「益田の恋歌」付曲品

私がラフな感じで作成した原曲に、２０１３年の夏頃に徳田さんが故郷のご当地情報満載の、詞を付けてくださいました。ＣＥＶＩＯによる歌入れが出来る様になったのに合わせて、メロディを詞に合わせて推敲した物です。徳田さんとも相談の上、投稿することにしました。派手さは無く、淡々と歌っている感じではありますが..。

「益田の恋唄」　作詞：徳田勝行　　補作詞：キ－（SEIZAN）

クラス仲間と　日晩山(ひばり)へ登る　(注)日晩山(ひぐらし山)
この地で産まれて　この地で育った
私の好きな　ふるさとよ
夢を見ていたの　いつか花嫁と
夕陽見にひとり高津川
なみだ頬伝い　旅立ちを告げた
ああ　あなた　ああ　愛おしい

むかし菅公　西下の途中
峠で日の暮れ　伝える日晩(ひぐらし)
私が遊ぶ天満宮
過ぎた年月　運命(さだめ)悲しくて
波が打つ荒れる日本海
冬の風に耐え　水仙が咲けば
ああ　春を　ああ　慈しむ

雪舟庭園萬福寺あり
万葉歌人の　人麻呂様から　
いたわるこころ　万葉集
詠う言葉には　愛が満ちている
呼んでみた　あなた恋しくて
胸に染み渡る　ふるさとの温み
ああ　夢が　ああ　懐かしい

徳田様
温かいコメントを頂き、有難うございます。長細いキュ―リ形状の県で注目されて話題になるのは、東側半分の出雲松江地域ばかりです。西側の方は津和野町が目立つぐらいで、地味な感じです。しかし、高齢者が多いにも関わらず住人たちは、とても明るく積極的であり、地域連帯感の強いキャラが多いのも特徴です。長男でありながら、そんな故郷を捨てた私でございます。

投稿者：奈良市　徳田勝行

この頃のキーメロに惹かれて、押し付けで書かせていただいたものです。柿本人麻呂というキーワードから大和明日香との結び付きがありますので、なんか親しみも覚える益田の町。拙い詞ですが、ご出身のキーさんの補作詞をいただけて、こうしてお届けできて嬉しく思います。望郷歌として感じていただければ幸いです。
キーさん、ありがとうございました。

Number
Pass