勝ってよかった。まるで今日の天皇杯のガンバを八千代に、レッズを国見に当てはめたようなゲームだった。ただ、結果だけが違った。
八千代の玉田こと、山崎君(磐田内定)がマンマークで封じられる中、八千代の柳沢こと米倉君(千葉内定)がシュートミスショーを繰り返す。よかった、よそ様のクラブ内定者で、と思いながら1万7千の観衆に驚きながらチバテレ観戦。
明らかに八千代は裏に走りこむスピーディーな素晴らしいサッカーをやっている。国見よりも一歩、出足が速く、ポゼッションも八千代の方が上。ただ、最後の最後にゴールが割れないところがまるで今日のガンバの如し。
「きょう勝てなかったらいつ国見に勝つんだ〜〜〜!!!」という感じだった。しかし、これでまた八千代の試合が観られる。
国見の選手たちも可哀想だ。「21年目にして初の初戦敗退!!!」なんて言われたら重たいものを背負って相当凹まざるをえないだろう。
正直、前評判は良くなかった。「今年の国見はたいしたことない。スター不在」というマイナスの下馬評と、一方で「国見が強いのは当たり前」という周囲のプレッシャーと、その2つに苛まれた国見高校は可哀想だった。
個人的には結果は事前予想、試合内容の通りとなったが、世間一般からしたら大騒動となってしまった。しかし、国見は今回負けるべくして負けたのだ。これで勝ち上がってはいけなかったと思う。もちろん、何が足りなかったか、これからどうすれば良いか、国見の人たちは分かっているはずだ。負けるべくして負け、これが先に繋がる。
そういう意味では、負けなきゃいけなかったレッズが天皇杯を取ってしまったのはきわめて残念。怪我人もいるとはいえ、あのメンバーで勝ってしまったのは今後のJリーグのことを考えると非常に残念なことだ。ワシントン、闘莉男の2人がいてようやく優勝にふさわしかったのではないかと。試合内容はむしろ国見よりひどかった。そしてそれはそうなるべくしてなった。ただ、結果だけが間違った結果が出てしまった。
西野さん、日本人監督初の「三冠」の夢は黄色いユニフォームに託してください。
「八千代×国見」のPK戦、八千代の5人目、「入れたら八千代の勝ち」という場面、「プレッシャーではなく勝ったなという余裕から外す」という予想が見事に的中。サドンデス、国見の6人目が外し、「よし、これで勝った、絶対に八千代は決めて勝つ」という予想も的中させる。
テレ朝さん、今度のアジアカップでは松木さんの代わりに私を雇ってみませんか?
PS.すんまへん、本日、構成と改行でいつも以上にまとまりがございません。