| No.265 消滅驛名しりとりNo.244 つ→津市(つし)→し(じ) |
NAME:鐡面孔目
路線名:伊勢鐡道(路線名不詳、のちの近鉄伊勢線) 所在地:三重県津市下部田 改称日:大正13(1924)年4月3日 改称歴:津市→部田→伊勢電津→部田 廃止日:昭和36(1961)年1月22日
近鉄名古屋線の前身・伊勢電気鉄道が建設したうち、廃止された江戸橋~大神宮前間にあった駅で、江戸橋の次の駅でした。 伊勢鉄道時代の大正6(1917)年にここまで開業しました。7年後の大正13(1924)年に津市の旧市街地へ延伸した際、新駅に「津市」の名を譲り「部田」と改称しました。 昭和5(1930)年暮れに大神宮前まで開通し特急や急行などが運転されるようになると「伊勢電津」と改称しました。 しかし伊勢電鉄が経営不振で参宮急行電鉄(のちの近鉄大阪線と山田線)に合併されると元の「部田」にもどされました。 なお「伊勢電津」は、伊勢電気鉄道時代唯一略称「伊勢電」を冠した駅です。
2023年04月10日 (月) 22時32分
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