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[324] 2023/05/16/(Tue)06:31:43
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
『ヴィユー・コロンビエに於ける講演 |
| 本文 |
アンドレ・ジイド 寺田透訳
p114 A 1 「私は自分のノートの束を引っ張り出してみましたが、時を経て読み返してみますと、自分がそこに書きとめておいた考えには、われわれを引きとめるだけの値打ちがあるように思われました。
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[323] 2023/05/16/(Tue)06:24:47
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
p185〜186の上段まで。前回の記述に、転機をしたかったのですが。 |
| 本文 |
先に進みます。
講演の最初からの、転記したい部分の転記、です。
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[322] 2023/05/14/(Sun)08:25:59
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
講演F ウィリアム・ブレイクと『悪霊』のスタヴローギンの大切にするのは、『エネルギー』 |
| 本文 |
p184 「実際のところ、スタヴローギンの大切にするのは、エネルギーです。ウァリアム・ブレイクにこの不可思議な性格の説明を求めてみましょう。「『エネルギー』こそ唯一の生命である。『エネルギー』、これは永遠の至楽である。」とブレイクは言いました。 その他なお次のような諺に耳を傾けて下さい。「過度への道は叡智の宮殿に通ずる」、あるいは又、「もし狂人がその狂気に固執しつづければ、彼は賢者となるだろう」、又別に、「まず過度を知った人間、十分ということを知るのはそういう人間だけだ。」かようなエネルギーの讃美が、ブレイクにおいては、この上なく多様な形式を帯びます。 by ジイド
【私の読者感想文】 私も、😄エネルギー讃美主義者ですね😄
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[321] 2023/05/14/(Sun)07:23:52
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
講演E アリョーシャとムイシュキンへ |
| 本文 |
p177 「「彼らを世より奪いとらんとにはあらず、彼らに『悪魔』の災いを避けしめんとてなり。」とキリストも言いました。
【私読者感想文】 『彼はこの場合、われわれに何を提案するでしょう。静観の生活でしょうか。人間すべての知性とすべての意志を断念し、時の外にあって、もはや愛しか知らずに過ごすというような生活でしょうか。彼が幸福を見出すのは多分そこに見出すのでしょう。けれどもドストエフスキーが人間の終末を見るのはそこにみるのではありません。』 by ジイド ↑
😄すっばらしい‼️😄 by 私読者
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[320] 2023/05/14/(Sun)06:59:53
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
講演D ドストエフスキイを無政府状態という非難の言葉では、片付けられない、人間の深淵 |
| 本文 |
p176 「そういうわけでして、ドストエフスキーが、われわれを連れて行く先は、無政府状態でないとしましても、一種の仏教、少なくも一種の寂静の教えなのです(しかしわれわれにもやがて分ります通り、正統派の眼でみますと、これだけが彼の異端だというわけでもありません)。彼はわれわれをローマから(という意味は、法王廻状からということですが)、遠く離れたところに、世間的な名誉からも又遠く離れたところに引きずって行ってしまいます。」 by ジイド
【読者感想文】そう言えば、《縄文時代の心のきれいな優しい日本人の祖先》を、私読者は、思い出しました。
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[319] 2023/05/14/(Sun)06:41:11
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
講演C キリスト教的であるとともに、これほどカトリック的でない作者というものを、ひとりも知りません。by ジイド |
| 本文 |
p1 「私は、これ以上キリスト教的であるとともに、これほどカトリック的でない作者というものを、ひとりも知りません。」by ジイド
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[318] 2023/05/14/(Sun)06:28:23
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
講演B ドストエフスキイと、キリストの教え |
| 本文 |
p176 「彼は福音書から、直接、もっぱら、キリストの教えだけを、受けとろうというつもりでいます。ところで、これこそまさに、カトリック教徒の容認せざることなのです。」
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[317] 2023/05/13/(Sat)20:53:18
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
講演A |
| 本文 |
p174 「汝らこれらのことを知れば幸福なり」となおキリストは言っています。「汝ら幸福ならん」ではなくて、「汝ら幸福なり」なのです。われわれが至大の幸福に加わりうるのは、今よりただちにであり、たちどころになのであります。」
〜
「「君は大変幸福そうですね。」(スタヴローギンはキリーロフに言います。) 「ええ僕は大変幸福なんです。実際、」とこちらは、きわめて当りまえな返事をするときと同じ口調でみとめた。 「でもほんのさっきまで、君は不機嫌だったじゃないですか。リプーチンに腹を立てていたでしょう。」 「ふむ、今はもう僕は怒っちゃいませんよ。あのときは僕はまだ自分がしあわせだとは知らなかったんです。あなたはときには葉っぱを、木の葉を見たことがありますか。」 「見ましたよ。」 「最近僕は一枚の木の葉を見たんです。黄色くなっていましたが、まだところどころに緑の色を残していました。〜」
途中です。 |
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[316] 2023/05/13/(Sat)20:04:01
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
講演@ |
| 本文 |
p127 「癲癇の発作に似た奇妙な発作、しかしこれは癲癇ではないのです。いつか詳しくお報せするつもりです。」
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[315] 2023/05/12/(Fri)12:42:50
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
ジイドの講演 A |
| 本文 |
『永遠の夫』が、 【〜嫉妬できない主人公〜】と言う立ち位置で、登場してるそうです。ジイドの解説。そして、それが、『地下室の手記』に、繋がる。
私読者は、『永遠の夫』読んだけれど、「いつも、みに来る男の人の、サスペンス」くらいしか、あまり、言葉の印象とか、会話の印象とか持たなかったような。
ですから、最初の読者のイメージと。ドンドン変わっていったというき記憶がありますね。
もう一度、この小説をよんでみますね。
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