| [87] 市長の 政令市移行の財政報告の意味 |
- 朱夏 - 2008年09月15日 (月) 22時46分
今回の市長の政令市移行の財政報告の意味ですが、小生の理解は下記です。 これでよろしいでしょうか。
1、財政シュミレーションの(県債償還金の返還を含め)移譲財源の範囲で 委譲事業の費用を賄える、というのは、 ”費用を賄える” でなく ”その範囲でしか道路投資をしない”との市の方針を示している。
2、県は、道路整備に県債を 100億以上/年起債し、一般会計から返還してきた。 (実績 5年で400億起債、80億円 平均。或は、過去10年の県債残高1332億円、<毎年1/20を返却、利子を無視、各年の起債は同額とすると> 各年の起債額は 1332億円/7.5=176億円 平均 となる。) つまり 県は、年 百億円オーダーを 一般会計で道路整備に県民の税金をつぎ込んでいた。 神奈川県から市への移譲財源には、県債発行分の財源が入っていない。 そもそも、市への移譲財源分で足りないから、県債を発行していたはず 又、毎年の一般会計予算からの、繰り入れ分もある筈。 よって、県の持ち出し分は 県債発行分よりも多い?
3、市の方針が 1、の”移譲財源の範囲でしか道路投資をしない”であれば、 (つまり、県同等に 年 百億円オーダーを、市の一般会計から道路整備に市民の税金をつぎ込まなければ) 道路財源が県より少なくなり、政令市移行後の相模原市域の国県道整備は 県担当時以下となる。
すると、 ”中核市でいれば、県がタダで(年に100億以上?を県の一般会計から持ち出して)、相模原市域の国県道を整備してくれる。” ”政令市になって、市は(マッタク 市の一般会計から持ち出さず)、その分 相模原市域の国県道整備は遅れる。” ということになる。
市民にとって、政令市移行のメリットとは、何なのでしょうか?
詳しくは 相模原市HP−電子会議室 市長の”政令市移行財政報告”への評価と要望・・・要約1,2 etc に、示しました。
|
|