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[3573] - 投稿者:茜
「無題」
まぶたを上げて ふと見た空はいつもよりも 青く澄んでいて 少し うらやましく思えるぐらい
君といた夏は何度でもよみがえる 一人思い出す 君を 涙越しの空は光って きっと いつか また会える その日が来るのを信じて
握ってた君の手を離す瞬間は涙こらえて 君が居たあの夏を思い出しては泣いて 涙が枯れるまで 一瞬吹いた あの風みたく まっすぐに進んでゆけるように
この手にある君との約束 いつか果たして 次に出会った日 小指を結ぶ約束をまた信じて
笑顔絶やさず 笑っているときも 心 泣き叫ぶようで どうしようもない痛みに ただ だまって うずくまる そうすることしかできずに
君の声 聞かせてよ 自分のワガママにあきれていても 本当は もう一度聞きたいと願ってる 誰にも気付かれぬように 心の中は 本当よりも とても正直で… …笑えない
少しだけ 泣かせてよ 泣き止んだら 今よりも強くなれてるはず もう少し頑張れる 自分にそう何度も言い聞かせて
何気なく思ってたこの気持ちに声を枯らして 瞬きをした後の空は滲んでなくて
昨日までの自分より少し 強くなれたかなと聞いてみる
・・・空に・・・。
(
2007年03月06日 (火) 19時02分 )
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