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[3852]僕とトンネル - 投稿者:ハル
一人ぼっちが当たり前だった 君が僕の手を繋いでくれるまでは
独りぼっちは寂しくないんだ 言い聞かせてた 君に出会うまでは
地方から少し都会の街に 出てきて何も知らないままで 季節の変わり目風邪ひいたって 僕は独りで強く生きられると思ってた
嗚呼、今僕は弱い人間だって 自信を持って言えるよ たかが風邪ひいたそれだけでも 君に心配して欲しいと願ってる
嗚呼、今僕は女々しい人間だって 恥ずかしながらも言えるなぁ ただ、今僕は正直者だって 胸を張って言おう
寂しいとか辛いとか 苦しいとか僕が言っても 君はいつも僕の傍で見守っていてくれる
同じ事を君が言っても 我侭をたとえ言ったとしても 僕はいつも君の傍で手を握ってるよ
強がりな僕は何処行った? 熱っぽい頭で考えた
あぁ、そうか 君がいつか何処かへ連れて行った
正直な僕は何処から来た? 薬箱手探りしながら考えた
あぁ、そうだ 君がいつか心のトンネルから 手をひいて来たんだっけ
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2007年11月11日 (日) 22時01分 )
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