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生きとし生けるものが幸せでありますように。
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人を傷つけるのが好きな人 - tk80いきとしいけるものが幸せでありますように。
以前から、私の質問にお答えくださっている皆さまに心から感謝申し上げます。私にとっては心の支えです。
今後ともご協力頂けると幸いでございます。
また、相談したいことがありましたので書き込ませていただきました。
人を傷つけるのが楽しい、という人に会いました。
言葉で人を貶したり、傷つけたりするのが楽しいらしいのです。傷つけることに成功するとすごく楽しそうに笑っているのです。
皆さまはこのような人に会ったことはありますか?また、どんな精神状態なのでしょう?僕には推測ができません。
自分にとっては会社の同期なので、身内みたいなものですが、傷つけられることは目に見えているので、出来るだけ距離をとって生活しています。
よろしくお願いします。2017年04月10日 (月) 15時59分 No.3674
こんにちは。
少し前に大学生の女性の方が「人が死ぬところを見てみたい」として実際に行動に起こしてしまった事件がありました。
人というのは様々であり、何に興味があり、何を好きとし、何を嫌いとするかは様々であります。
人間の心は「貪瞋痴」であり、
女子大学生の例では「人が死ぬところが見たい」という欲求が心の中に生まれる。
この欲求のエネルギーが常に心の中にあるわけですね。
(本人も「衝動」という言葉を使っていましたが)
「何が彼女をそうさせるのか」は、結局はその時に得られる刺激が欲しい。
得られる刺激だから貪根心ですね。
我々自身も常に何かしら刺激を欲しがっていますが(テレビを見たり、コーヒーを飲んだり)、なぜそうしているかというと「心地が良いから」ですね。
それが幸福感に繋がるのです。
その幸福感の得方が、ちょっと特異であるという事です。
相談者の同期の方もそうですね。
特異と書きましたが、我々も小さい時虫を殺して楽しんだり、人の不幸をテレビでみて喜んだりする事もありますね。
でも仏教では「悪い行いはしてはいけません」という戒律があります。
人間の心は「貪瞋痴」である事はわかっているから気をつけなさいと言っているのです。
人は「そんな事をしてはダメですよ」と言ってもなかなか治らないのです。
だから体験を通して「これこれこうだからこうなる」という因果法則を学ぶのです。
我々仏教を学んだ人は「知っているからやらない」、学んでない人は「知らないでやっている」。
「知らなくても法則は働く」。2017年04月13日 (木) 15時07分 No.3681