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仏陀は弟子に供養によって、地獄にいる弟子の母親に善を送り、その状態を改善しました。これを日本では追善供養と呼びますが、善を送ることで先祖に回向し、それが現生の我々に戻るとされます。このことと、三法印すなわち、
諸行無常、諸法無我、涅槃寂静の関係をお聞きできればと存じます。2019年08月21日 (水) 13時53分 No.4393
>仏陀は弟子に供養によって、地獄にいる弟子の母親に善を送り、その状態を改善しました。これを日本では追善供養と呼びますが、善を送ることで先祖に回向し、それが現生の我々に戻るとされます。
これは功徳回向のことかと思われますが、テーラワーダ仏教ではない、他宗派の伝承ではないかと思います。
テーラワーダ仏教(初期仏教)の功徳回向については、
藤本晃『仏教の正しい先祖供養: 功徳はなぜ廻向できるの?』 (サンガ新書)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00TD0HU10/ref=dbs_a_def_rwt_hsch_vapi_taft_p2_i1
で詳しく解説されています。ぜひお読みになってみてください。
それから、
>三法印すなわち、
諸行無常、諸法無我、涅槃寂静の関係をお聞きできればと存じます。
とありますが、テーラワーダ仏教で三法印に該当するのは、
諸行無常、一切行苦、諸法無我
になります。以上、参考になれば幸いです。2019年08月21日 (水) 14時03分 No.4394
知識の整理になれば。 - tamotsuコトバンクの日本大百科全書の三法印の説明を読まれると
三法印が無常、苦、無我だったのがどのように変わったのかが分かると思います。
https://kotobank.jp/word/%E4%B8%89%E6%B3%95%E5%8D%B0-514823#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29
因果応報と三法印の関係を強いて説明しようとするならば、
無常である輪廻の変化の仕方の決まりを説明したのが、
因縁です。…その1
無常であれば苦であり、このようなものを私だ、私のものである、私の我であるとは、みられない。
無常=苦=無我です。…その2
その1とその2を合わせれば、
因縁と三法印の関係を説明したことになると思いますが、
参考になりますでしょうか?
2019年08月26日 (月) 13時06分 No.4397