ドストエフスキーの「情報・意見」交換ボード
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[597] 2024/01/16/(Tue)21:49:31
名前 ほのか
タイトル エネルギーが大好き‼️
本文  エネルギーが大好き😃
[596] 2024/01/16/(Tue)11:42:01
名前 ほのか
タイトル プラトンに傾倒
本文 『限りなく欲望を求める社会で、より良く生きる事』

 ↕︎

 ギリシャ時代が良いかも。

《人より多く〜何だっけ? 》


[594] 2024/01/08/(Mon)17:09:17
名前 Seigo
タイトル 苦痛のこと
本文   ※追記更新 24/01/08 22:25

佐藤さん、どうも。

なるほど、前回挙げたドストエフスキーの苦痛と贖(あがな)いと幸福についての考えは、ドストエフスキーが敬愛したキリストのことを踏まえているということですね。

ドストエフスキーは、ほかにも、苦痛こそ生活だ、苦痛無くして快楽無し、苦痛を愛する、「太陽」を見ているゆえにどんな拷問の苦痛に苛(さいな)まれても自分は屈しない[『カラマーゾフの兄弟』のドミートリイの絶唱]、など、苦痛に関していろいろと考えを述べていますが、その苦痛を引き受けていくというドストエフスキーの態度には、自分は昔から違和感を感じてきました。
(ちなみに、ニーチェは「大きな苦痛こそ精神の最後の解放者である。この苦痛のみが、我々を最後の深みに至らせる。」と述べていますが、このニーチェの言葉も私には違和感となります。)

私が関心がある仏教の考えからしても、自他の苦痛というものは、引き受けるものでなく、耐えがたくて苦しいものゆえに、無くしていく(消していく、取り除いていく)べきものではないかと思うのです。

たとえば、幸福との関連では、ショーペンハウエルは幸福の敵は苦痛と退屈と言い、エピクロスは最大の悪は苦痛だと言い、アリストテレスは賢者は苦痛無きを求めると言っています。

ドストエフスキーの考えよりも、苦痛を避けるべき悪(無いようにしていく悪)として、仏教で言う抜苦与楽(自他から苦(く)を抜き、楽(らく)を与えていくこと)という立場に、自分は心ひかれます。
    
[593] 2024/01/07/(Sun)15:58:39
名前 佐藤
タイトル 幸福はいかに訪れる?
本文 Seigoさん、新年明けましておめでとうございます。

 新年そうそう大地震、大事故が起きておめでとうございますという気分ではないですね。

世情は中々厳しく、うかうかと日々を過ごせるような状況ではでありません。過去から持ち来たりし悪因縁をいかに清めることができるのか、今私たちに突き付けられた大きな課題と思われます。

 さて、幸福についてのドスト氏の発言。
私はこのように考えています。原文と照合できていないので誤解もあるかも知れません。
 <苦痛>という訳については、私は他者の苦を自ら引き受ける、他者の苦悩を自分の苦悩とする。そのような行動によって<あがなう>つまり埋め合わせするような日常の己の在り方。それを<苦痛>と解釈すればよいのかなと考えています。まるでキリストの生涯そのものです。
 それが幸福につながるのではないのかなと考えています。しかも己の幸福は一切念願しないような心の在り方で。
本来無償の愛とはそのようなものでしょうね。
こんなこと、言うのは簡単ですが、さてどれだけ実行できるでしょうか??。

崇高な目標を持って日々努力精進ということですね。
[592] 2024/01/03/(Wed)12:07:38
名前 Seigo
タイトル いまだ理解できていないドストエフスキーの言葉 (1)
本文   ※追記更新 24/01/03 20:15

次の1〜4は、内容がいまだ十分には理解できていないドストエフスキーの言葉(文章 стиль スチーリ )です。
今後、理解が増していければよいと思う。

1、
完成は、付加すべき何物もなくなったときではなく、除去すべき何物もなくなったときに達せられる。
( ※所在、未確認。)


2、
愛をともなう謙抑は恐ろしい力である。あらゆる力の中でも最も強いもので、他にその比がないくらいである。
(『カラマーゾフの兄弟』のゾシマ長老の言葉。)


3、
世界を救うのは、道徳でもキリストの教えでもない。ことばは肉体なり、と信じる、その信仰だけが救えるのです。
(トルストイの『わが懺悔』を読んで聞かせたトルストイ夫人に向けて、ドストエフスキーが言った言葉より。)


4、
幸福は快適な生活の中にはない。幸福は苦痛によってあがなわれる。人間は幸福のために生まれるのではない。人間は自分の幸福をあがない取るのだ。しかも常に苦痛によって。
(『罪と罰』の創作ノートより。)
   
[591] 2024/01/02/(Tue)19:55:55
名前 Seigo
タイトル 今年もよろしく  ★Stop Putin&netanyahu Stop War (19)★
本文   ※追記更新 24/01/03 12:45

ほのかさん、どうも。
正月早々、ページやブログへの来訪の皆さんも、まことにありがとうございます。
( большое спасибо バリショーエ スパスィーバ )

今年も、よろしく。
お互い、急がず頑張り過ぎず、ぼちぼち、行きましょう。


   ★   ★   
   

元日から大きな災害が起こっていますが(こちら大分市は揺れなどほとんど無く平穏でした)、今度もまた、ハーモニーズ、ハーモニー宇宙艦隊の働きかけもあり、地震による被害は、津波をはじめ、少なからず減(げん)ぜられたようです。
地震の被害に遭われている方々は、ほんとにお気の毒であり、心よりお見舞い申し上げます。

今日の羽田空港の飛行機事故の方は、さすが日本航空、冷静機敏な誘導で、ケガ人は出たものの乗客乗務員全員脱出となったことには安堵しました。一方、残念ながら、能登への支援物資の輸送の途中で殉職された海保の乗員の方々に対しては御冥福をお祈りします。


   ★   ★   ★

    
イスラエル(ネタニエフ政権)・ガザ地区、ロシア(プーチン政権)・ウクライナの方は、いまだ、戦闘が続いていて、天下のロシア・イスラエル・アメリカは情けないかぎりです。
北朝鮮や中国・台湾のことも含めて、今年は、働きかけが増して、世界が平和へと向かうことを願う。
   
[590] 2024/01/02/(Tue)10:26:40
名前 ほのか
タイトル 謹賀新年😄
本文 本年も、自分本位の勉強の仕方で、宜しく、お願い致します😄
[589] 2024/01/01/(Mon)08:34:06
名前 Seigo
タイトル ロシア語での新年挨拶でした
本文  ※追記更新 24/01/02 22:25

下に記した С новым годом! は、

  明けましておめでとう!

の意味のロシア語です。
(発音は、ス ノーヴィム ゴーダム)
   
昨年末から、ロシア語の勉強を、腰を入れて再開しています。今年は、ロシア語の文法・語句をもっと習得して、ドストエフスキーの作品・著作に原語でも触れていきたいと思っています。
    



   
[588] 2024/01/01/(Mon)08:12:46
名前 Seigo
タイトル 謹賀新年
本文     謹賀新年
     ( С новым годом! )

      
[587] 2023/12/30/(Sat)19:10:40
名前 Seigo
タイトル ドストエフスキーの小説の特徴(5)
本文   ※追記更新:23/12/31 19:00

これまで投稿してきたドストエフスキーの小説の特徴(こちら)の続きです。

(15)
戦争文学も含め壮大な叙事詩としての歴史小説はほとんど書くことがなく、都会の日常生活やミステリー仕立ての事件を中心に描いているが、『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』など、登場人物及びその間柄や起こした事件等の作中の内容に、考えたすえの色々なテーマや象徴が重ねられ、盛り込まれている場合があること。

(16)
主人公や登場人物に、友人や寄り添う看護婦のような優しい人物が配されて登場している場合が、結構あること。

(17)
『カラマーゾフの兄弟』『白痴』における登場人物の癲癇(てんかん)の発作、『罪と罰』における予審判事ポルフィーリイの追究(※その場面は青年期にペトラシェフスキーの会に加わっていたことで逮捕されて取り調べを受けた経験が生かされている)をはじめ、ドストエフスキー自身のことを作中にうまく盛り込んでいることが、けっこうあること。
    




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