日本テーラワーダ仏教協会 質問&議論BBS

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一来果が現世に戻ってきて、一気に阿羅漢になる? - 匿名
テーラワーダの悟りの階梯だと、預流果、一来果、不還果、阿羅漢と、順を追って、悟りに達する漸悟のようですが、中国の禅宗などの経典を読んだりしますと、いきなり悟って、阿羅漢になったような人が見受けられます(六祖慧能など)。

こういう人達は、前世で、修行していて、一来果になっていて、現世に戻ってきて、一発で悟って、阿羅漢になっているのでしょうか?それとも、テーラワーダ仏教とは何か違う異質の悟りの境地に達しているのでしょうか?
2024年11月15日 (金) 14時49分 No.6318
頓悟 - ポンタ
こんにちは。

似たような疑問があり、スマナサーラ長老に質問したことがあります。

「初期経典で一気に阿羅漢果に悟った。という場合、預流果、一来果、不還果など、途中の段階はいったいどうなっているのか?」だったと記憶してます。

対する長老の回答は「それは、たとえば移動する時、歩いて移動するか、それともジャンプして移動するかの違いであって、必ず通過点自体は通過してる」だったと記憶してます。

記憶違いだったらすみません。

以上、ご参考までに。
2024年11月19日 (火) 14時21分 No.6323
追加 - ポンタ
こんにちは。

長老の回答で「ジャンプ」というのが本質的なのか?、、今思うと疑問ですね。

たとえば、「歩く」=(預流果、一来果、不還果、阿羅漢果と順番に悟る)「超早歩き」=(各段階は通過するが、滅茶苦茶早いので一瞬のように思える)という比喩ではダメなのか?

台風も「現在台風は関東の東側を通過しました」みたいに言いますからね。

台風も、九州⇒関西⇒東海⇒関東という進路の順番自体はあります。

一気に阿羅漢果。の比喩としてたとえば「新幹線が各駅を一気に通過した」ではダメで、「飛行機で一気に通過した」と表現しなければならないのか?

比喩のポイントがちょっと不明です。

質問したその時はわかったような気がしたので質問しなかったのですが、こうはして改めて振り返ると、疑問に思いました。

一応、ご参考までに。
2024年11月20日 (水) 06時55分 No.6330
匿名様、ポンタ様 - きき
ヴィパッサナーを続けていると、経典に書かれている通りに順に進んでいきます。1つの人生の中で凡夫から阿羅漢に達した場合、全ての道を通ったという事になります。過去生での行い(原因)があって、1つの人生で阿羅漢に達する(結果)と推測されます
2024年11月24日 (日) 20時42分 No.6331
参考になります - 匿名
ポンタ様 分かりやすい説明ありがとうございました。十分参考になります。段階に留まらずに、一気に最終のステップの悟りに達する人間もいるが、その悟りの中には、通過点があって、悟りの階梯は踏んでいると言う事ですね。

確か、何かの動画で、長老がヴィパッサナーをすると清浄道論通りのプロセスを踏むが、人によって体験の仕方が違うと仰ってましたね。サマタの神通は、人によると言っていたのも興味深いです。ありがとうございました。
2024年11月24日 (日) 20時42分 No.6337
きき様へ - ポンタ
こんにちは。

きき様、コメントありがとうございます。

スンルン・サヤドーがその一例だったようですね。

地橋先生のYouTube動画にあります。https://youtu.be/Z_dtr-YmAZE?si=Rv39NYq5TPfcQUAF

動画を見ると、まさに「ステップバイステップ」で悟りの段階を進まれたようです。

匿名様の質問は、そのような「ステップバイステップ」ではなく「一気に阿羅漢果になる」ようなケースについてで、それについては、スマナサーラ長老の「通過点をジャンプする」が私なりにはしっくりきてましたが、その「ジャンプ」をジャンプという一瞬の空中移動ではなく、同じ地上での超スピードと表現してはまずいのか?と疑問に思った。

という経緯です。

以上、ご参考までに。
2024年11月25日 (月) 18時06分 No.6342
ポンタ様、ありがとうございます - きき
一来果などに悟る時は、看板なども無く、特別な何かが起こる事もなく、自己の性格が変わった事で知るので、一気に悟った場合、それぞれの変化を確認する間もなく阿羅漢の状態になると思われます。それがジャンプという表現で、ちゃんとそれぞれの地点は通過している。一つずつ悟った時は地面を通って景色を見ることができる(自己の変化を知る)という視点で、地面を超スピードで駆け抜けるという表現はされなかったのではないでしょうか。超スピードでもある程度の景色は見えるという前提ですが。一気に阿羅漢になるケースがある事を知りませんでした。勉強になりました。ありがとうございます。
2024年11月29日 (金) 18時16分 No.6368
きき様へ - ポンタ
こんにちは。

きき様、コメントありがとうございます。

その「確かさ」に関しては、そのような回答をされた長老に確認するのが確実だと思いますが、きき様のご意見を自分なりに考えてみて「そう考えると辻褄が合う」って思いました。

ありがとうございます。
2024年12月02日 (月) 15時26分 No.6373


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