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Ayamiさん、YUKAさん
良い先生との出逢いって、本当に「幸運」ですよね。
僕は1歳の時に、緑内障のオペをしました。 当初の診断では、「このままでは、3歳までには失明します」と言われたそうです。 発育途上の1歳児の目をオペするのは、とてつもないプレッシャーと責任感だったと思います。
それからン十年、片目は完全に失明してしまいましたが、片目は僅かでも視力が残っています。 以来どこの眼科に行っても、 「新潟大学でオペをしました」 と話すと、 「新潟大学ですか? じゃあ(僕の年齢から逆算して)もしかして、I先生ですか!?」 と言われます。 I先生を中心とした新潟大学の眼科は、その当時、特に緑内障の分野では世界的な権威だったのだそうです。 「とても見事なオペですね」 「伝説のI先生のオペ(の痕)を初めて拝見しました」 といつも感心されますし、後学のためにと、よく写真も撮られます。
郷里が新潟なので、新潟大学でのオペはごく自然な流れなのですが、今こうして、わずかでも視力が残っているのは、I先生のおかげ…と、心の中でいつも手を合わせています。
もしご存命ならゆうに80歳を過ぎてると思いますが、もしお会いして、 「先生のおかげで、僕は今でもこの通りです」 と話したら、先生自身さぞかし驚かれるだろうなぁ…なんて思ったりします。
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