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[721] その他クエスト「微笑みの模像」
風也 - 2006年04月18日 (火) 22時38分

依頼者:
 エナールマン(Enaremand)
  / タブナジア地下壕・3階

依頼内容:
 マネキン製作の仕上げに必要な
 材料を探してきてほしい。
 マウラのギルドを訪ねれば
 手がかりがあるはずだ。

■タブナジア地下壕・3階

Enaremand:君はずいぶん
 世界を見てきているようだね。
Enaremand:なら、どこかで
 マネキンの話も耳にしたことがあるだろう。
 精巧に人間の姿を模した人形だよ。
Enaremand:僕は……、実はね。
 そのマネキンを作る人形師なんだ。
Enaremand:今でもマネキンを
 作ってる人間がいるなんて、驚きだって?
 ……まあ、無理もない。
Enaremand:僕も、元々は
 彫金ギルドに所属していたのだが、
 マネキンの不吉な由来は
 君も聞いたことがあるだろう?
Enaremand:呪われしものを作る男、と噂され、
 居づらくなって、あちこち放浪しているうちに
 こんな所に流れ着いてしまった。
Enaremand:……まあね、いつの時代も
 新鋭の芸術は理解され難いものだ。
Enaremand:ところで……、
 見聞の広そうな君を見こんで
 ひとつ頼みがあるんだが……。
Enaremand:うまくいった暁には、
 もちろんお礼もしよう。
Enaremand:これらが僕の作品達だ。
 なかなか良い出来だろう?
Enaremand:今、ちょうど
 最後の仕上げに入っているのだが、
 材料がきれてしまってね……。
Enaremand:材料を調達してもらいたいんだ。
 そうだな、マウラ辺りに行ってもらえないだろうか。
Enaremand:ギルドで話を聞けばわかるだろう。
Enaremand:レッドオイルが必要なんだ。
 よろしく頼む。

・イベント終了後に話しかけると

Enaremand:この狭い町では、
 僕のような者は疎まれるのが相場だ。
Enaremand:……でも、
 君ならわかってくれるだろう?

■マウラ・彫金ギルド

Fyi Chalmwoh:やあ、どした?
Fyi Chalmwoh:へえー! 今でも人形師がいるんだ。
 ビックリだねぇ。
Fyi Chalmwoh:レッドオイル……?
Fyi Chalmwoh:うーん……、レッドオイルかあ……。
Fyi Chalmwoh:せっかく来てくれたけど……、
 ここには、ないよ。
Fyi Chalmwoh:前にもさ、マネキンは昔々、
 オークたちに襲われたって話したろ?
 今じゃあほとんど残ってないんだよ。
Fyi Chalmwoh:あ、ひょっとしたら、
 どこかのオークが落とすかもしれないけど……。
Fyi Chalmwoh:力になれなくて悪いねぇ。
Fyi Chalmwoh:しかし、いいねえ……あんた。
 あたいもその人形師に会って、
 職人の技を伝授してもらいたいなあ……。

[722] その他クエスト「微笑みの模像」続き
風也 - 2006年04月19日 (水) 01時58分

※ギルド桟橋に行く前に、タブナジア地下壕の依頼主に会ってみたり、バスの彫金ギルドやサンドリアへ行ってみましたが、関係のありそうなイベントや会話は、ひとつも見つけられませんでした。

■ギルド桟橋・南桟橋

・(I-10)の???を調べると

嫌な気配がした!

Bullheaded Grosvezが現れる

・倒した後に、また???を調べると

だいじなもの:レッドオイルを手にいれた!

「レッドオイル」
 微細な金属機械などの手入れに使う油。
 血のような赤い色をしているので
 マネキンが不気味がられた一因になった。

■タブナジア地下壕・3階

Eanremand:おお、ありがとう。助かったよ。
Enaremand:よし、これでついに揃ったな。
Enaremand:自分で言うのもなんだが、
 最高の出来映えになりそうだよ。
Enaremand:え、これは
 誰かモデルがいるのかって?
Enaremand:うん……まあ……、実は……。
 彼女の名前はアルシャー……。
Enaremand:……僕の妻なんだ。
Enaremand:いや、妻といっていいものか……。
Enaremand:さしておもしろくもない話だが、
 退屈しのぎにでも聞くかい……?
Enaremand:もう20年も前の話だ……。
Enaremand:当時、僕はまだ若くて
 駆け出しの人形師だった。
Enaremand:その頃、
 マネキンは世間では忌み嫌われ
 まったく理解されなくてね。
Enaremand:僕は半ばやけくそで
 人形を作っていた。ムキになっていたんだな。
Enaremand:そんな僕の仕事を
 唯一理解してくれたのが、アルシャーだった。
Enaremand:僕はたちまちに彼女に恋をした。
 彼女は聡明で美しく、誰より優しかったよ。
Enaremand:僕はそのまま、彼女の故郷、
 タブナジアに永住することにした。
Enaremand:ここで結婚しようと約束していたんだ。
Enaremand:美しかったこの国が、
 僕はとても気に入っていたよ。
 静かに暮らしたかった。せめて……。
Enaremand:そんな折だ。
Enaremand:あれはちょうど
 僕らが海へ出かけて、
 ミザレオ海岸を渡っているとき……。
Enaremand:急に上空に、一閃の光が走った。
 とてもとても、まぶしくて
 目を開けていられないほどの強い光……。
Enaremand:何が起こったのか
 わからなかったが、
 次の瞬間、僕らは爆風で吹き飛ばされて……。
Enaremand:ふたたび目を開けたときは
 見渡す限り……、
 一面にえぐられた地面と、立ち上る煙だった……。
Enaremand:彼女の姿は
 どこにも見当たらなかったよ……。
Enaremand:いわゆる
 クリスタル大戦だ……。
 タブナジアの壊滅的な被害は知ってるだろう?
Enaremand:あれは、
 何か魔法でも飛んできたんだろうな。
 敵のものか味方のものかわからないけど……。
Enaremand:いずれにせよ、彼女は
 この世に影すらも残さずに消えてしまったのさ……。
Enaremand:悲しみと己の不甲斐なさで
 以来、僕は彼女の姿を作りつづけた。
Enaremand:僕は腕っぷしはまったくで、
 これくらいしかできないからね。
Enaremand:あのときの閃光で
 僕もほとんど視力を失って……。
Enaremand:おそらくそのうち
 完全に失明するだろう。
Enaremand:その前に
 どうにか完成させたかったってわけさ。
Enaremand:ほら、退屈な話だっただろう。
Enaremand:え、完成してよかったって?
Enaremand:うん、まあ。そうだな。ありがとう。
 でも、実は……。
Enaremand:いや……、なんでもないんだ……。
 これは、ほんの気持ちだ。受け取ってくれ。
マヌカンパンプスを手にいれた!



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