ドストエフスキーの「情報・意見」交換ボード
※他の情報や話題の書き込みも、どうぞ。
「事項・テーマ」一覧  HP  HTMLタグ一覧

名前
タイトル
本文
編集・削除のキー
[586] 2023/12/21/(Thu)20:29:38
名前 Seigo
タイトル 戦争映画として、『プラトーン』『二百三高地』  ★Stop Putin&netanyahu Stop War (18)★
本文 ほのかさん、投稿、どうも。

戦争映画と言えば、過去に観たぶんでは、

・『プラトーン』
 (1987年。監督:オリバー・ストーン。)

・『二百三高地』
 (1980年。監督:舛田利雄。)

が印象に残っています。

前で触れましたが、『プラトーン』の末部で用いられたサミュエル・バーバーの曲「弦楽のためのアダージョ」のYouTubeの動画に付けられたコメント、

プラトーンのラストシーン。何のための、誰のための戦争なのか?

は、私の胸に突き刺さったままです。

現在のネタニエフ政権とプーチン政権の横暴へ向けて投げ返したい言葉でもあります。

   
『二百三高地』も、さだまさしさんが歌った主題歌「防人の詩」も、絶唱として、心打たれます。
     
[584] 2023/12/17/(Sun)10:30:23
名前 Seigo
タイトル ★Stop Putin&netanyahu Stop War (17)★
本文   ※追記更新:23/12/17 20:07

  
ハマスから攻撃を受けたことを口実にしてのイスラエル軍のガザ侵攻と、ロシア軍のウクライナ侵攻がいまだ続いている。

民衆や兵士たちの殺害・犠牲という大犯罪をなんとも思っていないネタニエフ政権・プーチン政権のエゴ、戦争を続けさせることで金儲けをしようとする戦争屋や土建屋等のエゴを、いい加減なんとかしてほしい。

本人たちがよく考えて自ら止(や)めること、無私の主要国の要人や知恵者や両国の民衆の声の英知で侵攻を止(と)めることは出来ないのだろうか。


このたびのことで、ロシア現代史のこと・プーチン政権のことに加えて、イスラエルのこと、パレスチナ・中東のこと、ユダヤ人・ユダヤ教・旧約聖書のことなどを、あらためていろいろと勉強し始めたところです。勉強してもよくわからない部分がありますが、さらにいろいろと知っていきたいと思う。


  
   
    
[583] 2023/12/16/(Sat)19:26:37
名前 Seigo
タイトル ドストエフスキーの言葉 (12)
本文   ※追記更新:23/12/23 21:57

ドストエフスキーが残した言葉のうち、次の1〜4の言葉に注目してみた。


1、節度を知りなさい。時宜(じぎ)を心得なさい。それを学びなさい。
(『カラマーゾフの兄弟』より。)
[語注: ・節度=行き過ぎのない適当な程度 ・時宜=物事を行うふさわしい時期をわきまえること。]

2、私には、幸福とはどうも――人生に対する明るい見方と曇(くも)りのない心の中にあるものであって、外面的なものにあるのではないように思われます。
(書簡より。)

3、理想と熱意がなかったら、どんなことだって紋切り型のくりかえしになってしまう。
(時評風随筆『ペテルブルグの夢』より。)

4、どうにも暇(ひま)をもてあましたら、誰かか、あるいはなにかを、愛するようにつとめることだな、ただなにかに熱中するのもよかろう。
(『未成年』より。)


節度・時宜、明るい見方・曇(くも)りのない心、理想・熱意、愛すること・熱中することの大事さ・効能を述べていて、1・2の言葉などはドストエフスキーは生き方・あり方の面でも健全に円熟していった人だったこと、3の言葉などはドストエフスキーが理想と熱意を持って人生や創作に取り組んでいたことがわかる言葉だ。
  
   
[582] 2023/12/12/(Tue)20:08:27
名前 Seigo
タイトル >森有正氏のスタヴローギン論
本文 佐藤さん、ページへの来訪・投稿、ありがとうございます。

スタヴローギンのことが話題に挙がっていることで引用してくれた森有正氏のスタヴローギン論は、神から離れて自分のみの意向と行動で生きようとして虚無や奇行に陥ってしまうタイプの人間のことを批判していて、鋭いですね。

これまで折に触れて述べてきたことですが、私も、ドストエフスキーの文学に出会って以降、そのあたりのことを、ドストエフスキーの文学から学んで、宗教の世界観・人間観・生き方の方に関心が向くなど、得るところは、かなり大きかったように思っています。

ドストエフスキーの文学・思想や、下で触れている仏教の思想などについて、近年思ってきたことがいろいろあるのでしたら、また、いつでも、投稿してみて下さい。

    
[創元社1950年初版の旧版のぶん]
     
[581] 2023/12/11/(Mon)21:23:56
名前 佐藤
タイトル スタヴローギンの精神像
本文 Seigoさん
お久しぶりです。
ドストエフスキーが自分の心の中から紡ぎ出したスタヴローギンという人物像は、ドストエフスキー作品についての深い理解には欠かせない核心の部分であると常に考えています。
さっそく流用で申し訳ございません。
タイトルにあるように、スタヴローギンの精神像については、森有正の『ドストエーフスキー覚書』に次のように記されています。
(神を失って、自ら自己の主人公たろうとする近代人の運命をその極限において探求したものではないであろうか。
中略
神なき人が、{永遠の憂悶}を植えつけられ、自己の力を浪費した末路がここに描かれている。その教えたるところは人間そのものには救いがないということである。かれは自己に破滅しながら、常に実在的なものに邂逅しながら、ついに他に向かって手を差しのべることをしなかったのである。)

実に核心をついた指摘だと思います。
神という存在を無視して、自分が存在の主人公になろうとすることの愚かさと恐ろしさについて、ドストエフスキーは人生の経験から強い信念を持っていたと思われます。
私もそれなりの人生における経験からドスト氏と同じようなものの考え方に近づきつつあります。

私も仕事の関係から深い関心を持っている考え方にまだ仮説の段階ですが、最新の宇宙物理理論に<ホログラフィック宇宙論>というのがあります。これは決して”トンデモ科学”の話ではなく2022年のノーベル物理学賞に<量子もつれの発見>ということがありましたが、その先にあるとされる宇宙物理理論です。

一言で言えば、我々の宇宙はすべてが時間空間を超えて映し出されているというものです。もし、我々の宇宙がそのような型で実在しているとすれば、この映し出された姿を知ることができるものこそが神であり、仏であるということになるのでしょうか。

これはお釈迦様のお教えそのものであり、ようやく最新の宇宙物理の考え方がそれに近づいてきたように思われます。
[580] 2023/12/09/(Sat)15:22:08
名前 Seigo
タイトル スタヴローギンの人格形成における家庭環境のこと
本文 ほのかさん、投稿、どうも。

下で触れているように、ドストエフスキーは、家庭というものを非常に大事なものと考え、良き妻になることとともに子供たちに対して賢明な良き母になっていくことが女性の大事な使命だと言っていますね。

その点、青年となった『悪霊』のスタヴローギンの人格に問題があるとするなら、それは、実父不在で、母ワルワーラ夫人と家庭教師となって情操や思想の育成に影響力を持ったステパン氏の育て方や教育と愛情が良くなかった、不十分だったということではないかと思う。ドストエフスキーは作中で、そのことを、ほのめかしています。


(ロシアのテレビドラマ『悪霊』のスタヴローギン)
※、このロシア版のドラマ『悪霊』を以前日本語字幕版のぶんで観ましたが、よく出来ているとあらためて思います。
      
[578] 2023/12/07/(Thu)07:05:55
名前 ほのか
タイトル 読者私のドストエフスキー氏の小説の読み方は、正しかった‼️😃
本文 《読者私の、ドストエフスキー氏の小説の読み方は、正しかった‼️↔︎ 嬉しい😃》

@ 『罪と罰』の小説で、先ず、《ラスコリーニコフという青年が、金貸し老婆を〜というのは、いけないでしょう‼️》っという。読者私の感想だったんですね。最初の1番に。

 そうしたら『作家の日記』では、《いけないのです》と、書いてあります。

A『悪霊』で、スタヴローギンが、女の子を箒とかでぶつ母親を、見て。女の子が可哀想だと同情した心を書いてありました。スタヴローギンが、優しい心の持ち主であるという、読者私の読み方は正しかったのですね。『作家の日記』に、その様に書かれてました。間接的にですが。スタヴローギンのことだなっと、読者私は気が付きました。嬉しかったですね。

B 《親が、子供に対して、真剣に向き合って子育てする》のが大事であると、『作家の日記』に書かれてました。三ページくらいを使って書かれてますね。
 全て書き写したいと思ってますが。
 この様に子育てのやり方を、丁寧に書いて下さってる読み物はないので、大助かりですね。

⚫️その他⚫️

 ドストエフスキー氏の生きた時代は。ネットもなかったですし。世界の情報が。あまりわかりませんね。

 現在は、つぶさに、ネットを駆使すれば、ほぼ、世界の情報を、個々人が収集&感知出来ますね。

 @のラスコリーニコフの事件は、外国かぶれの親の躾が悪いからという書き方をしてますが。意志を強く生きれば、こういう事件は起こさないわけで。どの様なDNAという地域性でも、意志を強く生きれば。この様な事件は起こさないわけですね。
 作家ドストエフスキー氏は、チラッと、外国かぶれだからと書いてしまったのでしょう。世界を知れば、色々な世界の文化に学ぶことも多いはずですね。

 『悪霊』のスタヴローギンも、外国かぶれてあるから、悪者にしたかったけれど。一応、悪者にしたいのだけれど。小説では、善人に。読者私は捉えて読了しております。DNAは、優しかったのですね。そういうスタヴローギンが、悪いイメージを持つ小説になってしまった‼️

Bの子育ても、都会の人は、子供にかまっていられなくて、子育てがおろそかになるという警句を発した文章でありますね。

 しかし、都会でも。意志を強く持てば。立派な子供に親が向き合ってる子育ても出来ます。

 この時点で、ドストエフスキー氏は、ネットのない時代に。外国かぶれを、良くないと言いたかった⁉️

 そうでもない⁉️ 読者私のような捉え方をする人もいるから。
[576] 2023/11/29/(Wed)11:20:24
名前 ほのか
タイトル 『作家の日記』
本文  世界の歴史を、興味を持って、読んでます😃

 かつては、歴史が過去の事と思って、嫌いだったから。
[575] 2023/11/27/(Mon)11:03:28
名前 ほのか
タイトル 『作家の日記』
本文 * 外交で、仲良くならない*

* 喧嘩は、子孫に引き継がれるから、《我慢》を、力の強い方が、しないといけない *

[574] 2023/11/26/(Sun)12:40:20
名前 ほのか
タイトル 『作家の日記』は、全体像‼️
本文 短編は、短編ですね。

『作家の日記』は、それらが生まれた。全体像と言えますね😃




Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板