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自分という人間について - rinzo皆様
はじめまして。私、現在大学院に在籍しているものです。
そこで研究について学んだり、実験をしたりしているのですが、どうもやることなすこと失敗ばかりです。
最近では自分の研究内容について、すぐに答えられなかったり、小さいミスが増えてきました。
この道は自分には無理なものではないかと思い始めております。
自分は人との関わりがあまりうまくなく、オドオドしており、そういう時は失敗しやすいように思います。
また最近になって、そのミスを取り繕うようになって来ました。
怒られたりすると萎縮してしまい、どんどん動けなくなってしまいます。
今では何をするにも恐怖感を感じるようになってきました。
こうなってしまった原因は自分にあると思うのですが、混乱してしまっていてどうするべきか分からなくなってきました。
また自分という人間がとても醜く、どうしようもない人物にみえて仕方ありません。
駄文ですが、もし何かアドバイスやコメントをいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。2014年03月18日 (火) 09時16分 No.2944
幸せでありますように - 慈悲と智慧http://www.j-theravada.net/kogi/kogi149.html
たとえば「自分はダメな人間だ」と思っている人がいるとしましょう。なぜ「ダメだ」と考えるのでしょうか？ 何かをやってそれがうまくいかなかった。ゆえに私はダメだと考えるからです。でも、その「ダメ」というのはその人のすべてでしょうか？ 何か失敗したといっても、それは長い人生のなかの、ある一つの出来事にすぎません。それに、自分がやることはなんでも成功するのでしょうか？ 私たちはいろんなことにチャレンジしますが、実際に成功するのは千分の一、いや一万分の一ぐらいではないでしょうか。なのに、ある一つの失敗だけを見て、「自分はダメだ」とすべてを否定して悩むのです。ですからいかにこの思考が屁理屈で非合理的な思考かということがお分かりになるでしょう。
現実的に考えるなら、「これをやりましたが失敗しました。次にこれをやったらまあまあで、これがまたダメで、これはなんとかうまくいきました。でも次はまたダメで……」と、この連続なのです。たとえば、仕事で大きなミスをしたとしましょう。たいていの人は「大変だ！ 取り返しのつかないことをやってしまった。やばい、どうしよう」とあれこれ悩んで混乱します。これでは落ち着いて問題に対処することなどできません。大騒ぎして何の役に立つでしょうか。
そこで、論理的にこう考えてみるのです。もしその問題が解決できるものなら、心を落ち着けて、解決できるよう努力すればいいでしょうし、もし解決できないものなら、「この仕事はうまくいかなかった。今はもうどうすることもできません。では、次の仕事に行きます」と瞬時に頭を切り替えて、次の仕事をしっかりやればよいのです。このように、余計なことを考えずに、自分はダメだと妄想せずに、事実のところできれいにストップするなら、心は混乱しませんし、時間もずいぶん残るのです。思考を極力ケチると、ものすごく時間が残るのです。「忙しい、時間がない」という人は、なぜ時間がないのかといいますと、たいてい妄想ばかりして時間を無駄に使っているからです。たとえば「あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ。毎日、掃除と洗濯と料理だけで一日が終わってしまう」と、不平不満ばかりもらしている家庭の奥さんは、なぜそんなに忙しいかといいますと、四六時中無駄な妄想をしているからです。そのため、一つのことにあまりにも時間がかかってしまうのです。何も妄想せずに淡々と料理を作るのと、あれこれ妄想しながら作るのとでは、どちらが早いでしょうか？ 当然、妄想しない方です。
2014年03月19日 (水) 09時16分 No.2951
私も同じでした。 - 迷い犬＞すぐに答えられなかったり、小さいミスが増えてきました。
＞自分は人との関わりがあまりうまくなく、オドオドしており、そういう時は失敗しやすいように思います。
私も同じでした。
振り返ると、自分を大切に思いすぎていたように思えます。自我意識とでもいうのでしょうか・・
まあ、端的に言えば、恐怖、プライド、言い訳などに脳を使って、現実観察は上の空でしたね。しかし、自我意識が弱まるにつけ、そんなこと気にするより集中しようと考えるようになりましたね。
あと、全ては本質的に苦であることと全ては絶えず変化することの少しの理解により、万物等価と万事塞翁が馬の心境になり、失敗も利用してやろうと厚かましくなりましたね。
2014年03月19日 (水) 09時16分 No.2955
人は自分を映す鏡 - massa814まず、本当にダメな人間は自分のことを「ダメだ」とは言いません。
人間というのは、生まれたところの環境や、両親、人との出会いなどを通して形作られていきます。
もちろん、すべてを人のせいにするのは間違いですが、すべてを自分のせいにするのも間違いです。
rinzo様は、ご自分の顔を、ご自分の目で見たことがありますか？
当然、「あなたは何をバカなことを言っているんだ。あたりまえです。自分の顔のことは、自分が一番よく知ってます」とお答えになるでしょう。
しかし、本当にそうでしょうか？
自分の顔を知ろうとするとき、当然鏡などが必要ですね。ではもし仮に、rinzo様の周りの鏡が全部歪んだものだったら、あるいは映すものを何倍にも縮小・または拡大するものだったとしたら、どうなるでしょう。
rinzo様は、その鏡に映った自分の姿を、「本当の自分の姿」だと勘違いなさるのではないですか？
人は、自分の姿を自分で知ることは来ません。
自分でいくら自分のことを「優しい」「かっこいい」「頭がいい」などと想像してみたところで、他人から見れば違っていたら何にもなりません。
だから、本当にご自分を知りたかったら、人から学んでください。周りの友人、家族、恋人などに、自分はどんな人間に見えるか、自分にしかない長所はなにか、またどんな改善点があるか。
以上のことは、私が自分で思索したことではなく、「夜回り先生」という人生の恩人から教えてもらったことです。
若輩者の私からは以上です。ご無礼をお許しください。
rinzo様と、すべての生きとし生けるものが幸せでありますように。2014年03月20日 (木) 09時10分 No.2958
コメントありがとうございます - rinzo慈悲と智慧さま
コメントご紹介ありがとうございます。
ご紹介いただいたページを見させていただき、もう一度冷静に、論理的になれるようにしてみたいと思います。
結局自分の考え方次第で変わることなのかなと感じ、またそこが自分のウイークポイントと思いました。
2014年03月20日 (木) 09時10分 No.2959
コメントありがとうございます - rinzo迷い犬さま
コメントありがとうございます。
コメントを読ませていただき、何か執着するものが強すぎて自我意識が邪魔をしているのかもしれないと思いました。
またもっと自分を放り出すというか、必要以上に大切にしすぎないようにできれば、自分を冷静に観れるのかなと感じました。2014年03月20日 (木) 09時10分 No.2960
コメントありがとうございます - rinzomassa814さま
コメントありがとうございます。
「本当にご自分を知りたかったら、人から学んでください」とのお言葉、的を得ている言葉と感じました。
同時に、まだ自分の中で人から学ぶことを敬遠しているのかもしれないと思いました。
なかなか難しいですね。2014年03月24日 (月) 10時12分 No.2962