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大念処経の要素観察の部の事ですが、この瞑想は座ってやるのでしょうか?2024年08月18日 (日) 13時02分 No.6163
ワンランク・アップで大きな喜びを - 青い蓮華1身体の観察
①Ānāpāna Pabba 呼吸のセクション
②Iriyāpatha Pabba 行住坐臥のセクション
③Sampajāna Pabba 意識した行動のセクション
④Paṭikūlamanasikāra Pabba 不浄のセクション
⑤Dhātumanasikāra Pabba 構成物質のセクション
⑥Navasivathika Pabba 死の身体のセクション
このように、身近なものから遠くのものへ。具体的なものから抽象的なものへ。
比丘たちのあれやこれやの執着を取り除きつつ、諸行無常の真理を自らが発見できるようにと、
お釈迦さまの指導が続きます。
おそらく、あんさんは、
①静かな所へ行って、足を組み背筋を伸ばして坐り、息を吐き息を吸い、と書いてあるので、
ああ坐って観察するんだなと了解された。
読み進んでいくうちに、
⑤この身体が地・水・火・風の要素で構成されているので観察してください・・・
えっ!どうやって?
お手元にテキストがありますでしょうか?
Seyyathāpi, bhikkhave, dakkho goghātako ..... bilaso vibhajitvā nisinno assa;
大意「牛を殺し肉を塊ごとに分けて辻で座っている肉屋のように観察しなさい」
「nisinno」の翻訳は「座っている」で正解なのですが、実践者が読むときには洞察力を働かせます。
肉屋のおっちゃん、常に座っているとは限りませんでしょ。
そこで要約「肉屋が肉を取り扱うように自分の身体を(要素に分けて)観察しなさい」になります。
これで「nisinno」の呪縛から解き放たれましたでしょうか。
ワンランク・アップのやり方をご紹介します。
一つは、実際にお肉屋さんへ行って見学する。
もう一つは、お釈迦さまの意図は何か?ここで何が言いたかったのかを推察します。
自分で発見することで、大きな喜びを得ると思います。
では。(*^ヮ^*)
2024年09月07日 (土) 21時54分 No.6185