一昨年の十月投稿されていた風太さんの『笑窪の笑子』に勝手に付曲させて頂き保存していましたがこの度、風太さんの了解を得て投稿させて頂きます。御聞き頂ければ幸いです。
『笑窪の笑子』
作詞 風太
好きと一言 言えばよかった
俺は今でも 悔やんでる
ギターを爪弾き 島歌を
小鳥みたいに 唄ってた
横浜(はま)のクラブは「島人」(しまんちゅう)
あの娘の名前は 笑子と言った
小麦色した 笑窪の笑子
奄美民話が 好きだった
ギターに描かれた 似顔絵が
俺と良く似た 顔だった
ある日突然 「島人」
黙って辞めたと ママから聞いた
星の運命ね 小さな夢も
叶うことなく 終わったわ
ギターの似顔絵 指で触れ
これは私の お守りよ
あの日あの娘は そう言って
俺のまえから すがたを消した