[4133] - 投稿者：桐

駆けだした背中を見送る度
何とも言えない感情が
僕を静かに責め立てる

僕等の天使は笑顔でナイフを
握りながら僕等を狙ってた
悪魔は悲しげに事を見つめて

翼を失った天使は虚ろな瞳で
此の世界に何を思った？ただ
憎しみを込めた拳を握った

天使の悲痛な訴えが
呟いた最後の笑顔が　僕を
今もなお責め続けるから

憎くなんてなかった
愛していたのに

“過ぎた時はもう戻らない、
戻れないんだ。もう、手遅れだから”　

( 2008年08月27日 (水) 01時22分 )

- RES -