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[455] 2023/06/28/(Wed)19:06:56
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Seigo
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タイトル |
ドストエフスキーの小説の特徴(11) |
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ページ内のコーナー「ドストエフスキーの小説の特徴」(これまで(1)〜(10)を投稿)の引き続いての投稿です。
(11) 恋愛ものでは、たいてい、対比的な二通りのタイプの女性(気位の高い良家のお嬢様タイプの女性と世間では娼婦や囲い者として阿婆擦れ(あばずれ)とみなされているが心の清らかな女性)が登場すること。前者は、母性本能をくすぐる少年の心を持つ男性を好みその世話をするのがたまらなく好きだが、彼が後者の女性に惹(ひ)かれていてその三角関係に苦悩していく。
この類型は、『カラマーゾフの兄弟』(カチェリーナとグルーシェンカ)、『白痴』(アグラーヤとナスターシャ・フィリポヴナ)、『虐げられた人々』(ナターシャとカーチャ)で顕著に見られる。 |
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[454] 2023/06/24/(Sat)16:10:23
| 名前 |
Seigo
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タイトル |
★Stop Putin Stop War (12)★ |
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※追記更新 07/03 20:59
引き続いて行われているプーチン政権によるウクライナ軍事侵攻には、依然憤りを禁じ得ない。プーチン氏(プーチン政権)は、日々犠牲を生むばかりのやくざな蛮行を、いつまで続けるつもりなのか。
プーチン氏は自己の保身ばかり考えて動いていて、戦争に駆り出す国民のいのちを軽くみていて、核兵器をバックにして地球社会の平和をおびやかしていて、地球社会を平和と安定に導くべき大国の指導者として、実に情けない。
すぐれた英知を持ったロシアの指導者だったプーチン氏は、今、戦争ではなく、平和へ向けての行動がどうして取れないのだろう。 プーチン氏(プーチン政権)が自分の意志を持たない傀儡(かいらい)になってしまったからだろうか?
今後の展望として、前の戦争における英国のチャーチル氏のように、国内外の首脳や賢者あるいは力ある勢力が知恵と勇気のある行動や働きかけを取って、事態をうまく収めていくことを期待したいと思う。
追記: このたびのプリゴジン氏の反乱騒動は、ロシア内部の反プーチンの現れとして、今後ロシアの軍部及び政権が内部変革を遂げていくこと(プーチン独裁政権が倒されていくこと)になる良き兆候とみなしたい。 |
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[453] 2023/06/24/(Sat)15:46:07
| 名前 |
Seigo
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タイトル |
文学・思想・芸術方面のコーナーのこと、伊坂幸太郎のこと |
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今年の3月より、
その他のコーナー(人文方面の部)に、
音楽、高校野球(宇部商・山口県)、地理、語句、名言、戦国期の部将に続いて、
古今東西の
・小説物語、詩、漢詩、戯曲
・和歌短歌狂歌連歌、俳句俳諧川柳
・映画ドラマ、絵画
・思想
の主な作者・作品・監督俳優を、追加掲載して、網羅的に挙げていくことを行なっています。
読みたい、触れたい、観たい、見たい作品と作者のことを知るなどの目的がありますが、今後も、続けていく予定です。
現代日本の作家については、自分はこれまで村上春樹の小説を結構数多く読んできましたが、このたびの主な現代日本の男性作家のチェックを通して、これまであまり読んでいない伊坂幸太郎の小説を今後読んでいくことを決めました。まずは、以前から積ん読にしている『終末のフール』を読み始めています。
伊坂氏には、『陽気なギャングが地球を回す』『重力ピエロ』など、ドストエフスキーの言葉に触れている小説があり、ドストエフスキーの文学を結構読んでいるようで、ドストエフスキーは昔からすごく好きだとインタビューで答えていて、ドストエフスキーの文学からいろいろと学んでいるのでしょう。氏は現在52歳ですが、今後も現代日本で一番期待できる力量ある作家だと思う。 |
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[452] 2023/06/24/(Sat)15:34:04
| 名前 |
Seigo
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タイトル |
ハーモニーズ・ハーモニー宇宙艦隊の活躍のこと(7) |
| 本文 |
その他のコーナーに常時掲載し、以前に幾度か投稿しましたが、
ハーモニーズ・ハーモニー宇宙艦隊
が、引き続いて、日本に生じる大きな自然災害(大地震・大型台風・大雨・火山大噴火等)を事前に弱体化・無化してくれています。
ほんとにありがたいことです。 |
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[451] 2023/06/24/(Sat)15:26:20
| 名前 |
Seigo
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タイトル |
ドストエフスキーの小説の特徴(10) |
| 本文 |
ほのかさん、引き続いて、どうも。
関連して述べているほのかさんの下の生き方論には、共鳴してしまいます。 多くを認めていく(受け入れていく)、肯定していく(愛していく)という態度のことは『カラ兄弟』のゾシマ長老や『未成年』のマカール老人も説いていますが、やはり、大事な態度だと思う。
※ ※ ※
ページ内に 「ドストエフスキーの小説の特徴」 というドストエフスキーの小説の特徴と思うことを挙げていくコーナーがあり、下は、その追加投稿です。
(10) 登場人物が幸せの絶頂に至っている際に、別の出来事や事件が伴って現れて、その登場人物を死・不幸・艱難(かんなん)・悲劇に突き落とすなど、作中で登場人物にひどい仕打ちを行う傾向があること。
『カラマーゾフの兄弟』ドミートリイとグルーシェンカや『悪霊』のシャートフとマリイなどで、そのケースが見られる。悲劇というストーリーを描くことは小説の一つのポイントだとは思うが、読者としても、登場人物の幸福の絶頂においてそうした事態が現れてくることは、非常につらい。 作中にこういった内容を設けることは、作者ドストエフスキー自身の「幸福恐怖症」から来るとの指摘があるが、ドストエフスキーの罰や苦悩を求める傾向のことも含めて、鋭い指摘かもしれない。 |
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[450] 2023/06/23/(Fri)07:25:53
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
ジイドの講演&寺田透 |
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〜作家ドストエフスキー氏の心〜
@人間は、《人神》である。(⇔『悪霊』のキリーロフが話してる様に)
Aだから、人間は、造りが、《人間は、善人》である。 人間は《人神》であるのだから。
B人間は、人を助けないといけない。自分個人よりも、人のために生きるのである。(⇔『自己を捨て、他者のために生きる』と、ドストエフスキー氏は述べている。『白痴』のムイシュキンは良い人だけど、他者のために生きる事をしないのが。欠けていると、ジイド氏は講演で、述べている。)【読者私は、ムイシュキンは、アグラーヤと、ナスターシャを好きになるという、他者のために、生きたとも言えますねと考えるのですが。】
C人間は。自由に生きて良い。もしかして、苦悩に落ちた時にも、三層からなる仕組みで、苦悩にこそ、人間である歓喜の感覚が存在するのだから。(⇔人間が、そういう造りであるから。苦悩で、例えば、細い管を通る水が流れにくくて、溜まってきた時に、解決されるや、ドドドと。水が、勢いよく流れるスカッとした気分が、苦悩の解決後に現われる状況となるであろう。)
D作家ドストエフスキー氏の小説には、随分とあれこれ、死んでしまう人も多い。しかし、『犠牲』という表記で表せば、《キリスト》という事になるであろう。(⇔人間は《人神》であり、物事を自分自身が、決定出来るとすると、あれこれの後の「死』は、『犠牲』であるから、《キリスト》に相当する。)
@〜D 極論かも。
🟢🔵🟣 『ジイドの講演』の寺田透訳での書物との出逢いは、読者私には作家ドストエフスキーの描いた作品群の『筋の通った総まとめ』の哲学或いは思想或いは考え方として、プラスに役に立ちますね。
人生、毎日、瞬間瞬間が、楽しくてしょうがない。楽しい‼️楽しい‼️に、なりますね。
つまり、プラス思考と楽天的な生き方が本来の生き方でしょうね。
精神が解き放たれた自由な心境&自由になりますね。そのままで良い。そのままで良いっと、言われた瞬間に、力が湧いてきますね。何かをしたくなりますね。何か良いことを、ますますしたくなってしまいますね。不思議ですね。不思議なことですね。強制をされないと、自由だと、自己管理ができて、高みに昇っていきたくなるんですね。心地よく良いことをしたくなってしまいますね。行動力が倍増しますね。けれども、決して疲れない心と身体の行動力です。
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[449] 2023/06/22/(Thu)09:24:57
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
ジイドの講演&寺田透 |
| 本文 |
p189 O7 O6continue 「彼らは、善良じゃありません。それは彼らが自分らが善良だということを知らないからです。〜彼らは自分らが善良だということを知る必要があります。そうすればたちまち彼らは、みんなひとり残らず、善良になるでしょう。」
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[448] 2023/06/22/(Thu)09:19:34
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
ジイドの講演&寺田透 |
| 本文 |
p189 O6 O5continue 「 けれどもブレイクもドストエフスキーも、〜言い足すのをききます。」
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[447] 2023/06/21/(Wed)11:47:02
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
ジイドの講演&寺田透 |
| 本文 |
p188 O5 「こういううわべの酷薄さについて誤解しないようにしていただきたい。これがドストエフスキーの作品のなかに繰りかえし現われるのは人々の見る通りですが、これはブレイクの寂静思想と類似のそれ、ドストエフスキーのキリスト教はローマよりアジアに近いと私に言わせるところの寂静思想の一部をなすものです。かようなドストエフスキーにおけるエネルギーというものの受け容れ方は、ブレイクにあっては、エネルギーの讃美とさえなるもので、東洋的というより西洋的なのですけれど、やはりそうなのです。」
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[446] 2023/06/21/(Wed)11:45:40
| 名前 |
ほのか
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タイトル |
ジイドの講演&寺田透 |
| 本文 |
p188 O4 「いろいろ〜」
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