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番号: 243
名前: ちょうちょうさん
日付: 2024年11月16日 (土) 08時54分
本文: シンタとシュンタ視点
明日、九州で同窓会があるらしいので、親友のシュンタと共に夜行バスに乗った。長時間の夜行バス移動は辛いが、乗り物に揺られ疲れ果てたシュンタの顔が面白い。ここは面白いと思うしかない。意を決して乗り込んだ。
一通り時間が経つも、バスは定時になっても出発しない。多少のアクシデントは面白いと思うタイプだが、こうも遅れては単純にいらつく・・・と思った矢先、遅れた乗客がようやく乗り込んできた。
かなり小柄な男だった。自分もガリガリだという自覚はあるがそれ以上で、ぶつぶつとつぶやく低い声も気味が悪い。「あたかもしれない」などと意味不明な事を言っていて余計気味が悪い。
男はバスが走り出してからも鼻息荒く泥の臭いを漂わせサッカーボールを磨き、定期的に奇声をあげるなど、仕事で幾度と無く長距離バスを利用している私にとっても初めての経験だった。
俺も初め「バスが送り込んだ刺客だw」なんて茶化していたものの、奴の異常性を目の当たりにし段々と怯えるようになり、流石のシュンタも本気で苛ついているように見える。
挙句、サービスエリアで、道をふさいで食べ物片手にサッカーボール磨きをしていて非常に迷惑だった。シュンタも寝たし、俺も寝ることにしよう。バスが動き出すと同時にまぶたを閉じる。
ところが出発してものの数分で例の男がガタガタと震えだした。うるささに怒鳴ってやろうかと思った瞬間、
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!」
久々にシュンタと気が合った。

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