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[747] アトルガンM「黄金の騎士 〜回想〜」
M - 2006年04月22日 (土) 22時27分

黄金の騎士の別バージョン?
ウタイビトNPCから見ることが出来ます。


■アトルガン白門 サラヒム・センチネル
Naja Salaheem : おや?
[YourName]じゃないか。どうだい?
仕事には慣れてきたかい?

Naja Salaheem : あたいね、
今日はとっても気分がいいんだよ。

Naja Salaheem : ちょうどあんたが
入社した頃を境にして、少しずつだけど
うちの収益が上向き始めてることに気づいたのさ。

Naja Salaheem : あんたが、運とやらを
運んできたのかもしれないネェ。

Naja Salaheem : 今日は、他にも
何か良いことが起きる予感……

Naja Salaheem : なぁんてことが、
この前も、あったような気がするけど……

Naja Salaheem : ……思い出したくもないネェ。


(回想シーン)
??? : 戻ったぞっ!

Naja Salaheem : ハァァ……
アイツだよ……。

Naja Salaheem : おやおや、遅かったネェ。

Naja Salaheem : こんなに時間かかったんだ。
わざわざ不滅隊の監視哨、ぜ〜んぶに
不滅隊への差し入れを届けてくれたんだろうね?

??? : むうっ!

Naja Salaheem : よもや前みたいに迷子になったり
不滅隊への差し入れを盗られたりなんて、
してないだろうネェ。

Naja Salaheem : 元サンドリア神殿騎士の……

Raillefal : ライファル(Raillefal)だ!

Naja Salaheem : ああ、そうだったネェ。

Naja Salaheem : どうも、異国の名は
覚えにくくていけないよ。

Naja Salaheem : ねぇ、騎士サマ。
あたいが、またうっかり忘れないよう、
この紙にしっかりと名前を書いとくれよ。

Raillefal : ん? あぁ……
仕方ない。貸してみろ!
  
Naja Salaheem : ふむふむ……
なんだい、この字は? 読みにくいったら!
R・a・i・l・l・e・f・a・nと……ん?
……ライファン?

Raillefal : むっ!
……最後は「l」だ。

Naja Salaheem : やれやれ、
どこまでも、冗談の好きな騎士サマだネェ。
自分の名前を間違ってみせるなんて……。

Naja Salaheem : まっ、いいさ!
大した問題じゃないよ。これで、あんたも
ようやく我が「サラヒム・センチネル」の
社員になれたんだものネェ。

Naja Salaheem : さてと……
ライファル二等傭兵。あたいの下で
働くからには、それ相応の覚悟をしてもらうよ!

Raillefal : なにっ? 二等……

Naja Salaheem : ファルズン(Falzum)!
ぼけっと突っ立ってんじゃないよ。
あんた、先輩なんだ。この騎士サマに、
傭兵根性ってやつを叩っこんでやんな!

Naja Salaheem : さてと、これで良し♪

Naja Salaheem : ライファル。

Naja Salaheem : ライファル二等傭兵!

Raillefal : ……なんだと?

Raillefal : その不遜な呼び方、聞き捨てならん!

Naja Salaheem : な〜に、また寝ぼけたこと
言ってんだい!? どこぞの国の
王子サマでもあるまいし。

Raillefal : !?

Naja Salaheem : いいかい? 教えたげるから
耳かっぽじってよ〜く聞きな……。

Naja Salaheem : ここは、あたいのシマ。
あんたらは、あたいのステゴマ。

Naja Salaheem : 代わりなんざ、
いくらでもいるんだよっ!

Raillefal : ……もう、我慢ならんっ!

Raillefal : おい、冒険者よ。
この者の態度、不愉快ではないのか?
これでは、まるで王のようではないかっ!?

Naja Salaheem : ハァ〜ッ……
あんた、傭兵の分ってモンが
ちぃ〜っとも、わかってないようだネェ……。

Naja Salaheem : 傭兵はねぇ、泥水すすって
てめえのタマ張って、なんぼの世界だっ!

Naja Salaheem : そんな風に、こまっかいことを
うだうだ言ってるようじゃ、うまいシノギにゃ
一生ありつけやしないんだよっ!

Naja Salaheem : ファルズン!
さっさとこのボケ冒険者を公務代理店に
連れてって、きっつ〜い作戦に送ってやんなっ!

Raillefal : 断わるっ!
そのようなことに、付き人など不要だ。

Raillefal : 先約もあるしな。
またの機会にさせていただこう!

Naja Salaheem : …………。

Naja Salaheem : ったく!
あの、でくのぼうっ!
せっかくのいい気分を台なしにしやがって!

Naja Salaheem : ファルズンっ!
居合わせたおのれの不運を呪うがいい。

Naja Salaheem : さっさと
あのバカを追いかけるんだよっ!!

(回想終了)


Naja Salaheem : おぉ、いやだいやだ!
すっかり思い出しちゃったじゃない!

Naja Salaheem : ったく!
まぁだ、騎士サマを捕まえられないのかネェ?
あの子は……
  
Falzum : ナジャ社長っ!

Falzum : ボ、ボ、ボクにはっ!
あ、あの騎士を抑えることなんて
できませんよっっっ!

Falzum : この仕事を、おろさせてくださいっ!

Naja Salaheem : ようやく、
戻ってきたと思ったら……
何をとっちらかったこと言い出すんだい!

Naja Salaheem : ファルズン? あんた、
このあたいの頼みを断わるっていうのかいっ!?

Falzum : ヒィィイイイイ!

Naja Salaheem : いただけないネェ……
でくのぼうの後輩の1人や2人、自分で
なんとかできないようじゃ、あんた永久に
下士官になれないよっ!

Naja Salaheem : ……って言っても、
ちっとも聞いてないようだね……。

Naja Salaheem : 全身金色のエルヴァーンだ。
何万里離れてたって、ひと目でわかるさ……
とっ捕まえて、あたいの前に連れてくるんだよっ!!

Naja Salaheem : それまで、
ここの敷居をまたぐんじゃないよっ!
わかったね!!

[748] 黄金の騎士 〜回想〜 2
M - 2006年04月22日 (土) 22時29分

■アトルガン白門 モグ前情報屋
Cacaroon : じょほうやカカルン!
ここ、じょほう、やすーい、ね?
ふくろ、いぱーい! じょほう、いっぱーい!

Cacaroon : おきゃくさ、なんか、さがしてるの?
じょほう、もてるもてる?

Cacaroon : ほうほうほうほう!

Cacaroon : ようへいなあなた、
キンピカよろいなエルパーン、さがしとるのね?

Cacaroon : じょほうやカカルン!
このまえ、みたーよ?
キンピカピカピカ、エルパーン!

Cacaroon : んとね、じょほうやカカルン
チャリチャリなおと、すきよ?
チャリチャリのおと、ようへいなあなた、
もてるもてる?

Cacaroon : ウレシねー!
トレート! じょほうやカカルンに、
トーレト! ね?

Cacaroon : じょほう、やすーい!
ようへいなあなた、チャリチャリのおと、
いっちマイね? わかる?


Cacaroon : おー。すばらしのおとね……。
じょほうやカカルン、すばらしのじょほう、
ようへいなあなたに、さしあげるね!


(回想シーン)
Cacaroon : !!!

Cacaroon : ……あー、
そねならね、カカルン、みたよーな……
みなかたよーな……。

Cacaroon : ……アレにございおす?

Raillefal : ん?

Raillefal : まさか、あの小賢しい娘の
命令で、私を呼びに来たのではないだろうな?

Falzum : い、いえ……

Raillefal : それとも、お前も
なにか情報を探しているのか?

Falzum : あ、あの……

Raillefal : まあ、どちらでもよいがな。

Raillefal : 同じ中の国から来た、お前なら
気づいているだろう。この街……
どうも臭うとは思わんか……?

Falzum : そ、それは……

Raillefal : やたら熱心な傭兵募集。
オークよりも血に飢えた獣人ども。
国力のわりに明らかに少ない正規兵……

Raillefal : 調べれば調べるほど、
不可思議なことが次々と出てくるのだ。
いったい、この国は今……

Cacaroon : フカ・シギ?
……フカシ・ギ? ……フシ・ギ?

Cacaroon : お!

Cacaroon : ふしぎふしぎふしぎ!
カカルンしってるーよ。

Raillefal : ぬ? 申せ!

Cacaroon : ……キンピカなエルパーン、
おとろしーの。カカルン、ちょっとショック……。

Cacaroon : ま、いーよ?
だれも、みんな、してること。
でもこれ、じょほうやカカルンのサービスよ。
わすれれないね?

Cacaroon : んとね、
あるぜびのふしぎ、「マテキ」ゆーの。
ここにくる、みんな、だれも、しりたがるね。

Raillefal : 「魔笛」だと?

Cacaroon : そーよ。マテキゆーの。
あるぜびのふしぎ、マテキ、
きっとしらのいのね?

Cacaroon : ようへいのあなた?
きんぴかエルパーンもようへい? きっと
あるぜび、はじめて、きたばかりね?

Raillefal : 魔笛か……
傭兵になりたいとかいう、
あやつも申しておったな……

Cacaroon : えとね、んとね、
マテキ? ぐるぐるぐるぐる、きれいよ。

Raillefal : ふむ……。
調べる価値はありそうだ……

Falzum : ま、待ってくださ……

Cacaroon : キンピカピカなエルパーン!
わすれれない、ねー!

Cacaroon : じょほうやカカルンの
じょほう、しったのねー! つぎのじょほう!
チャリチャリのおと、きっとよー!

Cacaroon : ピカピカピカピカッ、ね!

(回想終了)

Cacaroon : カカルン、やっぱり〜
キンペカペカペカなエルパーンこと、
カカルン、ずっとわすれれない。


Cacaroon : ようへいなあなた、
チャリチャリのおとくれるしと!
あなたことも、わすれれないよ♪

Cacaroon : また、たっくさん、
チャリチャリのおと、もてくるのね?

Cacaroon : そのとき、きっと、
ようへいなあなた、もっともっと、ふくろ、
いぱーい! じょほう、いっぱーい! ね?

[749] 黄金の騎士 〜回想〜 3
M - 2006年04月22日 (土) 22時38分

■アトルガン白門 茶屋シャララト

??? : ……御免!

??? : 御主、
西から渡って参られた冒険者でござろう?

??? : そして、今は
「さらひん・せんちなる」に仕える足軽の身。
相違ござるまい?

Gessho : いや、これは失敬つかまつった。
拙者も、そなたと同じ中の国より参った
ゲッショー(Gessho)と申す者。

Gessho : ……「やぐうど」でござる。

Gessho : いやさ、心配には及ばぬ。
拙者、異端のかどで彼の教団を追われ、
今は、この国で仕官の口を探す、
素浪人の身でござれば。

Gessho : さて、いきなり
単刀直入にて恐縮でござるが、御主、
「らいふある」という足軽と懇意でござるか?

Gessho : ……「こんじき」の具足を
まとった男と申せばわかるか?

Gessho : そうか、安心致した。
その「らいふある」より、
拙者、預かった品がござる……。


(回想シーン)
Raillefal : しかし、解せぬ……。

Raillefal : ワラーラ寺院の連中め。
貴公の申したとおり、このト……

Raillefal : いや、このライファルを
愚弄しているとしか思えなかったぞ。

Raillefal : ……ヤグードの
ゲッショー(Gessho)よ。

Gessho : ……らいふある殿。
拙者からも耳寄りな情報がござる。

Gessho : 「星気(せいき)の風」。
この言葉を、街の者たちが話しているのを
耳にいたした。

Raillefal : 星気の風?

Gessho : 然様。
「魔笛」なる宝物から吹き出る風のこととか。

Gessho : なんでも、その魔笛を
「座(くら)」に安置すれば、
その風がいずこからともなく吹き出し、
霊験あらたかな音色を奏でるそうでござる。

Raillefal : なんとも面妖な……。
魔笛というからには
楽器の類には違いないのだろうが……。

Gessho : それは、拙者にはなんとも。
少なくとも、わらあらの寺男、
「なでいゆ」はそう申していたが……。

Raillefal : その男ならあったことがある。

Raillefal : 私が、この国と獣人どもとの
争いの火種が魔笛であると睨んでいる、
と言っても、別段、驚いた様子もなかった。

Raillefal : だが、どうも合点がいかぬ。
自国の民に犠牲者を出してまで、
楽器を護ろうとする理由がな。

Raillefal : お前……気づいているか?


選択肢
・アトルガン皇国
・ワラーラ寺院
・サラヒム・センチネル

(アトルガン皇国を選択)
Gessho : ここ「あとるがん皇国」は、
まじあぶ朝第十六代聖皇、
なしめら二世によって統治されてござる。

Gessho : 都は、広大な領土を
統治するため、東と西の二ヵ所。
して、ここは、その内がひとつ、
あるざびと申す都でござる。

(ワラーラ寺院を選択)
Raillefal : むうっ!
まさか、お前も知っておったとは……。

Gessho : 伽藍の中心には
「ごるでおす」と呼ばれる、
不可思議なる玉が安置されてござる。

Gessho : そは、はるか古、
「賢者わらうら」により、一度だけ紐解かれ、
世界の理が読まれたる宝物、と僧には
伝えられておるようにござる。

(サラヒム・センチネルを選択)
Raillefal : むむうっ!
まさか、お前も知っておったとは……。

Gessho : 拙者の聞くところによれば、
そこは、一度足を踏み入れたが最後、
身を粉にしての奉公を強いられる場所とか……。

Raillefal : むむむうっ!
まさか、お前も知っておったとは……。

Raillefal : あの会社は……我が人生に
最大の屈辱を与えたところだ!


選択肢を三つ全て選ぶと出現
・ライファルの秘密

Gessho : 御主が秘密なら、
とうに存じてござる……。

Raillefal : はて……
私の秘密? なんのことだ?
私は、サンドリアの神殿騎士くずれで
今はしがない傭兵。それだけの男にすぎぬが?

どれが「ライファルの秘密」?
・ウィンダスの高飛車タルタル
・バストゥークの銃士隊隊長
・サンドリアの王子さま

(サンドリアの王子さまを選択)
Gessho : 御主……
Gessho : かの有名な
「さんどりあの王子さま」だな?

Raillefal : な……
Raillefal : このライファルは、
あのような……誇り高き騎士、
いや、騎士の傭兵ではないわっ!


だれがライファル?
・ピエージェ王子
・トリオン王子
・ハルヴァー王子


(トリオン王子を選択)
Gessho : 御主、もしや……
Gessho : 猪武者と評判の
「とりおん王子」ではござらぬか?

Raillefal : な、なに? たわけが!
このトリオンを、あのような……

Raillefal : ……ぅああ。
Raillefal : …………。
Raillefal : ………………。
Raillefal : ……ぬかったわ。

Raillefal : トリオン・I・ドラギーユ
一生の不覚……。

Raillefal : お前、この私の
完璧な変装を見破るとは、只者ではないな?

Raillefal : どうも、ヤグードにしては、
口数が多いと思っていたが……。

Raillefal : 聞いたことがある。
ここより、もっと東にあるという国に、
はるか昔、ミンダルシアより渡った「テング」と
呼ばれるヤグードの末裔がいると……。

Raillefal : お前、そのテングだな?

Gessho : ……これは、一本取られ返され申した。

Raillefal : 確か、お前の国はこの国とは
はるか東の地で睨み合っているはずだな?

Gessho : ……然様にござる。

Raillefal : ……黙っていてやる。代わりに
この書状を信頼できそうな冒険者を
見つけて、渡してほしい。「ドラギーユ城」の
ハルヴァーへ届けろ、とな。

Gessho : されど……。

Raillefal : 賢者ライファルから、預かったと
伝えるのを忘れるな。

Gessho : 拙者が書状を捨てたり、
中身を見たりするとは考えぬのか?

Raillefal : 馬鹿にするな。
私は一国の王子だぞ?

Raillefal : 幼少の頃より、
祖国のため、死地に赴く騎士たちの顔を
嫌と言うほど見送ってきた……。

Raillefal : お前の顔は……

Raillefal : 決死の覚悟で敵地に潜んでいる
お前のその顔は、騎士たちと同じだ。

Raillefal : そのような者が
約束を違えるとは、私には思えぬ。

Gessho : この月照、
確かに書状を預り申した……。
Gessho : さらば。


(回想終了)


Gessho : ……ということがあり、
ライファルの書状を渡す冒険者を
探していたのでござる。

Gessho : 中の国よりきた冒険者の御主ならば、
当然「サンドリア」という国を存じているな?

「サンドリア」を知っている?
・知ってる
・知らない

Gessho : かたじけない。では
このライファルの書状、確かに御主に預けもうしたぞ。



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