| [541] 消えた銀星号 続き |
- トレハン屋 - 2005年01月27日 (木) 14時38分
依頼者 ネヴラ(Nevela)/ジュノ上層・工房橋
依頼内容 チョコボ厩舎にいる、ある1匹のチョコボの 生まれにまつわる話を知りたい。 あのチョコボを生んだお母さんチョコボは、 バストゥークのチョコボ厩舎にいたらしい のだが……。
■ジュノ上層チョコボ厩舎前階段上 Nevela : チョコボってさぁ、 羽根が生えてるし、クチバシもあるじゃない? でも、空は飛べないのよね。 果たしてあれはトリなのかどうか……。 (中略) Nevela : あのエルヴァーンの女の子、 またここを通りかからないかなぁ。
■バストゥーク鉱山区チョコボ厩舎内 Wobke : 銀色の羽根が 生えていたチョコボ……。 (中略) Wobke : 今は冒険者をやめて、 アウトポストにやってくる兵士たちの 面倒を見て、日銭を稼いでいるらしいから。
■パシュハウ沼アウトポスト (Outpost Gateを調べる) Ulzana : てめぇ、なんだ? 冒険者にゃ用はねぇぞ? Ulzana : ……ん? てめぇどこかで……。まぁ、いい。 Ulzana : ……銀星号? なんでぇ、今ごろ、あのチョコボのことが 聞きたいなんておかしな奴だな? Ulzana : だが、話す気はねぇ。 さっさと帰った、帰った。 Ulzana : 俺は今、 忙しいんだ。もう、油が切れちまってよ。 雨が多すぎて、暗すぎんだよ、ここはよ。 Ulzana : おお、そうだ。 降魔の油をたんまり持ってきたら、 ちょっとは考えてやるよ。 Ulzana : そうだな、 3つは欲しいとこだ。そしたら あさってまでは、もつだろうからな。
(ベドーのEmerald Quadavから降魔の油をドロップ) (Outpost Gateに降魔の油を3つトレード) Ulzana : お、集めてきたか。 こいつぁ強烈な香油だからな。 扱いには気をつけネェと。 Ulzana : でも、 これさえあれば、人間のにおいも 隠してくれて安全なんだぜ? Ulzana : さて、と。 あのチョコボの話だったな。 あいつは、ひでぇチョコボだったぜ。 Ulzana : たしかに すごい速さで走れるチョコボなんだ。 ただし乗り心地はひでぇのなんのって、 よく持ち主はあんなのに乗れてたぜ。 Ulzana : まぁすでに、 持ち主は死んじまってたからな。 それもあんだろうな。どうにか なっちまってたみてぇだ。 Ulzana : 自分から 沼に飛び込んでいくんだからよ。 俺は、死ぬかと思ったのなんのって! Ulzana : チョコボ厩舎で あのチョコボには首輪がついてて、 鎖でつながれてたんだけどよ。 Ulzana : あれは将軍様の チョコボが盗まれないためじゃなくて、 逃げ出さねぇための策だったんだなぁ。 Ulzana : まったく、 策士の野郎め。「銀星号」を放てば、 「流星号」の居場所がわかるなんて 言い出しやがって。 Ulzana : あいつのせいで あんな酷い目にあったんだぜ! Ulzana : ……ん? 「流星号」ってなにかって? そりゃあチョコボだよ。 Ulzana : 「銀星号」がメスで 「流星号」はオスのチョコボだ。 Ulzana : 動物ってやつは、 人間以上に純粋な恋をするもんなのさ。 Ulzana : ブッハハハ、 こりゃ香油の香りに毒されちまったかな? じゃあな、冒険者さんよ。
■バストゥーク鉱山区チョコボ厩舎内 Wobke : どうしたい? 冒険者に会えたかい? Wobke : ……なんだ、 降魔の油の香りに酔っていたようだね。 Wobke : その話じゃまるで その冒険者が、銀星号を盗んだ盗人の ような話じゃないか。 Wobke : まぁ、盗人は 銀星号と一緒に、沼に沈んだらしいから、 そんなことはあるはずないね。 Wobke : それで……、 ええと「流星号」だったかな。 そっちのチョコボも知ってるよ。 Wobke : 生まれたときから 銀星号と一緒に育ったチョコボでね。 本当に仲むつまじいチョコボたちだったよ。 Wobke : だけど 銀星号が、その主人を失ったのとは逆に、 流星号は、主人を守るために死んだんだ。 Wobke : きっと銀星号は、 その後を追ったんだろう。たしかあの時、 将軍も同じことを言っていたよ。 Wobke : ……え? でも、ジュノのチョコボ厩舎に 銀星号の子供がいるって? Wobke : しつこいね、あんた。 そっちの話が間違いなんだろ。だって将軍は、 あの時、銀星号の首輪を持っていたよ。 Wobke : 異国で亡くなった 息子さんの墓……バタリア丘陵にある墓に 供えるっていってね。 Wobke : ……。 あら? でもそういえば、あの首輪は、 ジュノのチョコボ厩舎にいるブルートゥス から送られてきたような……。 Wobke : パシュハウ沼で 銀星号が死んだなら、なんでジュノの チョコボ厩舎から送られてくるんだろう。
(バタリア丘陵H6にある???を調べ、Badshah5体を倒す、再度???を調べる) ※だいじなもの:銀星号の首輪を手にいれた!
■ジュノ上層チョコボ厩舎前階段上 Nevela : ……へぇ。 これがあのチョコボのお母さん 「銀星号」の首輪だったの? Nevela : 銀星号が大好きだった 「流星号」っていうチョコボのお墓がわかるなら、 お供えしてあげたいね。 Brutus : ……君たちか。 シャロットに、銀星号のことを調べさせたのは。 Brutus : ん? その首輪は……!? Brutus : そうか。 そんなところまで調べたのか。 20年経って、みんな口が軽くなってるようだ。 Nevela : でもね、 ブルートゥスさん。怒らないで。 Nevela : 私は、チョコボも 人間と同じように恋をするってことを知ったの。 Nevela : 動物と人間は 同じだってこと、前に、私に 教えてくれた女の子がいてね。 Nevela : 銀星号が、 流星号のことが大好きで死んじゃった話を聞いて、 その意味がわかった気がするわ。 Brutus : ……そうか。 なら、話してやらなきゃならないな。 Brutus : 実はな、 銀星号も流星号も生きていたんだよ。 Nevela : えっ!? Brutus : 流星号は、 実は、特別なチョコボでね。ある理由から 悪い人に襲われてしまったんだ。 Brutus : 大ケガをして、 ここに運ばれてきた流星号を、 みんなでがんばって治したよ。 Brutus : だけど流星号は、 まだ悪い人に追われていたから、 隠さなきゃならなかった。 Brutus : そこで、 バタリア丘陵の西の方に連れていったんだ。 これで悪い人には見つからなくなった。 Brutus : だけど悪い人も 頭が良くてね。流星号が大好きな銀星号なら、 流星号に会いたくて、流星号のいる場所まで 行くだろうと思ったんだ。 Brutus : でも、銀星号は 悪い人よりも頭が良かったんだ。 Brutus : 自分から あの危険なパシュハウ沼に入って、 悪い人は銀星号の背中から逃げ出した。 Brutus : 銀星号にとっても それは命がけの行為だったろう。 Brutus : でもね、銀星号は 諦めなかったんだよ。大好きな流星号を 悪い人から守るためにね。 Brutus : そうして、 銀星号は一生懸命に泳いで、沼から脱出し、 流星号のところにたどり着いたんだ。 Brutus : その銀星号の首輪は、 もう自由だよと、おじさんが外してあげた。 Shalott : それで、 流星号と銀星号は!? Nevela : ずっと仲良く暮らせたの!? Brutus : そうだよ。 そして生まれた子供のうち、 いちばんの末っ子が、あのチョコボだよ。 Nevela : 良かった……。 Brutus : でもね、 この話に出てくる悪い人は、 まだ生きているんだ。 Brutus : だから、この話は 他の人には絶対にしちゃいけないよ。 あのチョコボを守りたいならね。 Shalott : うん、わかったわ! Nevela : 絶対に約束するわ! Brutus : ……よし。 それともうひとつ。 Brutus : 銀星号はね、 ぜったいに諦めなかったことを 忘れちゃだめだよ。 Brutus : 愛する人がいなくなっても、 信じていた人がいなくなっても、 動物は生きていくんだよ。 Nevela : うん。 動物は人間と同じだものね。 Brutus : 冒険者の方。 あなたにはこれをさしあげます。 ですから、この話は他言しないでください。 Nevela : 冒険者さん、ありがと。 私からもこれをあげる。エヘヘ。
※5200ギルを手にいれた!
(称号 チョコボの愛を解いた者)

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