| ■ mmmmharaさん rsa |
■ 返信 |
すいません、こっちにまで引張って来ちゃって えーっと 出来上ったものは、どなたがどのように評価していただいても、ぜんぜんかまわないと思います。当然のことだろうし、それこそ千差万別の評価があろうし。 そのことに対しご遠慮なさることは、端から無いわけで・・・ ただ、設計者としては自分が決断したものに関しては、それなりの点検をしておかなければならないわけです。 それでなきゃ次へのステップがない。 私は、茅葺の屋根にカラー鋼板で上掛け作ったのや、新築でも、ああいう作をしたものを見るに付け、あのピン角がすごく気になっていたのです。今回のも所詮茅葺の真似事でしかないけど、ほんの少しだけ柔らかさを出したかった。それにしてはちょっと大きすぎた。ってことなんです。実際の茅葺もイメージ程大きくありませんね。 まっそんなことです。 それより >R=300でしたら、軒先をどうしてもR=900位の丸みを付けたくなるのでは?? >又棟梁はR=1尺ならば、むくりをもう少し小さく したのでは??
の、軒先900位の丸み・・・の意味が良く解らない? ちがわい。と言う意味でなく、いみぷーと言う意味で?
複合ビルC!!! 誰かに言われるだろうなと思ってました。 康べぇさんとこであれだけ書いておきながら・・・はは まぁ【企画】別ですしね^^; でもあの建物面白いんですよ。斜線制限別にして、日影 だけだとあの形でいくらでも超高層に出来るちょっと不思議な平面形態してるんですよ。 まっそれは別にして私もあんまり好きな建物でものではな・・・ でも、図面とか、設計監理等はほんとに一生懸命やった。 勉強させて貰ったこともとっても多かった。 私基本設計からだったら、あの立地、与条件では打放しは・・・? 2.3年後になりそうですが住宅で【化粧コンクリート打放し】のやれそうな感じが・・・ そこで勝負だmmmmhara(敬称略)ごめんm(_ _)m
こんなとこでどうでしょうか? どんどん辛辣なご意見を・・・ってお手柔らかにm(_ _)m あっ、やっぱり取消しとこうかな。怖いし(^^;)
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[21]2003年11月10日 (月) 16時45分 http://homepage3.nifty.com/rsa/ |
| ■ グッドに感じてしまうのですが mmmmhara |
■ 返信 |
どうもこんにちは、首根っこ捕まれて来ちゃいました。 あ〜ビックリした。(死ぬかと思った)
すみません意味プーでしたか。 PHTO8とPHOTO84の部分の事だったのです、 降り棟がR=300だと、この部分をR=900ぐらいの丸みを見せたかったのでは?? なんて勝手に思ってしまった訳です。 どうもすみません。
複合ビルの件、引込線が目立たなければ、あの外階段周りは素敵ですね。 職業病でどうしても電線に目が行きます(許して!!)
ヒヤーッ2.3年後に勝負ですか、精進します。
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| [22]2003年11月10日 (月) 18時57分 |
| ■ ちょっと混ぜてください。 康べぇ |
■ 返信 |
rsaさんmmmmharaさん今晩は。
田邉邸、何度見ても見ごたえ充分ですね。 ほんま傑作だと思います。 ところでR300とか400とかなんの事だろうと真剣に読ませていただきました(笑 最初意味が良く解らずレスするの辞めましたがようやくトーシロー康べぇにも理解できたもようです。 個人的には450でOK!と思いますが。300だと隅棟の笠木がもっと細く見えてしまいそうだし、ガルバニウム鋼板に掛かりが小さくなってしまいそうで雨仕舞い悪くなりそうです。あれは数値でどうのこうののレベルを超えてますね(^^;) 原寸加工するしか検討のしようが無い部分です。ピン角を避けたのは正解だったのでしょうが下地はどうなってんのでしょうか? いっそのことほんまに銅葺きにされても良かったかもしれまへんですね。(かなりコストアップですが)汗 ところで木材は何を使っているのでしょうか?目が肥えて無いので写真からではわかりませんでした。ケヤキでもなさそうだし、地場の杉? あすなろかな?
五十嵐医院さんもそうですがrsaさんの設計は屋根が大胆な大屋根になってるのが特徴ですよね。軒先だけ見れば平屋なんですが棟を見ると2階建。 田邉邸も寄棟風の大家根からのぞく2階部分(大胆な設計だ!) あそこはドーマ風にもう一つ切妻屋根が有っても良かったかも(^^;)汗(冗談です。私の様な物が意見できるレベルでは無いです) でもほんまこういうの設計できる人って尊敬してしまいます(^^)
複合ビルも全体化粧打ち放しで素敵だと思いますよ。 でもやっぱrsaさんらしさが出てないですね。 コーナーはピン角なのでしょうか? もう少し化粧目地が あっても良いかななんて(^^;) 水切り目地は絶対必要ですよ。それと窓上の小庇とかも。 あと後側は打ち継ぎが少し荒くなってるような・・・ 。 意味の無さそうなRの幕板もちょっと気になるかなぁ〜なんて基本設計がrsaさんじゃ無いと解ったら好きな事言ってますね。m(__)m なんか乱文になってしまいました。お許しくださいませ。
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| [24]2003年11月10日 (月) 21時49分 |
| ■ ちょっと詳しく rsa |
■ 返信 |
mmmmharaさん、康べぇさん、遅くなってすいません。 少し詳しくご説明します。説明なんで丁寧語省きなす。悪気でないです。(^_^)
■軒の件 軒裏のことなんですね。解りました。Ph_NO10ですけどね、上下で間違い(わたしがわるい) 前も書きましたが、基本的に所詮【茅葺】の【模倣】の訳ですよ。茅葺けっしてアールに仕上ってないですよ。NO10でも解るとおり。 も一つ解らなかったのは、降り棟【今回の場合は隅叉首という】【構造材としては】のアールが450ならそのお話が出てこないで、300になるとどうして軒天まるめなきゃならないかまだ解らない? 降り棟が堅くなるからそのぶん軒天で柔らかくした方がいいと言うことかな?
■むくりは、300でも450でもあれが限度でしょう。いくら少ないほうが品がいいと言っても、あれ以上小さいと認識出来ない。【ああむくっているな】と言う意味ではありませんよ。あくまでそれは認識させない方がいい。 でも、そんな知識が無くても優しい感じだなと言うのがねらいです。 あれ以上小さくするとその感覚が多分わかないでしょう?
■複合ビルの件 なんだ電線のことでしたか。ははは^^; 自分にちょっと引け目があったので【ちょっと悲しい】と言うのが、ちょっとショックでした。 いくら何でもそこまで言わなくても・・・。これも、ははは^^;
階段廻りの電線あれうちのじゃないですよ。うちは勿論地中引込。あの写真フォトショでほぼ電線消したんですよ。一回。でも正面側のその他2枚とても消せきれなかったんで、それなら全部無修正で・・・っことです。
■笠木の件 >300だと隅棟の笠木がもっと細く見えてしまいそうだし
まさにそこなんですよ。【笠木】とは言わないだろうが。そこをもっと小さくしたかった。でもピン角には絶対したくなかった。茅葺はほんのちょっと丸まってますね。イメージ程大きくありません。あれは丸めたと言うよりも90°両側から来た茅をうまく切りそろえたらそうなった。と言う位なものなんでしょう。だから、さっきの軒天も決してアールにしようと言うことはきっと無かったんだと思いますよ。ただ、【刈込みはさみと言うかどうかは解らないが?】それで切りそろえた。でも軒先へそのまま水平で行くと流れとの交点が鋭角になる。だから途中で少しアッパー気味にして軒先の鋭角を和らげた・・・。んじゃあないかななんて推測したわけですよ。
勿論全部銅板葺きにしたかった。でもそれは端から無理な話! もし銅板であのアールも他の部分と同じように本ハゼで葺き廻せれば450でも良かったのかも知れない。でもあのように他の部分と違うのがはっきり解るので、なおさら目立って大きく見える。 だからもう少し小さくしたかった。と言うことです。 在来の全体の写真でも解るとおりピン角でもそんなにきつくないんですよ。勾配が緩ければ。 でも新築の方は【返り2寸】=12/10なんですよ。これが降り棟で合さったらかなりきつい!これは何とかしなきゃーって・・・
■あそこは基本的にはほとんど、最水上なんですよ。勿論ぜんぜん降り方向に水が流れないかというとそうでもないでしょうが、スキーの斜滑降みたいなもんで、ほとんど【平】側へ流れる。だからあそこ本はぜでなくてもああいう形で葺いて貰ってもあくまで横葺きの方がいいかなと思いお願いしたんです。
■在来木材の件 柱、くさ槇【一般名称木曽5木のうちの一つ高野槇の地方名】【檜のにおいの強い奴】【くさいから】らしいですけど私には檜と同じとてもいい香りに感じますけどね。6寸角。 新潟ではこのくさまきが昔から上等工事とされ、土台、外回りの窓建具などに多用されてきました。【おらの家土台みんなくさまきらぜ、良い工事なんだ】なんて調子で。 とにかく湿気に強い。檜より強いそうです。 新潟の代表格の橋に【万代橋】と言うのがあるんですが、何回か掛替えられた昔の基礎杭が出てきまして、それもくさまき。檜じゃ残っていなかっただろうと言う位の材木です。 それで、柱脚継柱しなくともほとんどそのまま使えた。
梁類全て松。 旧土間部分のひん曲ったのひょっとしたら桜?なんて話もありました。 屋根の合掌材【叉首】=サスは、本当にその辺に突っ立ってのをただ切ってきて加工もしなければ何にもしない。横材【陸梁にあたる】=【並び】と当るところを鉛筆削るみたいに削って差込んで後は縄でしばり付けるくらい。 【たもぎ】と呼ばれる昔稲を干【かさぎ】と呼ばれるものがあったんですが、ただ木が一列に生えていて、それに横に竹を渡してそれに稲をかけて乾燥させた。その木が【たもぎ】。 タモ系統だと思うんですが??です。タモっていろいろ種類があって、地方地方で呼名がみんな違う。 あー、長くなった。
■越屋根あそこにも一つ切妻屋根?それはないと思う!あれでもある女の子が【わー、ペンションみたい〜】ガク!!!!!!ですよ。思わず腰悪くした。ははは^^; ^^; ^^;
■複合ビルC コーナー勿論ピン角!水抜け防止パッキン施工。化粧目地:あの間口なんでなんとか無しでぎりぎりかとの判断。 水切目地?すいません意味がちょっと?
窓上の小庇それは【違うデザイン】です。
背面の打継目地の荒さ 実はあれはそんなじゃないんでよ。フォトショップで【シャープ】かけたらああなった。直そうかと思ったけど、時間が〜・・・です。
意味の無さそうなRの幕板 前にも書いたけど、あのビル日影 だけのクリアーだと、あのままの平面形態で超高層でも可能なんですよ。で、低層ではあのアールの幕板まで日影 規制に引っかからないライン。【どうだ!建築基準法】ってライン【意地のアール幕板】ってやつです。くだらないですね。(^_^)v
■箱根R邸誰も何にも言ってくれないけど、完成度としては、遙かにあちらの方が上。柱梁全て欅。痛んだ柱とっかえひっかえ。実際いくらかかったか良く解らないくらい。でも【生活実感がない】これが致命傷でしょう。
田邉邸はclientには大変失礼だけれど、そんな大した材料でない。だから再生の時もそんなに材料に凝らなくていい。 その代り出来上ったものは、大仰でなく、実生活にそのまま楚々(でもないか^^;)として自分を提供してくれる。・・・なんて思っています。 又今回はあの【Special Gallery】がインパクトが大きすぎたのかも。特に施工方の多い皆さんの中では。
ちょっときつい書方もしましたけれど、まったく、ぜんぜん、悪気ありません。ご意見を否定したつもりもありません。文字少なくしたかっただけ。m(_ _)m
これに懲りずにいろいろ評価してください。m(_ _)m ああ、つかれた。
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[26]2003年11月12日 (水) 15時30分 http://homepage3.nifty.com/rsa/ |
| ■ 追伸 rsa |
■ 返信 |
まだ残ってた。
> 五十嵐医院さんもそうですがrsaさんの設計は屋根が大胆な大屋根になってるのが特徴ですよね。軒先だけ見れば平屋なんですが棟を見ると2階建。 田邉邸も寄棟風の大家根からのぞく2階部分(大胆な設計だ!)
自分でそんなに意識してなかったんですが、ある時clientにそういうようなこと言われた。 あっそうかって。でも意識的にやってるわけでもありません。 ただ、その分やはり工事費が上がるんですよね。 それがどうもclientに申訳ない・・・
田邉邸の方 平部分でないけれど、山形地方だったかな?ちょっと今はっきりしませんが、【兜屋根】というのがあります。 ほんとは平だけで処理出来れば良かったんだけれど、とにかく2階めいっぱい使いたい。平の部分をめいっぱい長くした。そうすると、奥の方で、片流れで上げていくと降り棟で切れてしまう。 それで、前述の兜屋根の手法を借りて折曲げた。 デモやはり少し洋風?に見える(-_-;) それで【わーペンションみたい〜】ガク
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[27]2003年11月12日 (水) 15時58分 http://homepage3.nifty.com/rsa/ |
| ■ まだあった rsa |
■ 返信 |
Rの付け方 隅叉首と平行に(流れ方向に)左右1尺くらい背の高い垂木をびっちり並べる。それを櫛形の定規作ってそれを当てながら現場鉋掛で削ってゆく。この櫛形のRが300とか450。 だから【現寸で調べる】事は不可能。あくまで一発勝負。だから【設計とは(一つの大きな意味として)予測する事である】からすると、私のその櫛形のRいくついくつというのが(仕上りを予測する)、一番大切だったはずなのに、それをちょっとだけれどミスした(-_-;) って事で〜す(^_^)/~
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[28]2003年11月12日 (水) 16時15分 http://homepage3.nifty.com/rsa/ |