[4098] - 投稿者：桐

嘆き　墜ちる　闇の中で
反響する悲鳴を聞いた

傷はきっと癒えなくて
共に歩み行くのだろう
このまま何処までも

光り　惑い　映る
醜い己を認められず

二度とあの日に戻らないと
誓い　涙したはずなのに
まだ過ちは終わらない

失望　諦め　憎み
たとえこの世界が醜くても

汚れ無き自由をこの手に

( 2008年08月07日 (木) 18時56分 )

- RES -

[4097] - 投稿者：桐

懐にナイフを忍ばせて
近づく奴は皆殺し
誰も近寄らないでほしい
心を乱す奴は恐怖

路地裏で囲まれた
突きつけられた刃物より
心の方がずっと痛い
殺すのは悲しいから

血を浴びた体は染まる
逃げるように去った
月が私をあざ笑うように
美しく弧を描いて

忍ばせたナイフは
私のせめてもの防衛線
危険な香りを振りまいて
近寄らないようにするための


冷たい夜には用心して
心の脆く弱いあの子が
ナイフを隠し持っている筈だから

( 2008年08月06日 (水) 17時23分 )

- RES -

[4096] - 投稿者：桐

過ちに気が付かず道を誤ったらしい
果てしなく続く暗闇と
朧気にみえる道だけが頼りだ

どれほど勝手に生きてきたんだろうか
一人きりで生きられないほど
自分は弱いはずじゃなかったのに
神は無情にも重い罰を与えるのか

つまらない人生だったと
後悔するのは遅すぎた
足りない時間に焦りを感じ
己を罵ることしか出来ないのだから

不意に足元が崩れ体は宙に
ああ　墜ちていくのか


落下感の中で最期にみたのは
誰かの笑顔と果てしない闇だった　　　　　　

( 2008年08月04日 (月) 23時14分 )

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[4095] - 投稿者：葵美

君の事こんなにも想っているのに
君はまだ振り向いてはくれない
こんなにも好きなのに
分かってくれないどうしてなのか
分からない

君に私の全てを捧げたはずなのに
君は私の全てを受け入れてくれたのに
なぜか君も事が怖くて・・・

どうしたらいいのか分からない

( 2008年08月04日 (月) 10時29分 )

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[4094] - 投稿者：桐

張り付く服を仰ぎ　流れる汗を拭う
人混みはせわしなく流れて
僕を置いて行ってしまうのだろう

小鳥のさえずりのような
それでいて風の空を切り裂くような
美しく強い声で君は歌うのだ

限りなく広がる空に手を
届かないとは知りながら

目を閉じたら歌が聞こえるんだ
それは悲しいラブソングの様で
ポップでバラードだったりして

街で汚れた心をどうしたらいい
幼き日の汚れない心は今何処に
上手く笑えないんだよ

温もりのない家に独り　孤独
口ずさんだ歌はたしか報われない
悲しい恋のラブソング

独り立ち止まったまま
今日も歌を口ずさむんだ


“愛してるのに君は逝ってしまった”

( 2008年08月03日 (日) 15時46分 )

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[4093] - 投稿者：桐

人は皆弱い存在でしか
在れないのだろうね
そう呟いた声は何処かへ
ただ悲しみを秘めて流された

記憶がデータとして残される限り
忘れはしない筈なのに
どうして嬉しいという感情
判らなくなったんだろう

貴方は誰で　此処は何処で
君は何処で　彼処は誰？
理解できない状況に
ついていけない頭がフリーズ

壊れかけのロボットは
光を失い時を止める
人皆何れ壊れ朽ちるのに
生きる理由など在るのだろうか


声が聞こえる　ただ悲しみを
秘めた声は　心に響き

( 2008年08月01日 (金) 17時33分 )

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[4092] - 投稿者：桐

風がひゅるりと髪を撫でた
沈黙は重く　口は開かず
見上げた空はただただ蒼く

嗚呼　その美しい手で
私を包み抱きしめて下さい
暖かな鼓動を血管の収縮
感じなければ見失いそうで

何処へというわけではなく
歩いた　道しるべなどない
己の道はやっぱり己でしか
切り開けはしないと貴方は言った

そんなこと知っていた
だけど知らない振りして
馬鹿な振りして微笑んだ

矛盾してる　愛してる
そう言ったはずなのに
貴方が逝ってから私
どうして笑顔なんだろう

嗚呼　理由なんて簡単
狂ってしまったんだ
貴方が居ない世界で
ただ一人風に吹かれていただけ

今もご覧よ空を
貴方が居ない世界でも
時は流れ廻る　馬鹿げてる


終わりなど最初から無かったんだ

( 2008年07月30日 (水) 23時34分 )

- RES -

[4091] - 投稿者：葵美

笑ってごまかしたりしたけど
彼方が楽しそうに幼馴染と話してて
私は辛かった

ココロの扉は鎖に絡まれて
開けることが出来なくなってしまった
彼方は私のココロのアイカギを
持っているけどそのカギではもう
開けることが難しい

こんなにも彼方を想っているのに
こんなにも彼方が好きなのに
この想いは届かない

( 2008年07月29日 (火) 09時00分 )

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[4090] - 投稿者：桐

あの日の思い出を埋めた
桜の木の下で会いましょう
電波に乗せて貴方の元へ
届けよう　私の想いと共に

命って儚いけれど重い
そんなことわかってるけど
こんなにも脆く儚く
散っていくなんて　嘘付き
いなくならないって言ったのに

結局貴方は来なかった
少しの期待と不安は崩れ
地面に小さな染みを残し
想いを埋めておきましょう

ベンチに腰掛け何処か見ていた
その更に奥深くまでみえたら
いいのになあって思った
気が付くと　溜息

もう一度会いたいと
願うのは未練？愛？寂しさ？
答えは知らないけど
なんだか胸が苦しいよ

街中で見かけた後ろ姿に
振り返りながら嘆く
あの日に埋めたはずの想いが
掘り返される気がした

もう一度恋していいのかな？
裏切りになる気がして怖い
でももう止まらないんだ
愛よ　もう一度

( 2008年07月27日 (日) 15時36分 )

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[4089]？ - 投稿者：ささ

泣きたくても
泣けない人だっているのだから
思い切り泣ける私たちは
すごい幸せなんだと思った

( 2008年07月27日 (日) 01時13分 )

- RES -