失敗じゃなかったと思うぞ。
確かに①日本勢の不振②ガラガラのスタンド、この２つは大きかった。でも、今回の世界陸上をテレビで見ていて、面白かったかそうじゃなかったかといえば、確実に面白かったと思う。
現にそれは視聴率という形で現れた。そして、何気なくサウナでテレビを見ていた人たちがゲイの走りを見て「はえ～」とつぶやく。陸上をあまり見たことのない人たちが朝原や土佐の走りに感動する。
テレビ屋からすると今回の世界陸上のＴブーＳの盛り上げ方や織田裕二の面白さや、実況解説の仕事ぶり（特に土井さんの競歩誘導ミスの実況は感動的だった）は敵ながら賞賛に値すると思うんだけど。ただ観客や日本勢の不振だけで「失敗」って勝手に決めつけちゃいけないと思う。
確かに、確かに、ＴブーＳの担当したバレーボールはあまりに、あまりにひどかった。もう一度言う、ひどかった。何度でも言う、ひどかった。
ここまでＣＸと見せ方に差が出るものかといくらい、
本当にひどかった。
日本代表およびバレーボール協会はじめ関係者、視聴者に謝罪した方がいいと思う、マジで。
見せ方ひとつ、盛り上げ方ひとつでスポーツが楽しめるか、盛り上がれるかを左右される。スポーツに限らず、テレビ屋は感動を扱っている商売なんだと改めて自覚しないといけない。
繰り返しになるが、今回の世界陸上に関する織田裕二とＴブーＳは、あっぱれ！
