【広告】Amazonから今年最後クリスマスタイムセール12月25日まで開催中

神聖帝国掲示板Ⅱ

神聖帝国興隆記シリーズのファン交流のための掲示板です。どうか皆様の気軽な御参加をお願い致します。


ホームページへ戻る

名前
メール
タイトル
本文
URL
削除キー 項目の保存


こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

[6] ハーレムコンクルード 第一章 全面対決 ③
陣 - 2025年09月20日 (土) 11時08分

「ははは。今日もご苦労だったな。プリシウス」

なんとかアイリーアたちを巻いて、ミラージュ城に戻ったプリシウス一行。それを陽気に迎える青年。

ミラージュ四兄弟の三男にして、プリシウスの一番近い兄のオレステス。先日までプリシウスと同様、戦場の外回りを続けていたが、次兄アンタレス戦死後の現在では、城内において、義姉兼従姉から妻となったラフェルの補佐役に徹している。

その出迎えが済んでから、いささか苦笑にまみれる一同。

「今日もまたずいぶんとご機嫌だな。オレステス様」

「そりゃ長く意中だったラフェル様を妻にする事が出来たものな」

「ああ。オレステス様が幾つもの縁談を断って、部屋住みを続けていたのも、いつかアンタレス様とレフェル様が破局するのを待っていたらしいし」

「ああ。あの御二方は仲が良かったとは言えなかったからなあ」

「こういっちゃなんだが。ラフェル様も随分と血色が良くおなりだからな」

「よっぽど夜に満足されてるんだろうな」

不謹慎といえばそこまでだが。決してそうとは言い切れないのが戦場。もしくは籠城という世界。

いくら外部からの援護や補給が続いているとはいえ、籠城戦などというストレスの溜まる環境において、彼のような能天気な人間がいる方がどれだけ心休まる事か。

少なくともプリシウスとかはそう考えている。

(かなわないなあ…)



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonから今年最後クリスマスタイムセール12月25日まで開催中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板