| ■ おじこっぱさんへ rsa |
■ 返信 |
レス遅くなりすいませんでした。長くなりましたの上へ上げました。 こちらへは初めて書込みいただき有難うございます。m(_ _)m marusanさんの所では大変お世話になっております。
大変詳しい解説いたみいります。 康べぇさんの解説はちょっと違うというより、さらりと流されたのだと思います。メーカーなどの解説もそのようになっていますね。^^; 通常なら十分かな?と言うところでしょうか?。(^^)
更に詳細にわたる解説ありがたい限りです。 こちらの解説、【今更に・・・】に使わせていただいても宜しいでしょうか? 康べぇさんのも両論併記みたいな形で・・・
私も三次電解着色のブルー使ったことがあります。ただそれほど色調変化があるとは気づきませんでした。^^;
理論的には何十電解も可能だとか?
別のWebで見た物では、封孔処理が温浴だけで可能のような記述もありましたが、私の知る限りでは、最終塗膜層で処理されると記憶していますが、いかがなものでしょうか?
【光のドップラー効果】ですか?みんな忘れてしまいました。\(__ ) 私が今説明できるのは救急車のサイレンの解説だけです。^^;
それにしてもいろいろお詳しいですね!PCしかり! 【何者】(失礼m(_ _)m)でいらっしゃるのですか? 宜しければ今度教えてください。
どうぞ又いろいろ教えてください。_(._.)_
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[211]2003年12月21日 (日) 16時50分 http://homepage3.nifty.com/rsa/ |
| ■ 失礼いたしました・・・ おじこっぱ |
■ 返信 |
rsaさん、どうもです。。。 サッシ屋なのでサッシに詳しいだけです。 東京に5年いて富山の本社の3年ほど開発系の仕事をしていて・・・ その後やめました。
三次電解着色や四次電解は、枠や框の部材でやっても面白みが・・・ やっぱり、パネルなんかでやらないと面白みがないですね。 我輩のいたメーカーでは、最初のうちは形材・パネル関係無く三次電解でやった物件あったのですが、生産歩留まりが悪すぎて形材だけの限定カラーとなってしまいました。
そうそう、、、 某大手ゼネコンさんが入っていらっしゃるシーバンス
http://www.minato-ala.net/details/air/a0072.html
は、ツインタワービルですが、片方が電解二次着色で、片方が塗装仕上げです。 外装JVメーカーさんの色あわせに苦慮した設計さんが面白半分でそうされました。 我輩のいた会社は両方のビルで製作分があったので工場は混乱してたそうです。 山手線から見ると、違いが分からないのに・・・
大学の頃は、構造系設計事務所兼CADベンダーで3年程バイトしてました。 http://www.kke.co.jp/ 実は、某大学の文学部文学科(英米文学専攻)なのですが、このバイトのせいで就職後設計配属になりました・・・ まぁ、今はそのおかげでメシが食べられるのですが・・・(汗
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| [212]2003年12月21日 (日) 17時37分 |
| ■ 忘れてました・・・ おじこっぱ |
■ 返信 |
> 封孔処理が温浴だけで可能のような記述もありましたが、私の知る > 限りでは、最終塗膜層で処理されると記憶していますが、いかがな > ものでしょうか?
これは、サッシ屋の社員でもよく理解してないケースが・・・ ↓で「クロム酸」の約2倍の数の孔が出きる「シュウ酸」と書きましたが、「クロム酸アルマイト」系の場合、塗膜無しだと退色が激しくて使い物になりません。ブロンズが10年くらいでステンカラーになります。 「シュウ酸アルマイト」系だと、退色の具合がかなりなだらかなんです。 塗膜が無い場合の退色は、空気中の汚染物質や塩などによりアルマイトのこの孔に吸着析出させた金属塩や金属酸化物が酸化したり化学変化で違う合金金属へと変化したり、物理的に金属塩や金属酸化物が失われるために起こります。 「シュウ酸アルマイト」系は、「クロム酸アルマイト」系より孔の数が倍でき、各結晶(六角柱)も小さいので湯せんで十分な封孔が得られますが、「クロム酸」系では・・・ 我輩のいた会社では、塗膜無しは厳禁でしたが、中には「クロム酸アルマイト」系なのに、平気で「お客さんがそうしろと言ってるのだから」と作っちゃう会社もあるようです。 外注作図になって知りましたが・・・(これ以上書くと支障が・・・)
「クロム酸」「シュウ酸」ともJISの規格はクリアできるのですが・・・
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| [213]2003年12月21日 (日) 19時44分 |
| ■ 康べぇ |
■ 返信 |
rsaサン、皆さん今晩は。 お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか? 拙者は年末、年始と少しバタバタが続いていました。殆ど雑用係り みたいもんです。トホホ
さてさて少々落ち着いて来た事もあってか、以前から気になっていた 中途半端に放置プレイしていた電解着色にメスを入れてみようと思った次第です。
おじこっぱさん説明ありがとうございます。 随分以前から読んではいたのですが、これに対応するには少々頭の中を整理 する必要も有ったりで時間がかかると思っていてので今更に補足いたします。
再度、誤解の無い様になるべく解りやすく順を追って説明する事にしましょう。 よって難しい説明は省略いたします〜。間違ってたら修正お願いします。
1、まずは押し出しで成型された型材(生地材)は、ほぼ白銀色に近い色をしていて、耐食性は全く無く、 これに直接、染色しても表面が平坦すぎてそく剥離してしまいます。
2、そこで電解液(硫酸等)の中に型材を浸し、電気分解して表面に多孔質の酸化アルミニウム膜を形成させます。 これを一般的に陽極酸化皮膜処理(アルマイト処理)と呼んでいます。 (このまま下記4の工程処理をすれば通常は電解着色のシルバー色です。) この時メーカーによっては染料や金属塩を用いずアルミ合金に更に色々な金属を加えて その加えた金属の可視光線の反射率の違いからゴールドやブロンズ色を出してるケースもあるようです。 これが一般的に電解発色(自然発色)と呼んでいます。
3、酸化皮膜を作った後、更にアルミ材を水溶液に浸して、電気分解することで、皮膜の孔の中に色の 着いた無機物を沈着させたり、金属塩を含む電解浴中で2次的に電解して孔の最深部に金属や金属酸化物 や析出させる方法でゴールド、ブロンズ、ブラックなど濃淡を任意 にコントロールする事もできます。 さらに極め付けは色の着いた無機物を沈着させると、この細孔に染料・顔料を含浸させる事もできます。 これらは、ほとんどどんな色でも金属光沢を持たせることが出来ます。通常ではこれらを電解2次着色と呼んでいます。
4、陽極酸化皮膜処理で作られた酸化皮膜には、たくさんの孔があいています。 この孔をふさがなければ、耐食効果はありません。 酸化皮膜に高温の水蒸気にあてると、膜の分子が水分を吸い込んで膨れ、 すき間を埋めて、孔のない硬い膜ができあがります。
PS:最近では新日軽やトステムは電解2次着色後に更に半透明色を電着塗装(電解着色とは違う) したりして高級感や重厚感をアピールしてるらしいです。
うっ、なるべく短く説明したつもりですが、やっぱ勘違いも有るかも?? ・・・で何を言いたかったかと言うと、ドップラー効果で色を出してるのは どっちかと言うと電解発色の方だと言う事です。 ではでは〜
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| [216]2004年01月05日 (月) 01時25分 |
| ■ 新年早々有難うございます rsa |
■ 返信 |
康べぇさん。 新年早々気合の入った書込み有難うございます。m(_ _)m これで、ここの方向付決ったみたい(^_^)v
ちょと新年早々なんでいろいろ雑事をかたずてから(すいません)ゆっくり拝見させていただきます。
おじこっぱさん、や、たっちんさん、その他の方々のレス期待してます。
何はともあれ、今年も宜しくお願いします。 (年末と言うこともあってちょっと怠けてましたね\(__ )。 やっぱり、康べぇさんが一番乗りだった。そういえば、オープン時の全体の 一番乗りも、康べぇさんでした。(キリ番無いけど^^;)有難うございます)
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[217]2004年01月05日 (月) 10時32分 http://homepage3.nifty.com/rsa/ |
| ■ 康べぇさんへ・・・ おじこっぱ |
■ 返信 |
┓(´_`)┏ 2、3、で大きな間違いあり・・・ 4、で小さな間違いあり・・・ P.S.で誤認識あり・・・ 『・・・で何を言いたかったかと言うと、』も違います。
拙者、軽金属協会の会員だった人の資料作成とかの手伝いをしていたので、 詳しすぎますが、拙者がこちらで最初にカキコしたとき『厳密に言うと』で 始めたので・・・
ちょっと、ネットでリンクできるPDFなりの学会資料を探してきます。。。
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| [219]2004年01月06日 (火) 15時02分 |
| ■ おじこっぱさんへ 康べぇ |
■ 返信 |
こんにちは、おじこっぱさん。
おじこっぱさんはこの辺はプロフェッショナルですが、 我々はトーシローなので(^^;) 厳密じゃ無く、凡人にも解るように説明いただければ ありがたいのですが・・・。特殊なものや、例外を挙げると とてつも無く長文になって読む気がしなくなるかと・・・。 宜しくお願いしますね〜
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| [220]2004年01月06日 (火) 15時27分 |
| ■ f(^^; おじこっぱ |
■ 返信 |
>我々はトーシローなので(^^;) またまた〜
良い資料を見付けましたが時間がありません。 今度の連休で時間を見つけてカキコします。
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| [221]2004年01月07日 (水) 07時05分 |