管理人さん、こんばんわ。 (^_^)/
ようやく仕事もキリがつきましたね。秋の京都の写真、風情があってよいですね。京都検定は今年も流してしまいましたが…。それにしても風邪だったのですか?
さて、お忙しい管理人さんには申し訳ないのですが、3泊4日で青島-済南にあわただしく足を運んで来ました(年末期限のマイレージ消化の関係から)。しかし、現地はとても寒く、まるで冷蔵庫の中にいるかの如し。街はとても空いていたのでよかったのですが…、痛し痒しですね。風邪はひかなかったようです。(^^;)
さて、青島は、第一次世界大戦のアジアにおける激戦地。まずは高台にある青島要塞へ向かいました。日本海軍は正面の膠州湾を封鎖してドイツ(中国語で「徳帝国主義」)の動きを封じ、陸軍は山東半島の背後にあたる竜口に上陸し、膠済鉄道を押さえつつ一気に南下して青島を制圧したことも学習しました。高台からの風景は、前面の海上戦を意識したものであり、後方からの攻撃はドイツ軍の弱点だったわけですね。日露戦争の旅順口=203高地を落とした時の陸軍のお家芸「ひよどり越え」の奇襲。地下要塞内部も、フィリピンのコルヒドーレ要塞同様、かなり詳細に「復元」されており、結構楽しめました。
済南は、1928年の済南事件の跡を偲ぶのが目的でした。青島から上陸した日本軍は済南に移動し、わずか3日間で済南城を落としましたが、地元出身のガイドさんの話しによれば、国民革命軍は日本軍の攻勢を避けて1日で撤退し、貧弱な武装民兵程度では勝負にならなかったこと、城内に入り込んだ日本兵は、一般市民を数千人単位で虐殺したことなどを語っていました。「あなた方日本人は、南京大虐殺をどう思うか?」といったベタな問答もあり、ホネのあるガイドさんと面白い論議ができたのも収穫でした。まあ、ネイティヴの意見を多少割り引いたとしても、一方的な虐殺の存在は肌で感じました。しかし、当時の城壁はほとんど残っておらず、市内中心部にある宋代の清らかな「ほう突泉」など、回遊庭園にしばし遊びました。
また、旅行中に会社から電話が入り、次の大きな仕事の概要が通告されました。新しいメニューが入り、仕事の種類・量などをかなり調整しないといけない感じです。うむむむ…(¨;)。
では。