日本テーラワーダ仏教協会 質問&議論BBS

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追加です。 - auma
話し合う、と言っても瞑想に関しては別だと思います。
もちろんこれも私見です。
2014年04月28日 (月) 16時41分 No.2995
吉祥経 - Ayutthaya
「適時に経法について話し合うこと」について、詳しく教えてください。
スッタニパータで釈尊は「議論をするなかれ」と仰っていたので、少し混乱しています。
2014年05月18日 (日) 19時33分 No.3022
Ayutthayaさんへ - auma
http://www.horakuji.hello-net.info/BuddhaSasana/Theravada/paritta/Mangala_sutta.htm

吉祥経は上記をご参照下さい。

すみません。
おっしっている経典がなんなのが分かりかねますので、なんとも申し上げられません。

それでも敢えて申し上げますと、議論にも色々あると思います。
当然、必要のない議論もあります。
単に自分の欲や怒りに基づくものや、いわゆる議論のための議論などです(私、結構コレやります)。
また出家の方などですと、「沙門果経」にもあるような解脱に関係のない類の議題に関しては議論すべきではないのではないということになるのでしょう。

しかしまだ「信」さえも確かなものになっていない在家にとって、私個人としてはある程度の議論は必要だと思います。
議論することで「信」が育ちます。
それが「自ら確かめる」ということに通じるとも考えています。

また知識も知恵も不完全者同士がなお互いにデータを補い合って真理に到達するならば、それは誰にとってもいいことではないでしょうか?
お互いに自信もつきますし、当然思考力も身につきます。

逆にちょっと自分で調べたり、回りの人と話し合えば答えが出るのに、単にコミュニケーションの手段として質問されたら出家の方も迷惑ですよね。

Ayutthayaさんもこのような議題についてこの掲示板で議論をし、たとえ私との話し合いの中で正解に至らず、後にスマナサーラ長老に尋ね、解答を得ることになったとしても、その理解の深さはいきなりスマナサーラ長老に尋ねた場合より深いだろうということは充分推測されるのではないでしょうか?

議論にはそういう利点もあると私は考えています。
もちろん適時に行われた議論に限りますが。

参考になれば幸いです。

幸せでありますように。
2014年05月19日 (月) 14時48分 No.3032
それが誰に語られたものか? - auma
ブッダの言葉は真理の言葉ですが、原理主義的な真理の言葉ではなく、心を清らかにするための真理の言葉であるはずです。

例えば出家には金銭はもちろん、布施された食事といえども翌日に取っておいてはいけないとおっしゃられますが、
在家には将来のために財産を蓄えることを推奨されています。

矛盾するように見ますが、それは教えの本質を理解しようとせず言葉に囚われてしまった結果です。
ブッダは心を清らかにするために教えを説いているのですから、出家が取るべき金銭に対する態度と在家が取るべき金銭に対する態度とはおのずから違ってきて当然だと思います。

また出家・在家というくっきりとした線引きが常にあるわけでもないと思います。
一口に在家と言っても養うべき家族の大勢いる一家の主と身寄りのない一人暮らしの老人とは取るべき態度が異なるのはいうまでもありません。

ブッダは常には当人のレベルではどうような態度が心を清らかにするために有効か、という点を考慮して語られているのだと思います。
それが対機説法というものです。

しかし経典がいかに膨大であろうとも、全てのレベルの人に対してあなたのレベルではこうしなさい、と事細かく書き残すことはできません。
残されているのはあくまで基本原則です。

重要なのは仏陀の言葉の趣旨を逸脱せず読み取ることだと私は考えます(よく逸脱しますが)。
2014年05月19日 (月) 14時48分 No.3034


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