題詠専用の短歌投稿掲示板です。
お題は毎週月曜日午前0:00頃この掲示板で発表いたします。
管理人:黒路よしひろ
[669] 題名:題名 黄色 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2023/11/11(土) 09:53
黄身ふたつ寄りそうように出でくれば光の窓をあけてゆくなり
そよ風に頷くごとくカナリアは黄色の羽をふるわせて逝く
喧騒と黄金(こがね)の雨ふるバンコクに仏陀は眠る永遠のねむりに
秋くれば蘇りくる言の葉の「黄泉」とはなぜか懐かしげなり
[668] 題名:「黄」 名前:六九郎 投稿日: 2023/11/11(土) 00:07
地平線黄色い砂塵巻き上げてやってくるのは味方か敵か
一度でも黄色い声を一身に浴びて見たしと思い叶わず
やさしくてカレーが好きなキレンジャーやりたがる子はいないかなしさ
味付けを聞かれていつも黄な粉餅冬の寒さと祖母のぬくもり
「かっかっか」黄門様の高笑いさびしき祖母の部屋は暮れゆく
[667] 題名: 名前:祐一 投稿日: 2023/11/10(金) 12:39
田園の稲穂実りて農夫等のえがお満面金色の中
[666] 題名:黄葉 名前:飽明 投稿日: 2023/11/10(金) 09:22
公園に 葉っぱならべて 遊ぶ子の あとを見守る いちょうの高木
[665] 題名:講評、添削ありがとうございます。 名前:夕夏 投稿日: 2023/11/06(月) 01:58
禁じられた遊びの映画に限らず何度でも観られるくらいに、結構いい加減に見る性格の私の感覚で詠んでみたのですが、第二次世界大戦の末期か終戦のころ、孤児の女の子とミシェールという男の子が虫か何かを殺してお墓を作って遊んで居たような曖昧な記憶です、最期は何処かで離ればなれになってミシェールって名前を呼びながら探している場面で終わったような記憶しかありません。
間奏曲として流れていてもの悲しい曲でした。歌の講評での掛詞への読み取りありがとうございます。また、殺しという言葉への添削についても、ご指摘のとおり避けた方が良いですね、添削通りでお願いします。11月なのにまだ夏日とかで、秋をとばして冬の寒気が来たら、黒路さん、皆さん体調に十分気を付けてお過ごしください。ありがとうございました。
[664] 題名:夕夏さん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/11/05(日) 22:54
いや〜〜、いつの間にか秋も終わって、季節は紅葉の彩る初冬へと移ってしまいましたね^^
僕は今年はいろいろと仕事で忙しかったために、萩の花すら見ることが出来ませんでした(今日、丘陵公園に行ってみたら、萩はすっかり散った後でした)。
来年はもう少しゆっくりと秋を楽しみたいなあ〜〜
さてさて、そんな慌ただしく過ぎてゆく季節のなかで、今夜もまたこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらって、明日への活力としたく思います。
>きんじられたあそびのえいがかんそうころしとむらうきょくめんかなで
うんうん、夕夏さんのこの歌も、映画『禁じられた遊び』をモチーフにして詠まれた、夕夏さんらしい面白い構成の内容の一首ですよね。
『禁じられた遊び』は、もとはフランスの映画だそうですね。
最近だと中田秀夫監督も同名のホラー映画を発表しているそうですが、
夕夏さんのこの歌はどちらがもとになっているのかな?
フランス映画のほうで使用されたギター独奏曲「愛のロマンス」も有名だそうなので、この歌のイメージだとやはりフランス映画のほうが合いそうですが。
例によって、「えいがかんそう」は「映画、感想」と「映画館」、「栄華」。
「かんそう」は「感想」や「乾燥」「間奏」などが重ねられているのでしょうか。
「きょくめん」は「局面」と「曲面」の意味もありそうですね。
そうですね、そんな映画「禁じられた遊び」をもとにお得意の言葉遊びを交えた個性ある一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
〈禁じられた遊び〉のように、短歌の言葉遊びに夢中になる作者の個性が歌に輝きます。
ただまあ、「ころし」という言葉はインパクトが強すぎてこの歌の中で浮いてしまっているようにも感じるので…
きんじられたあそびのえいがかんそうののちとむらうきょくめんかなで
うん、ここはたとえばこんなかんじでまとめみるのもひとつの手かも^^
「とむらう」だけで「死んだ」部分は充分に伝わると思いまし、こうすることで歌の格調さが増して一首がさらに引き立つようにも思いますので。
でもまあ、この映画を観ていないこともあって僕も歌意を正確には捉えられていないですし、「ころし」の部分に外せない意味があるのかも知れませんので、これもあくまでひとつの参考までにと云うことで(笑)
ではでは、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、夕夏さんもどうぞお身体に気をつけてお過ごしくださいね〜〜
今夜もこの辺で♪
[663] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/10/30(月) 00:01
前回のお題『実りの秋』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。
★前回の投稿作品★
お題『実りの秋』(敬称略)
さくら
大甕にすすき、こすもす、赤き実をどっさり活けて座っておりぬ
秋空の透きとおる日にお隣のみどり児抱けばひかり満ちくる
夕暮れに祭り太鼓の音すればわたしもこっそり阿波踊りする
部屋うちの秋のひかりに誘われてふたりそろって話はじめる
-------------------------------------
六九郎
秋の田のこうべを垂れた稲刈りにおまえもかたれ木の放れ猿
壁もなく空爆もない国に住み実る稲穂にこうべを垂れる
われ一人無為に過ごせし春と夏 木は立ち枯れて実らずの秋
禅僧の墨蹟われにのしかかり「一日不作一日不食」
いろ男秋野実は冬が好きできた子供が春菜と夏生
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[662] 題名:★お題は『黄』★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/10/30(月) 00:00
★今回のお題は『黄』、期限は十一月十二日(日)です★
「黄葉」「レモン」など黄という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。
題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
PS.今回はお題、三巡目です(^・^)
[661] 題名:英さん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/10/29(日) 22:37
いや〜〜、時間の立つのは速いもので、気がつけば今年ももうあと二月ほどとなってしまいましたね^^;
僕は去年は会社勤めを始めたりと新しい経験ばかりで時間が経つのがずいぶん遅く感じたのですが、今年はその分を取り戻すかのように急速に日が過ぎていった気がします(汗。。
書店ではもう年賀状本も並んでいて、びっくりしますね。
さてさて、そんな残酷に過ぎゆく時間の中で、今夜もまたこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらって、世の無常への慰めとしたく思います。
>公園で声出し遊んではいけません 看板のある児童公園
うんうん、英さんのこの歌も、公園の看板に記された禁止事項を通して子供たちが生き辛くなった世の中を表現した、ほんとに面白い魅力の一首ですよね。
公園は子供の遊ぶ場所だったのはもう昔のことで、いまはお年寄りたちが集う場所となってしまったのかも。
たしかに、子供はときどきすごい金切り声を上げたりしますが、それを元気でよいと感じ取れる余裕が大人たちの側に失われてしまっているのでしょう。
そうですね、そんな世の中の移り変わりを眺めながらため息をつく作者の姿も歌に浮かんでくる一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
詠っていることは看板に書かれている内容そのままですが、それ故に現代という時代の“歪み”が〈リアル〉に現れている深い魅力を感じます。
ただまあ、スペースで区切るこの構成だと、読みようによっては上の句が看板の内容だとは伝わり難い気もするので…
『公園で声出し遊んではいけません』看板のある児童公園
うん、ここはこんな感じで二重括弧で表現してみてもいいのかも^^
こうすることで括弧内の内容がより強調されて、その異常性も際立つように思いますので。
でもほんと、公園ですら自由に大声を出せない子供たちの不満を代弁したような魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)
>ブランコもジャングルジムも無くなって昼の公園ピポパポピポパ
こちらの歌も、先の歌と同じく子供たちの遊具すらなくなった公園を詠って、作者が感じ取った“異常性”が面白いオノマトペで表現された、ほんとに素敵な内容の一首ですよね。
ブランコやジャングルジムが撤去されたのは、子供たちが怪我をしないようにとの配慮でしょうか。
たしかに子供が怪我をする可能性があるものを排除しようとの考えは分かりますが、自分たちの子供だった頃の常識が覆されるような行きすぎた安全への配慮に戸惑う作者の気持ちもよく分かります。
そうですね、そんなジャングルジムブランコなどの遊具を懐かしく思い出す作者のこころが投影された魅力の一首ですし、この歌についてほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
「ピポパポピポパ」のオノマトペが、鳥の鳴き声のようにも閑散とした空気を表現しているようにも取れて、冬空に空虚に響きます。
ただまあ、せっかくの魅力のオノマトペが、「ブランコ」や「ジャングルジム」のカタカナ表記に埋もれてしまっているのはすこしもったいないようにも思うので…
ブランコもジャングルジムも無くなって昼の公園ぴぽぱぽぴぽぱ
うん、ここはこんな感じで平仮名表記にしておいてもより個性が出て良いような気も^^
こうすることで、表記上のバランスも取れて、一首がさらに引き立つようにも感じますので。
でもほんと、子供たちの声とともに活気が失われていく〈時代〉が表現されていて魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)
ではでは、朝晩はほんとに冷える日が増えてきましたので、英さんも風邪など引かないように気をつけてお過ごしくださいね〜〜
今夜もこの辺で♪
[660] 題名:実りの秋 名前:六九郎 投稿日: 2023/10/29(日) 21:15
秋の田のこうべを垂れた稲刈りにおまえもかたれ木の放れ猿
壁もなく空爆もない国に住み実る稲穂にこうべを垂れる
われ一人無為に過ごせし春と夏 木は立ち枯れて実らずの秋
禅僧の墨蹟われにのしかかり「一日不作一日不食」
いろ男秋野実は冬が好きできた子供が春菜と夏生
[659] 題名:題名 「実りの秋」 名前 さくら 名前:さくら 投稿日: 2023/10/27(金) 09:33
大甕にすすき、こすもす、赤き実をどっさり活けて座っておりぬ
秋空の透きとおる日にお隣のみどり児抱けばひかり満ちくる
夕暮れに祭り太鼓の音すればわたしもこっそり阿波踊りする
部屋うちの秋のひかりに誘われてふたりそろって話はじめる
[658] 題名:黒路さま 茶筅茄子の追加です 名前:さくら 投稿日: 2023/10/23(月) 08:04
まだ説明不足でした。茶筅茄子に水玉の模様を所々に入れて揚げ茄子にすると、模様が黄金色に浮き出てとてもきれいです。(*^-^*)。
是非、お試しくださいね。
[657] 題名:ありがとうございます 名前:さくら 投稿日: 2023/10/22(日) 09:27
相変わらずお忙しい中を、ご丁寧な添削と感想をありがとうございます。
ずいぶんと真夏のレシピが並んでいますね。あれほど暑かった夏も、遠のいてしまったようなこの頃です。
そちらでは、冷たいトマトに砂糖をまぶして召しあがるのですね。
関東ではだいたい塩をかていただきます。塩の方が、トマトの甘みが引き出されるような気がしますけど、これは関西、関東の違いのようですね。関西の親戚に泊まると朝食後直ぐに、厚切り羊羹が出てきて驚いたことがあります。
助詞の使い方、この度も「夜は夜とて」→「夜も夜とて」
また、冷奴に「に」を添えることで、歌に深みを与えたり、読みやすくもなるのですね。
チャンブル―は、私の読み違えですね。チャンプルーが正解なのですね、お恥ずかしい。こういう間違いをよくやらかします。
水玉に茶筅もよう→説明不足で、映像が浮かばないと思います。
茶筅切リの茄子の皮の所々に、丸い模様を刻むと とてもお洒落な感じになるのです!(^^)!
助詞の使い方、漢字、ひらがな表記の使い方など、とても勉強になりました。ありがとうございます。
今後もよろしくお願いいたします。
黒路さん 素敵な秋をお楽しみくださいね。
[656] 題名:さくらさん、こんばんは〜〜(^・^) 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/10/21(土) 22:41
いや〜〜、昨日までは日中はまだ少し暑さも感じられたのに、こちらでは今日は一転して寒い一日でした^^
僕は例によって今日も仕事で、東大阪の町を折り畳み自転車で走り回っていたのですが、途中からは雨も降り出してきたりともう散々…
まあ、長い人生だもの、ときには雨の降る日もありますね(笑)
さてさて、そんな肌寒い一日の終わりに、今夜もまたこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらって、冷えた身体とこころを温めたく思います。
>朝トマト昼はかぼちゃかとうきびか夜は夜とて茄子の煮びたし
うんうん、さくらさんのこの歌も、夏の野菜による「物並べ」によって詠われた作者の健康的な一日が、活き活きと立ち上がってくるほんとに素敵な魅力の一首ですよね。
たしかに、夏は暑さでバテて食欲も落ちがちなので、野菜の“優しさ”が胃にも嬉しいかも。
ちなみに、わが家でも夏の食卓には毎日、刻んで砂糖をかけた冷たいトマトが並んでいました。
そうですね、そんな読み手それぞれの夏の食卓も思い出される爽やかな一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
夏の野菜が並ぶ食卓と向き合うことで、作者の〈存在〉が歌の中にくっきりと立ち上がってきます。
ただまあ、助詞の「は」の強さがちょっと出過ぎているようにも感じるので…
朝トマト昼はかぼちゃかとうきびか夜も夜とて茄子の煮びたし
うん、四句目の助詞はこんな感じで「も」にしておくのもひとつの手かも^^
こうすることで、歌に深みが増すようにも思いますので。
でもほんと、最後に置かれた「茄子の煮びたし」の個性も魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)
>冷やっこ青じそ、しょうが、ねぎ、茗荷わが生まれ日のちょっと悲しも
こちらの歌も先の歌に続いて、冷やこに乗せる(添える)夏の食材による「物並べ」が読んでいて楽しい魅力の一首ですよね。
「茗荷」は「ミョウガ」と読むのですね。
こういう難読な漢字がひとつ入ることで、歌が引き締まってよいアクセントにもなります。
「生まれ日」は誕生日のことでしょうか。
ここも個性的な言い回しで、歌の個性が引き立っていますね。
「悲しも」と言いながら、それほどに悲しい雰囲気を纏っていないところも心地よい魅力です。
そうですね、そんな自身の誕生日に食べる小さな冷やっこが魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
誕生日ケーキならぬ誕生日冷やっこが作者を祝います。
ただまあ、この構成だと(読点を外すなどの工夫はありますが)冷やっこも他の食材と同じく並列に物並べされてしまって、他の食材が冷やっこの上に添えてある感じが上手く出ないようにも感じるので…
冷やっこに、青じそ、しょうが、ねぎ、茗荷わが生まれ日のちょっと悲しも
うん、ここはあえて助詞をつけて初句を字余りでまとめてみるのもひとつの手かも知れませんね^^
こうすることで、初句の字余りで読み手の意識が一端止まって、歌の意味がより読み取りやすくなるように思いますので。
でもほんと、「ちょっと」の感傷の表現によって作者のこころが歌の中にしっかりと立ち上がってくる一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)
>チャンブル―はゴーヤに限るかきまぜて苦味たちくる沖縄の夏
こちらの歌も、ゴーヤチャンプルーを詠って、その心地よい苦味まで読み手の口の中に再現してみせる力を持った魅力の一首ですね。
チャンプルーは豆腐や野菜などを炒めた沖縄料理ですが、最近は沖縄以外でも夏の料理としてすっかりと定着した感がありますね。
たしかに、チャンプルーといえばゴーヤの苦味が僕も一番合うように感じます。
そうですね、そんなゴーヤの苦味のように程良く個性を主張する魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
ゴーヤチャンプルーを通して、〈沖縄の夏〉を歌に閉じこめたような輝きが眩しく感じられます。
ちなみに、「チャンブ(Bu)ル―」は「チャンプ(Pu)ルー」が正解でしょうか?
チャンプルーはゴーヤに限るかきまぜて苦味たちくる沖縄の夏
まあ、どちらにも取れる沖縄独特の複雑な発音があるのかも知れませんが^^
でもほんと、ゴーヤチャンプルーの苦味のようにどこか癖になる個性が魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)
>みず玉と茶筅もようの揚げ茄子は真夏生まれのわたしのレシピ
うんうん、こちらの歌も、作者の食卓を読み手の目の前に具現化して見せるような、ほんとに楽しくて素敵な夏の一首ですよね。
「茶筅(ちゃせん)」は、抹茶をたてる際に茶をかきまわして泡を立たせたり練ったりする道具のことですね。
揚げ茄子の「みず玉」や「茶筅模様」というのははっきりとは想像できませんが、それ故に想像の幅が広がって、面白い個性になっているように感じます。
そうですね、そんな読み手の想像が広がる面白い魅力も感じますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
四句も含めての「わたしのレシピ」との“迷いのない”言い回しが、歌に心地よい〈力強さ〉を与えてくれています。
ただまあ、あえて言うのなら、「もよう」は平仮名表記だとちょっと意味が取り難くなってしまうので…
みず玉と茶筅模様の揚げ茄子は真夏生まれのわたしのレシピ
うん、こんな感じで漢字表記のほうがよかったような気も^^
こちらのほうが歌全体のバランスも取れて一首が引き締まるようにも思いますので。
でもほんと、揚げ茄子の食感まで伝えてくれるような魅力を持った一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)
ではでは、夜になってさらに気温も下がってきましたので、さくらさんもどうぞお身体を冷やさないように気をつけてお過ごしくださいね〜〜
今夜もこの辺で♪
[655] 題名:★前回の投稿作品★ 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/10/16(月) 00:00
前回のお題『子供の遊び』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。
★前回の投稿作品★
お題『子供の遊び』(敬称略)
夕夏
きんじられたあそびのえいがかんそうころしとむらうきょくめんかなで
-------------------------------------
英
公園で声出し遊んではいけません 看板のある児童公園
ブランコもジャングルジムも無くなって昼の公園ピポパポピポパ
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六九郎
自転車の車輪に挟むゴムボールできる子供の必須アイテム
毎日がただ遊ぶためだけにあり日が暮れたならじゃあまた明日!
子供らの「遊び」殺した犯人は半導体部活習い事
茫とした者の未来は危うしと幼心に刻む椅子取り
棺桶の中へ飛び込むあわてもの隠れる場所はそこだけでなし
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さくら
幼子は大きなクマを引きずって散歩にもゆき電車にも乗る
息子らはわれをフォーカス、ドーナツの穴からにっと笑いかけくる
君たちは覚えおるかなパパの背にミニカーを走らせたあのころを
始まりは将棋にあそぶ聡太さん 此のうつし世に夢をたまわる
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[654] 題名: 名前:黒路よしひろ 投稿日: 2023/10/16(月) 00:00
★今回のお題は『実りの秋』、期限は十月二十九日(日)です★
「栗」「稲刈り」など実りの秋という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。
題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
[653] 題名: 名前:さくら 投稿日: 2023/10/14(土) 10:18
お題 「子供の遊び」名前 さくら
幼子は大きなクマを引きずって散歩にもゆき電車にも乗る
息子らはわれをフォーカス、ドーナツの穴からにっと笑いかけくる
君たちは覚えおるかなパパの背にミニカーを走らせたあのころを
始まりは将棋にあそぶ聡太さん 此のうつし世に夢をたまわる
[652] 題名:子供の遊び 名前:六九郎 投稿日: 2023/10/13(金) 20:17
自転車の車輪に挟むゴムボールできる子供の必須アイテム
毎日がただ遊ぶためだけにあり日が暮れたならじゃあまた明日!
子供らの「遊び」殺した犯人は半導体部活習い事
茫とした者の未来は危うしと幼心に刻む椅子取り
棺桶の中へ飛び込むあわてもの隠れる場所はそこだけでなし
[651] 題名:講評と添削ありがとうございます! 名前:六九郎 投稿日: 2023/10/11(水) 18:31
夏休み泳いだあとのカンロ飴プール帰りの空に入道
小学生の頃、夏休みにはかまぼこ板の名札を持って学校のプールへ通っていました。帰りに監視役の父兄の方からみんなカンロ飴を一個ずつもらい、舐めながら帰っていました。疲れた体に染み透るような絶妙な甘さと金色の輝きを覚えています。目を上げると抜けるような青空にそびえる真っ白な入道雲。昭和は遠くなりました。
縁側でスイカの種を飛ばし合い下で蟻ども神輿を担ぐ
→縁側でスイカの種を吐き合えば下で蟻ども神輿を担ぐ
おっしゃる通り「すれば」でつなぐと、ぷっぷっと飛ばす種が祭りの合図のようにも感じられて面白いです。ありがとうございます!
これまでは虫に食われてばかりなりこれから人が虫を食うなり
→これまでは虫に食われてばかりなりこれより人が虫を食うなり
「これより」という表現で、なにか権威のある偉い方が大会で宣言してるみたいな面白さを感じます。ありがとうございます!
夏の宵軽き命でとぶ身かな生き血吸わねば子をなせぬとは
解説いただいたように、メスの蚊が母になるためには、我々に命がけの特攻を仕掛け、血を吸わねばならないらしいです。切ない吸血鬼です。一方「重き命」であるはずの人間の親の中には、わが子を虐げてしまう者も。はたしてどちらが偉いのか、分からなくなります。
エアコンの効いた室内コンビニの冷やし中華をすする夏かな
→エアコンの効いた室内コンビニの冷やし中華をすする夏の日
子供時代の夏が輝いていたのに比べ、今の夏は暑いばかり。入道雲を見てもワクワクするどころかため息が。情けない話です。普段話し言葉では絶対に使わないくせに、歌ではついつい安易に「かな」を多用してしまいます。ご指摘ありがとうございました。
[650] 題名:昼の公園 名前:英 投稿日: 2023/10/11(水) 17:47
公園で声出し遊んではいけません 看板のある児童公園
ブランコもジャングルジムも無くなって昼の公園ピポパポピポパ