なんだか不慮の事故で配色が変わってしまいました。
M-1が良い視聴率を獲りました。おまけに明石家サンタが深夜とは思えない数字を叩き出しました。気になる人は各自数字を調べてみてください。
もはやクリスマスの恒例行事となったM-1グランプリ。芸人がネタをやるだけというシンプルな内容になのに、これだけの数字をはじき出すというのはやはりそれが求められているということなのでしょう。
また、今回のハイレベルな決勝戦がそれを後押ししたこともいうまでもないでしょう。しかしそれと同時に、よくこのマニアックさに視聴者がついていけてるなあと思う節もあります。
集中力がなく真面目を嫌い、想像力に欠けるいまの子どもたちを相手にしているにもかかわらず、持ち時間のあいだ集中をさせて想像力に訴えかける漫才の力はすごいものだなあと。
それとも、お客さんが単純に大人に年齢がシフトしているだけなのか、その辺はよくわからないけど、関東で18、関西で30%を記録した漫才の真剣勝負、きっと大切な役割を果たすに違いないんだろうなと。
お笑い、それは世の中で最もお金のかからない遊び。だから誰にもでチャンスがあり、何も持たずに闘い、笑いをもたらす人たちは素晴らしい。それが漫才師がカリスマたる所以。