【広告】楽天市場から大感謝祭を開催中26日1時59分まで

English Here

Hungle

之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず
「論語」

名古屋サルサをもっと楽しくしたい
もっと素晴らしいサルサを追求したい
熱い思いを語りたい
そんなあなたのもっともっとを受け止めます
何気ない日常に真実があるかもしれない
見たこと、感じたこと、ふと思ったとこ
何でも書き込んでね

[3869] 高〜い高〜い名古屋ヒルトン
big - 2009年07月21日 (火) 00時00分

ヒルトン名古屋サルサでは、7月19日の日曜,,
連休中日も200名を超える人々で埋まった。

なぜ、多くのダンサーたちが集まり、そして多くが脚がしびれるまで踊り、男女が陶酔するのだろうか。しかも特異的に名古屋で。

たとえば、人がタイプを打っているの
を見ると、自分では打っていないにもかかわらず、脳内ではタイプを実際に打っているのとまったく同様の部位が活動するという。この部位に存在する神経を、他人の行動をあたかも自分の行動のように映しだし、感じ取ることが出来る神経、ミラーニューロンという。
近年の脳科学における最大の成果という人もいる。

武道では、観とり稽古というのがある。これは非常に重要な稽古で、間違った技を何百回繰り返しても上達は望めないが、自分より上位の人の技を見ることで、自分がたとえ、技をやっていなくても、脳内で技を実際にやっているのと同じ脳活動を引き起こさせることができる。つまり身体を動かさなくても実際に稽古をしているのと同じ状態となる。

実は、武道でもサルサでも技を身に着ける上で、一番障害になるのが、身体そのものなのだ。いくら「こうしろ」「ああしろ」と言っても簡単に、自分の身体が言う事を聞いてくれない。

しかし見取り稽古ならば自分より上手い技を見る事で、あたかも自分が技をしているような脳活動が起き、しかも障害となってしまう身体が邪魔をしない。
つまり技を会得するのに非常に効率が良い。

サルサも同様。レッスンでかかせないのが「イメージレッスン」。
当該レッスンで、会得すべき技を何度も、何度も、繰り返し、先生が演じて、生徒に見せる。
一見回り道なようで、実は会得の早道なのである。

このミラーニューロンを活性化させる物質が最近発見され、複数の被験者に投与された。

いったい何が起きたのか。

なんと投与された被験者たちは「幽体離脱」を体験したのである。

ミラーニューロンは、ミラーが多いほど、その活性度を高める。つまり、他人の数が多いほど、ニューロンの発火が連続的に起こるのである。

たとえば、マスゲーム。たとえば、教室に多くの人を集めて行う授業。同じ制服を着て行進をする。朝礼をする。なにか同じ文言を唱和する。
多くの人と、同じ呼吸、共感のもとにミラーニューロンが連続的に発火していく。

ヒルトン名古屋サルサについて言えば、もともと高層ビルの頂上というロケーションが、まさに俯瞰的な位置であり、さらに、ミラーニューロンの活性化で、自分がなぜここにいるのかが、幽体離脱して、いいかえるならば、さらに高い位置から俯瞰的に見えるわけで、大げさに言えば、宇宙的宿命に身を貫かれる、といってもよい。

自分が、ここにいることの必然性が、虚空から自分を見下ろすことによって、一瞬のうちに理解できる。

サルサの楽しさの源泉として祝祭的共感というのがあるとすれば、それはつまりは、ミラーニューロンの働きといえるかもしれない。

居るべきところに、居るべき人たちと、居るべき時間にいる、という感覚は、深い自己満足をもたらすものである。

ヒルトン名古屋サルサが、このような喜びをもたらすものであるならば、県内はもとより、東京関西からも、ダンサーたちをひきつけてやまないのは当然である。

次回8月15日も、絶対はずせない。


コメントする

Name
Title
Message
画像
アップロード
URL
Pass
Cookie

サルサ好きの本棚
中村美保SalsaDanceSchool
Number
Pass