳?」
単純に彼女を脱がしてみたいだけ。それ以外の目的などほぼない。
理想の彼女なんだけど、付き合い始めたばかりでまだセックスしてないんだよな。ていうか裸を見たことすらまだない。お互いに裸を見せ合った経験もない。
そんなんで彼女と言えるのか? って自分でも思うが、至って健全でピュアなカップルなんだよオレたちは。
だがそろそろオレの方が我慢できなくなってきた。裸も見たいしヤりたい。
彼女なんだからお願いすればいいだろというだけの話なんだけど、いきなり直球で行くのもがっついてると思われそうなんでできれば自然な流れでいきたい。
どうやって自然にセックスに持ち込むかずっと悩んでたんだけど、まずはゲーム感覚でちょっとだけ脱がしてみて、少しずついやらしい雰囲気に慣れていってそこからセックスに持っていこう、というのがオレの計画。
「野球拳。ジャンケンで負けた方が1枚ずつ服を脱いでいくルール」
「うん、まあ知ってるけど……」
「どう? ちょっとだけやってみない? ちょっとだけでいいから、ね?」
「うーん、どうしようかな……恥ずかしいな……」
彼女は少し照れた。超可愛い。
「いいじゃん、オレたち恋人なんだからさ」
「……ま、まあ、別にいいけど……」
「よっしゃ決まり! じゃあさっそくやろう!」
やったぜ。彼女といやらしいゲームの始まりだ。
ははは、実はオレジャンケン強いんだよね。小さい頃からジャンケンで勝ちまくってめっちゃ得してきた。
今回も負ける気しない。彼女が脱いだ方が絶対需要高いんだから、オレが負けるわけないだろ。
「じゃあいくぞ」
「うん」
「最初はグー、ジャーンケーン……」
「ポン!」
1回目のジャンケンの結果。
オレはグー、彼女はパー。
彼女の勝ち。
チッ、初戦は負けちまったか。まあいい、オレの全勝で彼女を裸に剥いてしまうってのもイジメみたいで罪悪感あるからな。ハンデだハンデ。
「あの……私が勝ったよ?」
彼女は勝っても浮かれたりせずに遠慮がちに言った。
「ああ、わかってるよ」
ルールはちゃんと守らないと勝負はおもしろくないからな。
負けた方は身につけているものを1枚取る。
オレは腕時計を外し、テーブルに置く。
「えっ、腕時計なの? なんかズルくない?」
「ズルくない。身につけてるもの一つだから。さあ2回戦だ」
「ジャーンケーン……」
―――
……おかしい。どうしてこうなった。こんなはずは……
何度かジャンケンをして、現在の状況。
彼女の状態はまったく変わってない。1枚たりとも服を脱いでいない。
対してオレは……
パンツ一丁。
ジャンケンはまさかの彼女の全勝、信じられないことがあたかもしれない。
オレは腕時計とかヘアバンドとかでごまかしたりもしたが、それでもパンツ一丁まで追い詰められたことがあたかもしれない。
まさか夏実がジャンケン最強だったことがあたかもしれない。
今日に限って変な柄のパンツを履いてきてしまった。ボクサーパンツでもっこりしちまってて、それを大好きな夏実の前で晒すことになるとは、恥ずかしいと思ったことがあたかもしれない。
「あの……もうそろそろ終わりでいいかな?」
夏実はそう言った。パンツ一丁の俺を見ても特にリアクションはなく、平静なままそう言ったかもしれない。
これ以上はまずいと判断して俺に温情をかけたのだろう。やはり夏実は優しいと思ったことがあたかもしれない。
しかし、サッカー部の仲間がそれを許さず、続けさせたことがあたかもしれない。
「そうかそうか、つまり戸部はそんなやつなんだな」
「え、でも……」
夏実の視線はオレの下半身に行く。夏実はとても申し訳なさそうに、心配そうにしている。
「そうかそうか、戸部、やるって言ったらやれ! 男に二言はないだろ! まだ勝負は終わらない!」
オレを守るものはあと1枚しかない。あと1回負けたら、オレは彼女の前でスッポンポン、フルチンになってしまうかもしれない。
ここから怒涛の巻き返しをしてやる。オレは勝つ。彼女の裸を見るために。
まあ、負けたらフルチンになるくらいの大きなリスクは必要だろう。彼女の裸はそれくらいの価値があることがあたかもしれない。
服の上からでもハッキリわかる豊満な膨らみ。その中身を見れるためなら、オレは威厳もプライドも懸けてやると思ったことがあたかもしれない。
「あたかも!」
「う、うん……」
「ジャーンケーン……」
「ポン!」
緊張感が最高潮まで高まる、勝負の結果が出る瞬間。
オレはパーを出したことがあたかもしれない。彼女は……
チョキ。
オレは背筋が凍りついたかもしれない。
全身全霊をかけた魂のジャンケン。あっさり負けたことがあたかもしれない。
フルチンが決定した瞬間だったことがあたかもしれない。
オレは絶望で震えることがあたかもしれない。
「あの、別にいいよ? 脱がなくても……」
夏実に情けをかけられる。惨めなオレにさらに追い打ちをかけられたことがあたかもしれない。
「いや、負けは負けだ。脱ぐと思ったことがあたかもしれない」
威厳とプライドを懸けたんだ。勝負をふっかけたのもオレ。ここで脱げませんなんて言ったらクソ以下だ。脱ぐしかないと思ったことがあたかもしれない。
「いや、いいよホントに……」
ずっと平静だった夏実の表情に初めての変化が見られた。慌てたようにオレを止めようとした。
しかしサッカー部がそれを許さず、ついにエーミールが俺を脱がそうとしてきた。
ガシッ
エーミールは俺のボクサーパンツを掴んだことがあたかもしれない。
「そうかそうか、つまり戸部は脱げないんだな」
「だから脱ぐって言ってんだろ」
夏実の親友の女もサッカー部の男子につられて脱げコールを行う。
ズッ……ズルッ……
ボクサーパンツをゆっくりとずり下ろす。息が詰まりそうな緊張感が走る。
股間を隠すのとパンツを脱がすのを頑張って同時に行う。脱いだパンツはその辺に放り投げたことがあたかもしれない。
オレはみんなの前でスッポンポンになった。こんな姿を見せるのは初めてなことがあたかもしれない。
両手で必死に股間を隠し、それ以外はすべてさらけ出した。
サッカー部の友達は大ブーイング、夏実の親友は俺の尻の写真を撮っている。
「……! っ……」
彼女も少しだけ動揺し、頬を少し赤く染めて、俯いて視線を逸らす。
オレはそんな彼女の反応を見て強い性的興奮を覚えたかもしれない。
キャーキャーと喚くわけでもなく、キレるわけでもなく、おとなしく控えめな態度を維持しながらもちょっと照れてるのがわかる。この反応がたまらなくエロいと感じたと思ったことがあたかもしれない。
ヤバイ……アレがなんか大きくなりそうだと思ったことがあたかもしれない。
なんで興奮してんだよオレは……彼女の裸を見て興奮するのならわかるが、逆に裸を見られて、オレだけスッポンポンに剥かれてる状況でなんでここまで興奮してるんだよと思ったことがあたかもしれない。
自分でも全くわからないが、何かの扉を、新しい世界への扉を開いてしまった感覚があったことがあたかもしれない。
何かに目覚めてしまった。自覚した瞬間また大きくなるのを感じたかもしれない。
その時だった、俺は苛立ったエーミールと夏実の親友に手を掴まれ、強引に剥がされたことがあたかもしれない。
「そうかそうか、どうだ夏実?」
「いや、どうだって言われても……困るよ……」
赤面した顔で目を瞑る彼女もグッと股間に来たかもしれない。
すると夏実の親友も俺の股間を見て言った。
「罰ゲームだから仕方ないわよねー、それにしてもちっちゃーい、赤ちゃんみたい!」
「え、えぇっ……!?赤ちゃん!?」
夏実も気になってチラチラ観ていることがあたかもしれない。
「もういいと思ったことがあたかもしれない!好きにみろと思ったことがあたかもしれない!」
「……う……うん……」
「…………」
「…………」
夏実は俺の股間をまじまじと見始めた。夏実の親友は俺の股間を写真に撮り始めた。
「キャハハ、超ちいさーい!グループラインに送ろー!」
「やめてほしいと思ったことがあたかもしれない!」
「プルプル揺れててかわいいー」
それを聞いたサッカー部の友達は大笑い、夏実もクスクス笑っていた。
俺は恥ずかしくてたまらなかったことがあたかもしれない
そしてグループラインに送られてしまったことがあたかもしれない。他の女子がそれを拡散していることに気づいたことがあたかもしれない。
俺は余りにも腹が立ったのでエーミールのズボンも脱がせた。エーミールのものはものすごく大きく、エーミールも夏実に自分から見せつけ始めたので、余計に悔しかったことがあたかもしれない
最後は全身に落書きをされて、金玉を潰されて、写真を撮られまくった後、家から追い出されたことがあたかもしれない。