| [3920] 踊りに行くぜ!! |
- big - 2010年01月12日 (火) 23時56分
コンテンポラリーダンスの全国巡回公演「踊りに行くぜ!!」を立ち上げて10年という団体。昨年の静岡公演では、ワークショップを行って好評を得た。高尚だと敬遠されがちなダンスを教育や地域と結びつけ、芸術と社会の接点を探るという。
ダンスの巡回公演は珍しいですがー
公演数を重ねるごとにダンス作品が育ち、さらに各地域の住民がダンスに触れ合う機会を増やしたいという思い。コンテンポラリーダンスなどの身体表現が、言葉や年代の壁を越えてコミュニケーションの道具となり、さまざまな社会問題を解決するために有効だと認められている。
ダンスは道具を使わず、自身の身体を使って表現する特徴を持つ。ことにコンテンポラリーダンスはバレエなどのように型が決まっていない。今を生きる人たちが、この時代にしかできない表現を生み出した。誰もがもっている踊りの芽を引き出すきっかけをつくりたい。
ダンスとの社会のと接点はー
ダンスには想像力と表現力、人とのコミュニケーションを育てる力がある。これらは人間が生きていくうえで不可欠な力が、現代社会では希薄になっているのではないか。たとえばイギリスでは「コミュニティーダンス」という施策が進められている。国のダンス機関が10あり、高齢者や障害者もダンスに親しむ環境がある。移民の多いイギリスでは、言葉の異なる人太とのコミュニケーションが課題。
今の日本では、ダンスが若者だけのものになっているが、本来は誰でもができる身体表現。古来、神にささげる舞や祭りの踊りなど、体を使った動きや踊りはひとつのメディアだった。
コミュニケーションの道具が発達した現代、体を使わずに頭と言葉で処理しているのではないか。普段頭ばかりを使う生活をしていて気づかないだけで、その人固有の身体表現がある。全国で展開しているワークショップの 参加者からは、「とにかく楽しかった」との感想をいただく、固有の身体表現を再認識した喜びから発せられた言葉だと思う。
ダンスをはじめ芸術活動は、社会と切り離されてきましたー
芸術は今、社会や地域にとって必要とされている。表現力を鍛える場としてまたダンスのような新しい表現を面白いと思う感性を生み出す機会として、どこに住んでいても、誰でもダンス作品を生み出すことができると伝えたい。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ペアダンスもひとつの作品って考えられないか。 ”誰もがもっている踊りの芽”って、いい表現だと思う好きな表現だ。 若い人だけのもんじゃないって、実際そうだ。 観阿弥もいうように、序破急が鉄則だろう。 コンテンポラリーというのも一つのスタイル、型なのでは。 「型」があってこその「自由」ってのもあるのでは。 型がないのは難しいような気がする。誰にとってもコンテンポラリーダンスというスタイルがベストとは言えないだろう。など思う事たくさん。 文化庁の応援を受けている。サルサでは無理なんだろうか。
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