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[38] カメラマンの男 (3) 投稿者:XXX 投稿日:2022年12月04日 (日) 06時32分

男の手が、ナイロンに包まれた品やかな女の下半身を撫でまわす。
ムッチリとした内腿を弄った掌は、やがて股関に密着したクロッチ部分を掻い撫でで、蜜で湿った繊維の肌触りを確認する。その下で潰れた花弁の得も言えぬ感触を愉しめば、一段と潤みが増すのを感じた。形のよい巨きな臀に手を回すと、放散された汗を吸ったナイロンのしっとりとした触り。愛液で濡れた恥部とは違った趣があった。

男は再びの女の股間へと手をやると、ストッキングのセンター・シームをなぞるように撫で上げた。そして、ウエスト部に到達すると、そのままその下へと潜りこませる。
密着した繊維の下、汗で蒸れた肌を這うようにして先に進む。粘液に濡れて絡みつく叢を掻き分けて、やがて湿地に到達すると、中指の腹で秘めやかな肉芽あたりを優しく撫でまわす。横に結んだ女の口からウッという呻き声が漏れたそのとき、男の武骨な中指が無遠慮に潤みの源泉へと潜りこんだ。
「ヒッ、や、やめなさい、あ、あひッ」
醜態を晒しながらも必死に堪えていた女の口から嬌声が漏れる。
充分な潤いは侵入を容易に受け入れて、媚肉は主の意思とは無関係に“侵入者”を奥へ奥へと呑みこもうとうねる。蠢く指はグッチュグッチュと卑猥な攪拌音を立て、女にその肉体の具合を自覚させた。
「こんなに濡らして。興奮してくれてるんですね」
「やめ…て…」
否定の言葉とは裏腹に、女性としては大柄な体は次第に身を預けるようにして、男の寄りかかって。玩弄の肉悦に耐えるように、女の脚は踏ん張るように大きく開かれ、膝は外を向いて曲がっていく。ヒールの高さによる爪先立ちの態勢がその滑稽なポージングを強調するようだった。
「ああ、吸い込まれていくようだ」
女の肉洞深く侵入した一本の指は忽ちに“勘所”を的確に探り当て、小刻みな刺激を与えていく。
女の肉体で燻っていた官能の炎が急速に勢いを増したのか。女のその大柄な体と重みはさらに男に委ねられ。女の目は硬く閉じられ、整った眉をしかめる。股間は前へと突き出され、ガニ股に開いた足をグッと踏ん張った。
あとひと掻きで達するまさにその刹那。男は突然指を膣から引き抜いた。
「アアアッ!?」
突然の出来事に女は瞠目する。期待を叶えられなかった肢体は仰け反り、下半身がガクガクと震えた。その腰ののたくりはアクメを伴ったものとは違った興があった。
「ああッ、あああ…」
それを求めることは直截口に出さずとも、惜し気な声を漏らす女の様子を面白がるように。男は再び膣内に指を挿し入れ掻き回しては、またも女の絶頂の間際を見極めて、再び引き抜く。
「ああ…」
「専務。前を見てください」
鏡に映ったその下劣で無様な痴態に、日中の凛々しく気高き女専務の影は見られなかった。そこにあるのは、年若い愛人の言いなりとなって狂態を晒すあさましい年増女の姿。
その落差は女に否応なしに昼の出来事を想起させる。
向けられた視線とカメラに応えた写真撮影とインタヴュー。
成熟した女性美を見せつけるかのように。いつもどおりに。無難に。“秘密”を悟られることなく演じきった。
それが今はどうだ。
撮影のために選んだ衣装は中途半端に剥ぎ取られ、裸身を晒すよりも羞恥を煽るものとなっている。
“秘密”を隠した場所を見せつけんばかりに迫り出した姿勢は、昼の自分にはおよそ似つかわしくない。

「フフフ、まさか“SUZAKI”の社員もカメラマンも、あの専務がこんな秘密を隠して撮影に臨んでいるとは夢にも思わないでしょうね」
不埒な若男の言葉は、高貴な女が演じる二面性をしつこいまでに意識させた。
自意識が強く、己が美を理解している女性。それでいて高い社会的地位に相応しい矜持と貫禄を備えている。
この手の女性に対してこそ、鏡を用いた行為が有効であることは過去の経験から男は知っていた。
とりわけ、自身の豊富な性経験の中でも群を抜く存在である極上の貴婦人たちに、その表裏の隔たりを意識させ、自らの“本性”を直視させるのはやはり格別の趣がある。あの女社長に己が堕落をわからせたように。
ただ、今夜のこういった趣向には、相手が女社長ではなく、女専務だからこそ、加わったスパイスもあった。

***
ヒールから脛。腿そしてヒップ。腰の括れを経て、スーツの下、窮屈そうに隠された豊満なバスト。そして整った小顔。
その見事な肉体の曲線美に思わず見蕩れてしまうのはいつものことであったが(女社長を撮る時も同じく)、今日の女専務には言い難い艶やかさがあった。
この美しさを記録に残さないのはあまりに惜しいと思う。
撮影もいよいよ終盤に差し掛かった折、思わず、既に終えたはずの立ち姿のショットを追加でリクエストし、撮影させてもらう。
シャッターを切りかけて、ふと手が止まる。
ヒールによって演出された美しい脚のライン。ストッキングの透け感と艶やかな光沢が、むっちりとした脹脛のセックスアピールを一段と強めていた。そして、そこに自然と視線が集まるように足首に巻かれたヒールのストラップ。
湧き上がる興奮を隠して、“成熟したオンナの美”を逃すまいと男はシャッターを切った。

その日のインタヴューと撮影が終了すると、清水専務は広報部員やA社の担当者、自分たちに簡単に挨拶をすると足早に現場を後にした。
やり手の女役員ともなると、こなす仕事など自分の考えられぬほどあるのだろう。そのストレスはいかなるものか。ふと、どんな息抜きをしているのだろうか、と気になった。

その場に残った関係者たちと納期等の簡単なスケジュール確認をしたのち、カメラマンもショールームを去った。

***
ストッキングの下に潜り込ませていた腕を引き抜くと、はしたない姿勢で寄りかかっていた女を支え直し、ベッドへの方へと誘導する。
「ヒールはそのままで。ベッドの上に立って」
インテリアを商材とする会社の役員だけあって、土足のままベッドに上がることに躊躇しながらもここでも女は男の言いつけに従った。
男もベッドに寝そべると、開かれた女の両脚の間へと素早く頭を入れる。女の股間を真下から見上げる構図が出来上がった。
「おお、すごい迫力だ」
「変態…もう…やめて」
「いいですよ。そのまま、ゆっくりとしゃがんできてください」
「嫌よ」
他人の顔面に跨るという禁忌的で、人間の尊厳を貶めるような行為。女には決して受け入れられるものではなかった。
それでも足元から注がれる下卑た視線を浴び続けるのには耐えられなかったのか。それとも、ここまでの淫猥な遊戯が彼女の理性を狂わせたのか。不気味な笑みに浮かべた面に向かって恐る恐る腰を下ろしていく。

熟女のムッチリと立派な太腿と徐々に迫りくる陰部は迫力満点で。
やがて、ゆっくりと着地すると、重力によって押しつけられる局部。通気性の悪い合成繊維の下で蒸れた局部は、“匂いたつ”と言った生半可なものでなく。強引なまでに嗅がされる、生々しく、強烈な臭気。それは日中の美貌からは想像もできないものだった。

「ああ、憧れの女専務の椅子になったような気分だ」
「専務は僕に厳しいですから。これは至らない僕に対する仕置きの一つなんでしょうね」
自ら命令しておきながらの茶番じみた言い草。家具屋の“女王”が若い男を“椅子”にするとはずいぶんと洒落が効いているじゃないか、と我ながらその発想を自賛する。実際、彼女の“信者”どもは喜んで“女王様”に平伏して自らの身を捧げるだろうとほくそ笑みながら。

ベッド上、ヒールがより不安定な姿勢を作ったことで、女の足は自然とM字の形に開かれる。女の股間と男の顔面。点となった接地点。
“腰掛け”が完了すると、否応なしにその蒸れた臭いを嗅がされながら、顔面に密着したナイロン越しの女性器を強制的に舐めさせられる。自ら指示したこととはいえ、普段情交を結ぶ“もう一人の女王”との行為とは対照的で。今夜はマゾ奴隷になった気分だなと心中に呟く。

股下でベロベロとせわしなく這いまわる舌の刺激に姿勢を維持できなくなったのか。先ほど与えられなかった快楽を求めたのか。不安定なバランスを保つために膝頭に置かれていた女の両手が男の頭部をがっちりと掴んだ。そしてさらに強く接地面を男の顔面に押し当てる。
鏡に目をやると股をはしたなく割った年増女の痴態。
日中、椅子に腰掛けた際に固く閉じられていた膝は、今はみっともなく外側を向いている。その奥の“秘密”を曝け出すように。その下敷きにされた男の方はされるがままの状態で、腕と足は投げ出されたままとなっていた。その様は、“人間椅子”と化したマゾ男のそれであった。

「ああっ、ダメ…志藤…君、やめ…なさい」
今夜、女は初めて男の名を口にした。やがて、女は更なる密着とより強い刺激を求めるように、ぷるぷると震える蹲踞の姿勢から腿を下ろして、男の頭部を挟み込む。より激しく股間を男の顔面に擦りつけるように下半身を激しくのたくらせる。
安物のベッドが軋む音が響き、固く閉じた口から時折漏れ出る嬌声。己が快楽を追求し、ただひたすらに自らの欲望を満たすためだけに、下敷きにした男の顔面を使って一心不乱に自慰に耽るという中年の美女。その様は極めて奇異な光景であった。
しかし、そのような展開へと誘導したのは、“女王様”に椅子替わりにされて、M奴隷役に徹する年若い男であることは紛れもない事実だった。

愛液と唾液で濡れたストッキングが貼りつくことで、流石の男も呼吸が難しくなったのか。筋骨隆々の肉体を捩じらせて、男の腕が女の体に触れたまさにその時。女は目を閉じ、口を真一文字に結んで、ブルッと総身を震わせた。せめてもの抵抗としてその喘ぎ声を押し殺して。
本域のそれとはかけ離れていたものの、女は今夜初めてのオーガズムを迎えたのであった。誘導されたとは言え、紛れもなく自らの手によって。

Pass

[37] 更新です 投稿者:XXX 投稿日:2022年12月04日 (日) 06時23分

ポチさん、
やはり新鮮な獲物にはそのフレッシュさの楽しみ方があるようですね。
意識している濃厚なフェティシズムを読み取っていただけて嬉しいです。
志藤クンは今夜は彼なりの愉しみ方があるようで・・・

のいすかさん、
挿絵ありがとうございます。やっぱり麗しいですねえ、悠子専務。艶姿堪らないです。
そして、勢揃いのカレンダーもまた素晴らしいお歳暮です。
カチア嬢で短編いきたいですね。

さて、少し間が空いてしまいましたが、続きです。

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[36] ありがとうございます 投稿者:ポチ 投稿日:2022年12月02日 (金) 12時50分

のいすかさん、カレンダー12月分&画像セット、ありがとうございます。
最後は志藤ハーレム総出演の豪華さをもって、完成ですね。感慨深くもあり、一抹の寂しさもあり。
十二枚を見直して、あらためて、妖艶に鮮烈に作品世界を表現していただいたと感謝感謝であります。

カレンダーも最後の一枚を飾る時期となり、今年も残りわずかとなってしまいました。
連載終了後、完全に御寄稿だよりで数か月を過ごしてしまいましたが。年内は、私からは新しいモノをお届けできない見込みです。すみません。

Pass

[35] Mifamilia calaendar December + 2022カレンダーセットDL 投稿者:のいすか 投稿日:2022年11月30日 (水) 13時41分

ポチさん みなさん
ミーファミ12月カレンダーを投稿いたします。
12月はやはりクリスマスの時期という事で 本場北欧からヌヴァダン社のカチア嬢に数年ぶりにご来日頂きました。

〜お歳暮〜
2022年カレンダー企画も今回で終了ということで、これまでのカレンダー12か月分にボツになったカレンダーのラフ画6枚を加えたJPG画像セット(ZIPファイル)を以下からダウンロードできるようにしました。
https://firestorage.jp/download/48d9a5e800d3182567c4514b8d8636172054d7cc
ダウンロードパスワード j43w2vur
お好きな方は(笑)DLしてみてください。DL可能期限は特に設けておりません。

Pass

[34] カメラマンの男 挿絵 投稿者:のいすか 投稿日:2022年11月29日 (火) 17時58分

XXXさん やっぱいいですわ〜、このスピンアウト^^
ということで少ないですが3コマでっす^^

Pass

[33] ありがとうございます 投稿者:ポチ 投稿日:2022年11月17日 (木) 13時52分

>イスコさん
情報の御提供、ありがとうございます。
確か、この作家さんは、デビューから二作続けて母寝取られモノを書かれていたでしょうか。ツボを心得た展開と描写が、いかにも我々の同好の士と思わせてくれますね。
たまには、私からも情報を。
フランス書院にて、いまのところ主に電子書籍で執筆されている、河田慈音さんは御存知でしょうか。
フランス書院のHPにて購読できる作品群は、ほとんどが母寝取られモノです。
私も、ごく最近見つけたばかりで、これから愉しみに読んでいこうとしているところなのですが。ビビッと響くものを感じています。
御参考までに。

>XXXさん
続きをありがとうございます。
ますます、いいですねえ。ネットリとフェティッシュな描写にゾクゾクします。
昼夜、公私を行き来する構成も、昂奮を煽ってくれますね。カメラマン氏は、妄想が捗ってしまっているようですが。
商社時代のゴルフ姿とか、ストラップ付きヒールは、私にはない着眼点でした。
専務の艶姿にアテられてか、志藤もいつも以上に興が乗っているような? やはり、まだ新鮮な獲物がイイのか。後がコワイぞ。
さらなる展開を愉しみに待たせていただきますが。くれぐれも御無理のないよう、ご自身のペースでお願いいたします。

Pass

[32] カメラマンの男 (2) 投稿者:XXX 投稿日:2022年11月14日 (月) 07時12分

***

カメラマンは素早く思いを巡らす。専務の今日の下着はTバック。タンガ・タイプだろうか、まさかGストリングという選択肢もあるのだろうか。色はブラック、ブルーあたりが似合うだろうか。

レンズを通して、あらためて自らの焦点を眼前の美人専務の肉体へと合わせ直す。
美しい曲線を描く肢体は、女社長のそれとは少し異なり、どこかスポーティーな印象を与える。
そういえば社長も専務も、もとは商社出身だと聞いたことがある(お互い別の会社に勤めていたようだが)。そういった背景もあったのか、専務はゴルフの腕前もなかなからしい。あの時代の商社だ、それも仕事のうちとかなり鍛えられたのだろう。ウェア姿も見てみたいものだと思った。

腰のくびれから延びた美脚。脚の美を際立たせる絶妙なデニールのストッキング。足首のストラップがついた瀟酒なヒール。フッと香るコロン。
パンツスーツ姿もキマっているが、今日の専務はいつもに増して妖艶であるように思えた。
自分を魅せる術をよく心得ている、いつものことながらセレブリティやモデルも顔負けだと感嘆する。そんな風に考えているのはどうやら自分だけではないようで。男女問わず立ち会った“SUZAKI”従業員もこの貴重な瞬間を逃すまいと熱い視線を被写体へと送っている。

艶やかな光沢を湛えたナイロンの誘惑に駆られたのか、革張りのチェアに腰掛けた女専務を撮影しながら、男はふとありもしない妄想・空想に駆られた。
上品なヒップが乗り上がった上質なクッション。あれがもしも自分であったら。
美貌の女専務の下半身はどんな香がするのだろうか。やはり想像するような甘美なものだろうか。

***

揃えた両足首を持ち上げて、屈曲の姿勢を作ってやる。
「抱えていてください」
「もうやめて、恥ずかしいわ」
女は弱々しく抵抗しながらも、その姿勢をキープするように、両手を膝裏に差し込んで抱きかかえる。

その“秘密”へと自然に視線が向けられる卑猥なポージング。男は満足げにスマートフォンを向けシャッターを何度か切る。足首についたストラップのおかげで、履いたままとなっているヒールがフェティッシュさを引き立てていた。
再び彼女の下半身へと顔を近づけて、いっそう透け見えるようになった女性器をクンクンと嗅いだかと思えば、ベロリと舐め上げる。先ほども行った行為をわざとらしく続ける。
指の腹でソフトに撫でたと思えば、隠そうにもほとんど隠せていない状態の“秘苑”を求めるかのように肉裂をぱっくりと寛げて、ニタニタと眺める。
そんな男の今夜の行動には、いつもにはない執拗さがこもっているようだった。

抱えていた脚をゆっくりと降ろさせると、男は女が着ているジャケットの下に手を伸ばす。ブラウスのボタンをゆっくり外せば、薔薇の意匠が施されたダークネイビーのブラが覗く。
「毎度のことながら専務のセンスは素晴らしいですね」
賞賛の言葉をかけながら、乱れた着衣を記録に残す。
その言葉に偽りはなかった。社長にしろ、専務にしろ、やはりインテリアを生業として、順調に会社を運営しているやり手の経営者たちの美的価値観には感心するところが多い。まあ、実際にそんな彼女らの“美”に自分も強い関心を抱いているのだが。
不意に、このブラとペアとなるショーツがどんなデザインなのか興味を持った。こんなことを考えるようになったのは、社長の着道楽に影響されてか。それとも、義弟が追及する“芸術”に毒されてだろうか。

“セッション”に満足が言ったのか、男は女を抱きかかえるようにしてソファから立たせる。男は逞しい腕を女の背中に回し、火照りと羞恥、ハイヒールの不安定さが加わってヨタヨタとした足取りの彼女を支えるようにして短い距離を連れて歩いた。
鏡張りの壁の前に女を立たせた。上半身の着衣はひどく乱れ、下半身はストッキングに覆われて、先ほどと比べて一段と濃く大きくなった染みの中心には卑猥な光景が拡がっていた。

己が有様を直視して、目を背けようとする爛熟の女専務を対し、ここでも男は意地悪かった。
「いつもの凛とした専務らしくないですね。今日の撮影を思い出してください」

避難するような目線をいなして、女のジャケットを脱がし、オフホワイトのブラウスも取り払う。ゆっくりと。艶めかしく艶やかな白い肌と共に、先ほどから顔を覗かせているダークネイビーのブラが現れる。そのホックを慎重に外せば、窮屈に拘束されていた豊満なバストがブルンと揺れて飛び出す。

女の眼前。鏡に映るのは美しき女専務。しかし、その恰好はあまりに奇妙であった。
首元には控え目なシルバーのネックレス、腰元から爪先までを覆ったパンティー・ストッキングが妖しい輝きを湛えて、足元にはハイヒール。
奇怪で異様な光景であった。日中の撮影風景と比べると、なおさらに。
そして、不思議と全てが剥ぎ取られるよりも猥褻なように感じられた。

羞恥と倒錯的が入り混じった感情を抱きながら、鏡に映る奇妙な格好の人物を目する女。男は、その首筋に優しく語りかけながら口づけして、彼もまた上半身の衣服を脱いだ。
背後から抱いて、優しく乳房を揉みこんだ。そして、出し抜けに、男はパンストのウエスト部を掴んで、女の胸の当たりまでグイと力強く引き上げた。突然の行動にアッと女の声が漏れて、マチ部は陰部との密着を強めた。その菱形がちょうど囲う形で、濡れ透け見える女専務の性器と陰毛の卑猥さを強調していた。

***

広報部の社員たちの視線。向けられたカメラ。シャッター音。

まるでの彼らの視線が自らの肉体の一点に。特定の一箇所に向けられているような錯覚に襲われる。
錯覚だと分かっていても、決して知られてはいけない禁秘を隠すかのように、両脚は自然と固く閉じられる。

フラッシュと共にシャッターが切られる。
まるで、彼女の秘密を狙っているかのように。彼女のタイトスカートの中、秘密を隠すにはあまりにも心許ないヴェール。
自分の腰の位置が動くのに合わせて、レンズもまたその動きを追っているようであった。ねちっこく、執拗に、かつ的確に。決してシャッター・チャンスを逃さぬよう。

そんなことはありえないはずだと己が妄想を否定する。
しかし、意識が向けば向くほど、その湿地帯は熱を帯びて豊潤さを増していく。
自身の不自然さを悟られぬよう、そして自身の秘密を守り抜くために、いつもどおりの“凛とした”表情と振る舞いに努める。
その裏で、秘苑からとめどなく湧出する愛液が極薄の繊維に滲んでいくのを感じた。

***

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[31] Re 投稿者:XXX 投稿日:2022年11月14日 (月) 07時10分

ポチさん、いえいえ、おねだりだなんて。
そうおっしゃっていただいて、本当に嬉しい限りです。

こんな妄想しちゃって大丈夫かと思ったりもしますが(笑) 
クィーンズから仕置きを受けるかもしれません。

さて、続きです。

Pass

[30] いつも楽しませて戴いております。 投稿者:イスコ 投稿日:2022年11月13日 (日) 19時13分

ポチ先生、いつもお疲れ様です。
最近素晴らしい寝取られものを発見したので同士である先生にも紹介しようと思います。
「寝取られ熟母 僕の親友は悪魔」
と言う作品です。小説ですが熟女と不良との一対一の素晴らしい寝取られ物です。エロ成分補充にどうぞ

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[29] お気楽に、おねがいします 投稿者:ポチ 投稿日:2022年11月13日 (日) 15時25分

XXXさん、掲載の件、了解いたしました。
勝手なおねだりで申し訳ありません。どうか、負担とならないよう、XXXさんが愉しめる範囲で、お願いいたしますです。

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