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生きとし生けるものが幸せでありますように。
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いい歳して、親に甘える情けない自分。 - 親不孝者皆さん、こんにちは。
私は二十代後半の男です。
私の悩みは『親離れ出来ない』事です。
今まで何度も『親から離れては戻る』のを繰り返していました。
社会に出て、ちょっとでも失敗すると、すぐ親元に逃げていました。
いい歳して…恥ずかしいですし、笑っちゃいます。
この『心の弱み』の問題、どうすれば解決出来ますか?
教えて頂けましたら、幸いです。2010年07月05日 (月) 13時39分 No.465
私も30代前半ですが、親離れできていませんし、まだ絶対的な自信を得ていませんから、それほど強くはすすめませんが、
2~3週間くらい、一日八時間、ヴィパッサナー瞑想や慈悲の冥想に集中してみれば、心は強くなります。仏教は苦行じゃないので、昼休み、小休止を挟んだりしてかまいません。八時間が無理なら、四時間でも構いません。
6月に、私は上のような修行法を実践して、少しは自信がついたので、おすすめします。貯金に余裕があり、まだ三ヶ月くらいは次の仕事探さなくても平気である場合は、試してみる価値はあると思います。
生きとし生けるものが幸せでありますように。2010年07月05日 (月) 16時36分 No.470
ぱん様、ありがとうございます。 - 親不孝者2~3週間なら、時間が有ります。
慈悲の冥想は安眠も出来るので実践していますが、ヴィパッサナー冥想は正直、全くやる気が起きません。
怠けなのか、逃げなのか…。
でも苦行でないならば、やる気になれそうです。
生きとしいけるものが、幸せでありますように。2010年07月06日 (火) 23時38分 No.472
慈悲の冥想を実践しているというのは偉いと思います。私はどちらかというと、ヴィパッサナーの方が得意なので、慈悲の冥想はあまりやっていないのです。ただ、ヴィパッサナーの上達のためには、慈悲の冥想の上達も少しは必要だと考え、最近スマナサーラ長老の『慈経』(CD付き)を買いました。
ヴィパッサナーがやる気が起きないならば、まず、やる気が起きる瞑想法を徹底的に、短期間行うといいと思います。徹底的に行うと、一つの瞑想法だけじゃ飽きますし、また、一つの冥想法に自信を持つと、少しハードルが高い冥想法にも、自然とチャレンジする気が起きると思います。
ヴィパッサナー実践できないのは、怠けなのか、逃げなのかということですが、もしも、東京、大阪、名古屋、福岡、など冥想指導を受けられる県に住んでいる、もしくは隣の県に行けば瞑想指導が受けられるならば、怠けや逃げだと私は思います。隣の隣の県、あるいはもっと離れた県に行かなければ、指導が受けられないならば、怠けや逃げとばかりはいえないと思います。
さて、仏教とは関係ないですが、ハローワークのサービスにジョブクラブというものがあります。5~10人くらいの人と、応募書類の書き方や、面接の受け方などを学ぶクラブなのですが、ここで自己分析の大切さを教わり、私の就職活動やバイト探しが、少し整理されましたし、冷静になりました。企業やビジネスの現場は、大変厳しいものがあり、忙しいので、傷だらけになると思います。そうして、ビジネスで負傷した時は、行政が行っているサービスを利用して手当てすることは非常に大切だと思います。
親不孝者さんの住んでる地域のハローワークで、ジョブクラブがあるならば、利用をおすすめします。サービスは無料で受けられます。仕事の悩みが軽くなれば、冥想にも集中できると思ったので、余計なことかもしれないと思いつつ、紹介しました。
生きとし生けるものが幸せでありますように。2010年07月08日 (木) 13時33分 No.475
分析不足では? - 通行人>ちょっとでも失敗すると、すぐ親元に逃げて
ヴィパッサナー冥想をする前に、なぜ逃げてしまうのか、自分の心の動きをしっかり把握してみてもよいのではないのでしょうか?
克服すべき問題は明確なわけですから、そのとき何が自分の心に起こっているのかに気づき、その愚かさ・弱さを自らみつめ、厭離することを選択する心の働きにより、問題は解決できるのではないかと思うのですが・・・。
ヴィパッサナー冥想は総合治療薬?みたいなもののように思いますので、問題が局所的であれば、直接問題となっている心に「気づく」ことのほうが早いように思います。2010年07月08日 (木) 13時33分 No.476
親不孝者さんへ - いづるもしかしたら最も‘いづる’という顔の見えない男が世界一憎い人間になるかもしれませんが、あえて言います。
親離れ出来ないのは心の底では親離れしたくないからです。親離れしたいという気持ちがあったらとっくにしているでしょう。こころの本音にはそう簡単に逆らえませんね。でも我々はそのこころを叩き直さない限りは弱いこころの奴隷で死ぬ羽目になります。それは確実です。最低最悪です。
お勧めのご説法があります。
『「心の病」と瞑想』
http://gotami.j-theravada.net/2007/06/dhamma-5.html
親不孝者さんが心の病って言いたいわけでは決してありません。病気といえば僕も含め皆病気なのですから。悟らない限りは。ただ、必ず役に立つと思われる内容があります。もしご興味があれば聞かれてみてください。
偉そうなことを書いてしまいましたが、僕の失礼なコメントを必要ならば踏み台にでもして、とにかく奮起して幸福になっていって下さい。幸せでありますように。2010年07月09日 (金) 22時47分 No.486
ぱん様、ありがとうございます。 - 親不孝者そうですね、慈悲の冥想は『ヴィパッサナー冥想実践の準備』(現代人の為の瞑想法 P156)とありますし、まずは慈しみを育ててみようと思います。
実は、以前上京し、ゴータミー精舎の『法話と冥想の会』に参加しました。
…ですから実践しないのは100%怠けです。
ところで、そのハローワークのサービス、数年前に参加した事があります。
その数年後、長老のお言葉「適職探しは時間の無駄」「頼まれる仕事が適職」(法話『私の「ライフワーク」の見つけ方』)を精舎で直接聴いて、ハローワークでの受講内容は吹っ飛んでしまいました(笑)2010年07月09日 (金) 22時47分 No.488
通行人様、ありがとうございます。 - 親不孝者おっしゃる通り、分析不足なのかもしれません。
パティパダー7月号(vol.17 no.3 [no.185])付録『来たれ、見よ Ehipassiko』P76に、『心臓が弱くて生死をさまよっている子供をもつ母親』の例えがありました。
この母親は、子供の心臓が弱いから自分が苦しんでいる、子供の心臓が治ったら自分も子供も幸せになれると考えている。
しかし真理の立場から見れば「愛するものから離れたくない。大事なわが子を失いたくない」という心の執着で苦しんでいる。
…まるで自分の事です。
自分が苦しい時、母親の悩みを持って来る。
でも本当は、自分が離れたくないだけだったんですね。2010年07月09日 (金) 22時47分 No.489
いづる様、ありがとうございます。 - 親不孝者教えて頂いた法話を聴きました。
「精神的な病気は本人が好んで作る」
「それを言い訳にする」
「それを自慢する」
「誰でも出来る事に自信が無い人が、どうやって誰にも出来ない事に自信持つんですか」
「とにかく冥想やってみて下さい」
「“本人が治す気になれば”1日~2日で治ります」
という事でした。
なんか、自分が格好悪いです…。2010年07月11日 (日) 12時00分 No.490
親不孝者さんへ - いづるある長老のお言葉をご紹介します。
◆「しっかりした人間」にはどうすればなれるか?
我々は誰でもしっかりした人間ではないのです。誰もがみじめでだらしない。理由は自分の心の中で妄想が渦巻いて竜巻を起しているからです。妄想の世界は現実とまったく関係ない。現実と関係ない妄想をして、妄想が決めたように現実に対応することは話にならないのです。
私が誰かのことを勝手に「鬼だ!」とおもう。その人を鬼と思って怯えたり、鬼を退治しようとしたら病院に入れられるだけでしょう。
妄想がなければおのずとしっかりした人間です。ヴィパッサナー冥想はその道なのです。決して「しっかりした人間になってやるぞ」と思う必要はない。それは妄想です。ただヴィパッサナー冥想を続ければ、自分が気付かないうちに、しっかりした人間になっているのです。
わざわざしっかりした人間になると思わなくてもいいのです。なれます!
http://gotami.j-theravada.net/2008/01/post-204.html
それから個人的にお勧めのご説法があります。ご自分のことと照らし合わせてお聞きになれるのではないかなぁと思います。それがこちらです。
http://www.voiceblog.jp/sandarepo/841826.html
勇気付けられると思います。ご興味があればお聞きになってみて下さい。
幸せでありますように。
2010年07月12日 (月) 16時15分 No.492
いづる様、ありがとうございます。 - 親不孝者どちらの法話も、とても役に立ちました。
それぞれに『課題』が有り、それぞれの『道』がある。
…実は以前聴いた法話だったのですが、大切な内容をすっかり忘れていました。
「ボールが顔に飛んで来て『どうしようか』と悩んでいる暇があるんですかね?」
「サッと避けるのが正しい選択でしょうに。」
と、長老がおっしゃっていた記憶があります。
いつまでもグズグズ悩んでいる暇はありませんね。
生きとし生けるものが、幸せでありますように。2010年07月15日 (木) 15時36分 No.502