| (43) 2002/09/03 弾き語り@調布ginz |
投稿者:なま
MAIL
URL
|
2002年9月3日(火) 光田健一弾き語りシリーズ‘02秋@調布ginz
GUEST:藤井晴稔(A.ギター),斎藤久美子(コーラス),Cico(カホン)
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
またまた、曲順がわからなかったので、“Kens*Gallary”管理人、Miyukiさんのセットリストを参考にさせていただきました。Miyukiちゃん、ありがとう。 MCの位置はかなり適当です。どのタイミングで話した内容かは定かではありません。 相変わらず、長くなりそうな気配を書く前から感じておりますです。 ですので、休み休み読んでいただけると幸いです。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
一旦やってきていた秋の気配は一体いずこへ?という残暑厳しい9月3日、火曜日。 ライブ雨率の高い私だが、この日はとってもいい天気。 この日は、仕事に1時間早く行って、2時間早く早退。早めに調布に向かう。 Ginz入り口に並んでいると、ginzの歌姫Norikoさんがドリンクのオーダーを聞いてまわってきたので、ジンジャーエールを注文。酒はかっくらっていませんよ、健ちゃん。 この日は9月に入ったというのに真夏の暑さで、扇子を取り出して「いや〜、ついあ〜だねぇ、ついあ〜」なんて言いつつパタパタ仰ぎながら階段に並んでいると、何やら荷物を運んでいる人が横を通った。 「はーい、ごめんなさいよ〜、ごめんなさいよぉ〜」 よく見ると、Cicoちゃんだった。 今日はCicoちゃんが来ているのか、ラッキーだなぁ♪なんて思っていると、しばらくして軽快なサンバのリズム…じゃなかった、なにやらドラム系の音と、素敵な女性コーラスが聞こえてきた。もしや、今日のゲストはと更に期待膨らむ。
予定時刻を遅れての開場。 中に入ると、まだステージでは健ちゃんがリハーサルをやっていた。 ステージにはいつものように、Ginzオーナー銀さんの奥様の嫁入り道具のアップライトピアノが置かれ、そこには『リクエスト募集中!』の張り紙が。しかし、他にもマイクが数本立てられ、いつもと違った雰囲気に。 だってそこには、健ちゃん、Cicoちゃん、久美ちゃん、そしてなんと藤井晴稔37改め42が!いたのでした。藤井さ〜ん。 今日、来てよかった(T_T) Ginzアリーナの席はまだ少し空いていたが、豪華メンバーの雰囲気のせいなのか、階段を降りていくことがためらわれ、今日は上からステージを見ることに。(ginzはステージが下にあるので、健ちゃんもよく「ステージ上ではなくて、ステージ下(げ)」とか言ってましたね)
♪ ♪ ♪ 1部 ♪ ♪ ♪
開演8時。ちょっと押しで始まる。 健ちゃん、ステージに降りて来ると、リクエスト用紙に目を通す。演奏する紙だけを選定していると、ピアノの上は紙だらけでとっちらかってしまい、演奏できないよ〜、とのこと。
♪ Sun flower ♪ 願い マドレチがしっとりと続く。 そしてリクエスト。 「みんなが聴いてみたいと思ってる曲は、僕もやってみたいと思うんですよ。」 と健ちゃんは言っていたけど、健ちゃんがやってみたいと思っている曲は、ちょうど私も聴いてみたい曲だったりするんですよ。
♪ 少年時代(井上陽水) この曲を聴くと、どうしても卒業式を思い出してしまう私。(みんなで歌ったのです)
♪ September(竹内まりあ) 本番前にちょこっと弾いてみたんだそうですが、「あまり出来が良くなかったからやらない」「弾き語りでやる曲じゃないよ」…と言っていたにもかかわらず、リクエストがあったので歌ってくれた。ところどころ「あれ?」とか言って止まってたけど(笑) しっとりもいいけど、アップテンポな曲をピアノでやるのも楽しくていいなぁ。
開場時間が遅れてしまった事へのお詫び。 「みんな待った?」と聞くと「スゴイ待ったぁ〜(怒)」というお客さんが。 だから客席が変な空気なのか!とか言っていましたが、変でしたか?>健ちゃん じゃあ、お詫びに、歌本(にゅーむーじっくのすべて)をぱっと開いたところの歌を歌いましょう、といって歌い出したのは…
♪ 恋の予感(安全地帯) 「なぜ〜♪なぜ〜♪あな〜たは〜♪」きゃぁぁぁ、安全地帯だよ! この歌が妙に健ちゃんの声に合っていて、とっても良かった。 是非、他の安全地帯の歌も歌って欲しい、そう思いました。
「パッ!」とか「うっ!」とか言って歌本を開いてみるのだが、う〜ん(´〜`)という顔で閉じてしまう。知らない曲だったみたい。 また、適当なところを開くと『飛んでイスタンブール』だったらしい。 なぜか、リハーサルでやった時も必ず『飛んでイスタンブール』のページが出たらしい。 誰かが相当好きで、練習してたんでしょうか? でも、この曲はやらない。
♪ みずいろの雨(八神純子) おぉ〜!八神純子!昔、エレクトーンで弾いたさ〜。(←いくつだ?) タイトル聞いた途端「健ちゃん、あのハイトーンは出るのか??」という事が心配されたけど、ちょっとキーを下げていました。 ピアノのイントロがまた、かっこよかったな。 個人的には『Mr.ブルー』なんかも、歌って欲しかったりします。
♪ ブルー(渡辺真知子) そしてそして、水色続きで、続くは真知子さん! 実は、この曲をリクエストしようかなぁ〜と思っていたのですが、いつも真知子さんの歌はイントロだけとかで歌ってくれないので、駄目かなぁ〜とリクエストしなかったんです。 そうしたら『ブルー』ですよ!驚いた!! 今回の選曲はかなり、わたくし心をくすぐる選曲。 (余談ですが…ちょうど先日、久しぶりに友達(実は彼女もケンパー)とカラオケに行って、大80年代大会になってしまいました。で、『ブルー』に挑戦してみてたんですけど、低い声から始まるのに高いキーまで出さなくてはいけなくて大変でした。しかし、真知子さんを歌うと、カロリー消費量がスゴイね。真知子はやせる(?)でも真知子さん…)
☆☆ 真知子さんのバンドで一緒にやっていたという流れで、ココで藤井さん・Cicoちゃん・久美ちゃん 登場! ☆☆
健ちゃんが「ライブをやるって言ったら「俺も出させてくれーっ!」て人たちが勝手に来ているんですよ〜」みたいな事を言って、GENTLESのメンバー3人を紹介。 すると藤井さんが、「嘘つけ!何が勝手に来て弾かせろだぁ〜?俺は数日前まで北海道の大自然の中でのんびり過ごしていたのにだ、帰ってきたらCicoちゃんから電話がかかってきて「健ちゃんのライブ行こうよ」ってしつこく言うんだよ。俺の頭ん中はまだ大草原だから断ったんだけど、またかかってくるから、しょうがねえかって来たのに。健ちゃんだって「適当に弾ける曲の楽譜持ってきて、2,3曲やってよ。Guitarは僕が持ってくからさ」とか電話かけてきたくせに。何が勝手に来ただぁ?」と反論。 話をしている間も、健ちゃんが北海道に反応して「あ〜あぁ〜♪」とさだまさしのマネをしているのを「うるさいっ!」と一喝する藤井さん。
あははははははは、健ちゃんがつっこまれてるぅ〜(笑)
すると「気持ちいい〜\(^○^)/」とCicoちゃん。 「俺一人で来ると、絶対呼んでもいないのに勝手に来た、とか言われるから。それに、最近つっこむ人いなくなっちゃって誰もこの人を止めないから、俺が苦手なツッコミをしなくちゃいけなくなったんだ。俺は元来ボケなのに。」 どうやら本日は、Cicoちゃんの思惑通りに事が進んでいるようです。 健ちゃんも「今日は思いっきりポケるぞぉぉぉぉ〜!」
藤井さんって、こんな面白いキャラだったんですね(知らなかった) 一瞬写っている高橋真梨子さんのCMからは想像つかないっす。 藤井さんが、「今日のお客さんは、『みずいろの雨』でおぉ〜とか言ってるわ、安全地帯で拍手してるわ、一体どうなってるんだ?!」と言っていて、健ちゃんが「僕と同い年くらいだよ、と思いたい」と言ってましたけど……まぁ、幅広くいますですよ。
♪ 真っ白な八月 「この時期は夏なのか秋なのか。それをはっきりさせないと次の歌は歌えない。」 それを聞いて去年の「ケンケンダイヤル」を思い出してしまいました。 毎年、疑問に思っちゃうんですね。 すると、Cicoちゃんが「賑やかだった〜蝉の声〜」 会場は大爆笑!Cicoちゃん曰く「これをやれただけで今日は満足」だそうです。 私もそれを聞けただけで、今日は満足です。>Cicoさま
もう9月ですが、この日はとっても暑かったので、まだこの3曲はピッタリでした。 マンダラでも聴いたのですが、やっぱりコーラスが入ると違うね!改めて、久美ちゃんの声って素敵〜と惚れ惚れしたのでした。
♪ 帰郷 藤井さんの田舎は“山口県の大島”なのだそう。 ちなみに健ちゃんのお父さんも山口県の大島出身。この話題に対して藤井さんは「ごめん、広げられない」と一言。 そして、藤井さんが昔やっていた広島出身のバンド、『ZIGZAG』の話に触れそうになると、嫌がる嫌がる。 (ZIGZAGって、確か昔昔『コ○コーラ』のCMでVocalの人がオープンカーに乗って歌っていた、あのZIGZAGだよね?) そして「なんだよ元☆☆レビの光田さん」なんて言い返すと「あー、そういうことかぁ。。。」と健ちゃん。 そうそう、この日の衣装は、つま恋やノバラで着ていた、あのピンクのTシャツだったんです! ああ、1年か…。 悲しいかな、時々こうやってネタででも飛び出すと嬉しかったりするものなんだよね。
♪ 入道雲を飛び越えて この曲は、やっぱりリズム隊が入るといいね! Cicoちゃんのカホンがとっても良かった。真澄さんのよりも良い音に聞こえました。 (真澄さんのは手作りだけど、CICOちゃんのは高いらしい。)
久しぶりの藤井さんとの競演ということで、昔の曲が多くなったのかな。
♪ ♪ ♪ 2部 ♪ ♪ ♪
開演時刻が少し遅れてしまった為か、休憩を短くして通常の時刻(9時半過ぎ)くらいには2部開始。 健ちゃんは、2部が始まる前にピアノのところに来て、みんなのリクエストに目を通していました。 そういえば『恋でSAMBAで60日』のリクエストが来たときに「きっとCicoちゃんに何か飲んで欲しいんだよ、でも今日飲むもの何も無いからやらない。」と言って却下。 あと、健ちゃんが「デバ婦人のビデオを作りたい!」と言ってましたけど、是非是非是非是非作ってください〜!!
再びリクエストに答えて。 ♪ 島唄(THE BOOM、他) 島唄英語Version.と日本語を混ぜて歌っていました。
♪ 花火 *** あーー!!ココでPCがフリーズxxx長文が消えたぁ〜(T_T) *** *** ちょっとやる気を失いつつ、続けます(涙) *** この歌大好き。
♪ かえる 今日のかえるは…ある意味凄かった。ゲロゲロ2割増。内臓飛び出ましたもん(笑) 最近は恒例になってきました、さだまさし風も登場。 さださんの話になった時「『北の国から』終わっちゃうんだよね〜」なんて話も出ましたよ。Cicoちゃんが田中邦衛さんのマネをしたり。そこから真澄さんが北の国からが好きだという話になって、さらに健ちゃんとのタレ目比較の話に。 しかし藤井さん「俺に言わせりゃどっちもタレ目だ」
曲が終わると、藤井さんが 「健ちゃん、俺、この曲初めて聴いたんだけど、スゴイね!感動した。俺の中で『A HAPPY NEW YEAR』と並ぶくらい名曲だよ!内臓がどうしたとか言ってんだよ!なにより感動したのはさ、健ちゃんのゲロゲロにお客さん誰も笑わないんだよ!」と言っていたのが、私にとっての今日のかえるの目玉です。
♪ 秋の日に 初めて『秋の日に』をフルコーラス聴きました。感動。あれで終わりではなかったんですね。 「なんとかフルコーラスでアルバムに入れたいんだけど。」と言っておりました。
♪ The September Song 9月ということで歌ってくれるのでは?とは思っていましたが、リクエストがあったみたいですね。 初めてマドレチを聴いた時に、最初に好きになったのはこの曲でした。
☆☆ 藤井さん(AB)・Cicoちゃん(O)・久美ちゃん(A) 再登場 ☆☆
今日のステージには全血液型がそろっているそうな。 A型の人〜!とか質問されたので拍手で答える。そうしたら「A型らしい、遠慮がちで面倒くさそうな拍手ですね」と言われたぁ(涙) AB型はとっても少なくて、友達はステージから藤井さんに話しかけられていました。
久美ちゃんの顔を見て「久しぶりだね〜」としみじみする健ちゃん。 ステージで一緒にやるのは博品館ぶりですが、実は草月ホールのライブを見に来ていたらしく、そこでたいそう感動した久美子さん。健ちゃんにライブレポートのような長文メールを送りつけたのだそうです。それがあまりにもいい文だったから、会報に載せてもいいか聞いたら、それだけはやめて!と言われたんだそうです。読みたかったな。
>健ちゃんが「ライブレポートのような、嫌がらせのような、長文メール」と言った時、一瞬「嫌がらせのような長文ライブレポート」と言われている気がして、すまない気持ちになりました。 ごめんなさい。短くコンパクトにまとめられるように、前向きに検討致します。 しかし、やっぱり長くなってしまいました。ひとえに「楽しかった!」という事を伝えたいだけなんですけど、健ちゃんのライブが気がつくと長時間になってしまうように、私の文もですね、気がつくとあら、こんな長さって感じでですね、あのその…。 結局、今回も健ちゃんに声もかけれずに帰ってきまして、こんなところで思いをぶつけている不甲斐ないわたくしって事で、勘弁していただきたい。 以上、言い訳おわり。
♪ 東京という街で Cicoちゃんが『東京都という街で』と言っていたのが妙に気に入ってしまった。 いきなり生活感がでるなぁ。 健ちゃんの歌う東京の歌は、都会ではなくて生活感があるところが私は好き。
健ちゃん、ろれつ回らず「いくつものなわが流れゆく〜♪」と歌ってしまう。 絶対突っ込んでやるぞ!と思ったら、自分で「縄が流れゆくって歌っちゃったよ」と自白。
♪ やさしさに変わるから 藤井さん、前奏が始まっているのに、なかなか譜面が探せず苦笑い。
♪ ☆STAR☆ 〜 スター 〜 この曲もリズム隊が入ると断然良いですね。コーラスも素敵。 客席に小さな男の子さんがいて、この曲でちょっとノッていたんですよ。 ピアノを弾きながら、ちょっとそちらに目線を送っているように見えました。
♪ 悲しみにさよなら(安全地帯) 唄:藤井晴稔37改め42 藤井さん、ギターを持たずに熱唱! 藤井さんが「健ちゃんはね、みんなのキーを覚えていて合わせてくれるんだよ」と言ってました。すごい! でも途中で健ちゃんがどんどん転調して、キーを上げてしまう。 苦しみながらもなんとか付いて行く藤井さん。 結局キーは6コ上がりました。藤井さんの記録は6です。パチパチパチ。 昔、Cicoちゃんがやられたネタらしく、この曲をやると言った時から健ちゃんの思うツボだったようです。 熱唱後、ノドが乾いてビールをぐびっと飲む藤井さん。
♪ みち草 ここで言ったわけじゃないと思うけど、ひとつ思い出した。 健ちゃんが持ってきたGuitarはもらい物、と言った途端、 Cicoちゃんは「もらいも〜ん!」と叫び、本当に叫び出すと同時に、健ちゃんがピアノで「ドラえもん」のオープニングテーマの前奏を弾き出しました。 余りに息の合ったコンビ芸に、わたくし感動すらいたしました。 ラジオ体操第2も弾いてたっけ。
♪ ♪ ♪ アンコール ♪ ♪ ♪
♪ Mr.サマータイム(サーカス) パッと開いたところの曲を歌おうと歌本を開くが「駄目だ、『心凍らせて』だった(笑)」「また、飛んでイスタンブールだった」とか言っていて、結局歌うことになったのは『Mr.サマータイム』(みつだ〜サマータイムに聞こえるとか聞こえないとか。) けだるく夏は終わるのでした。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
とってもとっても楽しいライブでした。 銀さんは前日にぎっくり腰になってしまって、今回はSaxは吹けないということでしたが、是非次回は吹いてくださいませ。 いつも思うのだけれど、仲間に囲まれている時の健ちゃんは、とってもとっても楽しそう。 是非、またフルメンバーでのコンサートもやって欲しい!と切に願うのでした。
読破、おめでとうございます(若松監督風)
|
|
2002年09月09日 (月) 18時48分 |
|