[4101] - 投稿者：桐

苦しくて辛い現実から長い間逃げていた
それで何かが変わるわけがないのに

無理して笑って気を遣って
自分を罵り苦し紛れに嘘を付く
本当はこんな事したくはないんだ

誰かが助けてくれる事はないのだと
この少ない人生で既に思い知った
少年はある日現実を受け止めたのだ
夢を見ていられたのはほんの少しで

たまにこうして現実逃避してね
ただの自己満足が僕を保つんだ

愛ってなんだろうね？
語ることはできても意味を知らない
其れは儚いものなのだろう

定められた運命は信じないけれど
儚い期待もする事などないけれど
もう少し少年の頃のように
夢を見てみようかな


現実と離れた夢でまだ休んでいられたなら

( 2008年08月10日 (日) 21時07分 )

- RES -