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[3670]あの日から全てが止まったこの世界 - 投稿者:季紅
全てが幸せ。そう思えたあの頃。 ずっと続くと信じていたあの日。 だが永遠などありはしないのだろう。 ある日。幸せがなくなり全てが止まってしまったのだから。
人が人を好きになるのはごく自然の事。 好きなら愛せる。それもごく自然の事。 ならばアイツはなんだったのか。 好きだと言われた。ならば愛してもらえるだろ?? 俺もアイツを好きになれる。そして好きになった。 アイツに尽くした。俺はアイツがいなければ何もできないくらいにアイツを愛した。
アイツのいない日。俺はどうして過ごした?? アイツのことを考えてばかりで何も手につかなかった。
アイツは俺がいない日。どうして過ごした?? 何を考えていたのだろう??
時が経つにつれ俺はアイツを想う気持ちは強くなり 時が経つにつれ俺はアイツのことを考える時間が長くなった。
でも時が経つにつれアイツは俺のことなんてどうでもよくなった。 結局俺は捨てられたから。
何も聞けずに。何も話してくれなかった。
捨てられたあの日から俺の世界は止まったままになった。
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2007年05月21日 (月) 00時48分 )
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