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Hungle

之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず
「論語」

名古屋サルサをもっと楽しくしたい
もっと素晴らしいサルサを追求したい
熱い思いを語りたい
そんなあなたのもっともっとを受け止めます
何気ない日常に真実があるかもしれない
見たこと、感じたこと、ふと思ったとこ
何でも書き込んでね

[3865] 小話三題
big - 2005年03月01日 (火) 00時50分

■サルサ場は不思議なもので、人が少な過ぎると盛り上がらないし、多すぎては、踊るスペースがなくなり踊れない。

エルココの元DJスギによれば「混んで来ると、入場者の服にスピーカーの音が吸収されるので音量をアップしますね。人が多いと、場内の雰囲気、その”テンション”が上昇してくるのでそれに負けないように大きくします」

ペアで踊る場合、二人だけの貸し切りで踊れって言われてもだめ。周囲のダンサーからエネルギーを得るような状態でないとね、二人の、外界から切り離された世界だけ、すっぽりと異次元空間が生まれると言う、不思議な現象が心地良いのですが。

サルボニ定例会はそうした意味で、とてもエネルギー密度が適度な状態だったと思います。

■何故、武道か
って質問されたのですが、ダンスと武道には多くの点で似通ったところがあります。

足元を見よという教えなのですが、実はパートナーの足元を見よということにつながると思うのです。
ペアワークの場合は、テンションが論じられる事が多いのですが、実は足運びとリードの連携に目を向けるべきです。

パートナーのステップが、回転できる状態にないのに、無理矢理ターンさせようとすれば、それは強すぎるテンションに必然的になってしまいますし、逆にどちらにでも動けるステップの時には、わずかな偶力でも回転をかけることが可能です。
当たり前のことですが。

パートナーの足元を視野の外縁部で常に捉える、もしくは見えない場合でもパートナーの脚の動きに注意を払うというのが大切です。

「リードが前より良くなった.前は弱すぎたかも」と、去る方にお褒めの言葉をいただいてちょっと良い気分にさせてもらってそんな事を思いました。

きゃくかしょうこ
[3866] それは男が近づく時
big - 2005年03月01日 (火) 23時57分

中日ビルでのMihoレッスンが終わり、ほっとする時間。サルボニが始まる前のつかの間の茶話会。
日頃のサルサにまつわるあれやこれやをクリエの香り高い珈琲を飲みながらお話する。

「男性からの踊りのお誘いは極力お受けするようにしてるんだけど、これは勘弁して、どうしてもお断りしたい、ということがあるの」

ほう、どのような? 我々男性の方は、女性の方からもし声をかけていただけるような事があれば、何はさて置き、ビールグラス置き、応えます。誘いの手をはねのけるような事は決していたしませんが。

「踊りの最中に、ずーっと話しかけてくるの。どこに住んでる?独身?どこで習ってるの?しょっちゅう来るの? こっちは踊りたいのに、どうでもいいような話を続けるわけ」

それって、ナンパじゃないの。

「こちらはそんな話なんかせず踊りたいのに、エンエンと続けられると嫌なっちゃう」

「無理なリードで、痛くする人も困りもの。また痛いのかと思うと、二度と踊る気がしなくなる」

あ、それはいかんな。

「だから、そんな人が近づいて来ると『あ、来るな』って身構えちゃう訳ね。どうやったら踊らずに済むか、逃げられるか、断り文句を瞬間いろいろ考える」

う〜ん(ダイレクトに拒絶理由を言えば角が立つから)

「あ、今踊ったばかりなんで、とか、疲れてるんで休んでます。とか」
「でも、断った直後に、別の人から誘われ『ハイハイ』なんて受け付けたりすると、しら〜〜...という感じ」

まあ、それはしゃーないね。

「だから、あ、またあの人だ、と察知した場合はトイレに駆け込もうかなとまで思う」

切実だね。

身構えさせるなど論外、サルサの楽しみも半減です。テンション(緊張)を生じさせないよう、リーダーたるものまさに「脚下照顧」すべきではないでしょうか。


さて、こういうネガティブな話題では、とかく「誰々さんがねえと、とかく固有名刺が出がちであるが「もしその人が私の発言で、今後周りの人から色めがねで見られるようなことがあってはいけない」との配慮、また話を聞いた我々も「あ、あの人だ!」と思う事があるかもしれません。そのような状況が何を生み出すのか、彼女は良く判っているのです。



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