 小説雪国は・・16才〜〜17才頃に愛読して
いた・・川端康成の名作です。
(雪国(の最初の方の場面で越後湯沢の、高半旅館
の真下に、狛犬のある神社があって(その首に
杉林の小暗い青が映るようだった。)とあるのは
主人公の一人である・・駒子の描写です。
(雪国)の主人公島村と駒子の出会いの名場面
です。
(西日に光る遠い川を女はじっと眺めていた。)
のは(魚野側)のことです。
昔・・・越後湯沢には二回入っていて・・写真を
撮りに一回・・俳句を作りに二回行っていて・・
吟行に疲れた足を、魚野川の冷たい流れに浸した
ことがあります・・今もアプレシオ様の禁煙席で
靴を脱いで裸足になりながら・・エッセイを
書いています。
後で・・水森かおりの演歌を再生しますし・・
島倉千代子の演歌も再生しますし・・
三橋美智也の・・女船頭歌・・を再生すると
懐かしくて涙がでます。
雪国の終りの方の場面に、火事になる場面があります
(その火の子は天野川の中に拡がり散って・
島村はまた天の川に掬い上げられてゆくようだった。
とあります(天の川きれいねえ。)と駒子は
つぶやく・・続く文章の中で、川端康成はこう
書いています。
旅の芭蕉が荒海の上に見たのはこのように
あざやかな天の川の大きさであったか。
と続きます。
2011年09月25日 (日) 20時27分
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