生徒に罪はない。それでもやっぱり（内閣支持率のために）救済しちゃしけないんだろう。それどころか遡って卒業生に補修をさせてもいいんじゃないか。
　　一番怖いのは、「日本史の成績を世界史に挿げ替えている」ということは、入試の内申点ために「3の成績を5に挿げ替えている」んじゃないかという疑いが立つということ。
　　そして、来年以降に考えられる更なる確信犯。「すいません。世界史やってませんでした。でも何とか卒業はさせます」と、受験の後に世界史を3/31までに集中的にやるパターンが出るんじゃないかということ。
　　だから一番いいのは、「違反した高校の校長の教員免許を剥奪する」ということ（もちろん退職金０）。自らを犠牲にしてまで子供たちを想って進学率を上げたい校長など世の中にいやしない。学習指導要領を反故にするというのは、教育界にとってそれくらいの重みがあっていいのではないだろうか。むしろ、一般の人が怒る以上に、もっと教育界が怒らないといけないんじゃないか？私大の教育学科卒のテレビマンごときよりも、もっと教育界の中心にいるあなたたちに怒ってほしい。
　　自分には政治・経済以外は受験に必要なかった。基本的に睡眠タイムだったが反戦に熱かった記憶のある神田川俊郎先生の日本史。50分間一方的にべら喋りだった（ビート）たけし先生の世界史。全員1カ国について発表をさせられておかげで爆笑を取れた熊谷真実先生（男）の地理、無駄ではなかったと思う。ただ、高木ブー先生の地学だけは無駄だったかな･･･（笑）。