恭仁京の花(くにきょうのはな) 曲:宵 久幸
歌:朝日奈瞳
可愛らしいを 撫子と言い
泉川の川原辺 楚々と咲く
大仏造立 詔する
恭仁京に 懸けた夢
大君を慕いて 妹は尽くさん
ああ 光明子 すがた清けし
「わが背子と ふたり見ませば いくばくか
此の降る雪の うれしからまし」 8−1658 光明皇后
ゆれる秋桜 古の風
山城相楽 加茂の郷
国分寺国分尼寺も 慈しみゆえ
移る都も 相思華
大君に仕えて 命捧げん
ああ 光明子 こころ優しき
「大船に 真楫しじ貫き この吾子を
唐国へ遣る 斎へ神たち」 19−4240 光明皇后
香る梅花 春風に乗り
還りて咲かせん 平城京
足かけ五年の 恭仁の宮から
唐の都へ 架ける虹
大君の御心へ 妹も応えん
ああ 光明子 夢は麗し
※ルビが必要なのですが、歌でお願いします。
※対で書きましたのが「恭仁京追想」で先にアップしてます。
※秋桜はこの時代の花ではありませんが、木津川市の市花を
入れて欲しいと希望がありましたので2番で取り込みました。