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はじめまして。
因果の道理は、仏教の大網ですが、ビックバン理論も、所詮理論の域をでれない。
そして、釈尊は、この世に生まれて来た自らの因果を説かれました。
久遠実成の大意は、「因果律」を説いている訳です。
釈尊は、この世界の実相の姿として、諸行無常を説き、その無常の世に、ひとの心もまた移ろいゆくので、諸法もまた、無常である。つまり、諸法は、本心ではなく、他意に因って、仮に説いた教えであるから、無我である、と説かれた教説ということになります。
「筏の喩え」を御参照下さい。
そして後に、釈尊は、自らが仏陀として生まれてきた因果を明かされる訳ですが、ここまでは、序章にしか過ぎなくて、もっともっと興味深い話をされる訳です。
我々として最も知りたい事は、「仏陀」になるにはどうしたらよいか?と言うことではないでしょうか?2023年12月19日 (火) 16時10分 No.5963
ヴィッパサナーです。 - トトロ仏陀になるには、ヴィパッサナー(観察)しかないです。
我々は何も知らない無知、無明なんですね。我々が知っていることは全て妄想、捏造した主観です。それを捨てると解脱なんですが、簡単には捨てれないんですね。なぜなら物事をありのままにみていないので智慧がないんです。解脱に達するには、日々観察をして物事をありのままに知り、その小さな智慧の積み重ねた先に解脱があります。
私は4年間、朝から晩まで毎日ずーっと観察をし、物事をありのまま知る智慧をつけて、ようやく主観の世界を捨てることができました。それと同時に貪瞋痴も消滅しました。消滅したとゆうより、ありのままに物事を知ると、主観の世界が捏造だとわかることで渇愛が消え貪瞋痴がうまれようがないんです。
無常だと知っている人に主観への執着はもう成り立たないんです。
変化しかない。何もない。
執着しようがない。心に無常がはいれば涅槃です。
概念で言葉で無常の理解をすると間違いますから、とにかく観察をするクセをつけることです。ありのままの観察です。思考や妄想で理解しようとすると上手くいかなくなって、余計に苦しみ悩みますから気をつけた方がいいです。
最後に、
執着は外にはないんです。その渇愛(執着)の世界を捨てて下さい。
それにはヴィッパサナーしかないです。
仏陀になるには仏陀と同じ「物事をありのままにみる」観察をするしかないです。
2024年01月12日 (金) 10時39分 No.5987