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[586]虹の向こうに~16~ 一一それがどんなに切なくて、嬉しかったことか。 連載シリアスハリポタ親世代。-------- 紫珠葉 - 2002年07月15日 (月) 20時19分 - MAIL

自分を受け入れて
それでどうなるんだろう

みんなから離れる?
突き放されて 傷ついても何も感じないの?

僕は傷つくけれど でも
友達を傷付けるくらいなら 離れたって構わない






「シーナ!!」

完全に元に戻ったのを感じ取るとリーマスはすぐに倒れ込んでいるシーナの元へ駆け寄った。


「シーナ・・・一体何が・・・?」
「落ち着いて、リーマス・・・ッ・・・ライラの氷柱の治療法は分かってるから」

「ライラの・・・!?」
「リラの能力よ。いい?よく聞いて・・・この杖を一振りすると短剣が現れるから、それで私を刺すの」

片手に持っていた杖をリーマスに渡す。言われたことがまだ理解できない。





一一シーナを・・・刺す?





「そんな・・・ッ!じゃあシーナは・・・!?」

「大丈夫!死なないよ・・・これしか治療法がないの・・・ッ!!呪文はいらないわ。振って・・」
「シーナ・・・」


渡された杖を見る。長さなどは大して自分のモノと変わりないのに、何故か重く感じた。

「お願いね・・・・・・私を死なせないで」
「・・・分かった・・・・・・」


数秒後、シーナの意識は途絶えた。
リーマスは黙って杖を取り、振り下ろす。




「!!」




閃光と共に現れたのは 銀色の短剣。


「・・・これで・・・君を刺せっていうの?」


現れた短剣を握りしめて、傷だらけのシーナに尋ねる。答えは返ってこない。


「でも・・・僕に命を預けてくれるだけ、信頼してくれてるんだね」





“ありがとう”と呟き
短剣を振り上げる。












































そして・・・・・・・・・













































ザシュッ



































































閃光がシーナの周りを纏った。






























「シーナ!?」




閃光が消え去ったと同時に、シーナの元に駆け寄る。シーナはと言えば傷は綺麗に治っており、いつもと同じ笑顔でそんなリーマスにお礼を言った。


「ありがとう。やってくれたんだ」
「頼ってくれたなら応えなくちゃね」

微笑んでそう言うと、シーナはもっと笑みを深くする。


「大丈夫よ。離れなくても。ジェームズ達はそんな人達じゃないわ。彼らはそういう人だから・・・それはあなたも分かっているのでしょう?」

「分かってる・・・でもやっぱり不安なんだ。そういう君は?僕より複雑な事情なのに」

「そうね・・・寿命の事以外はいつでも問いつめられれば言う。突き放されたらそれでいい。突き放した方が・・・きっと楽なのよね・・・。みんなの事大好きだから。」
「それじゃあ僕はなんなのさ」
「リーマスは私のこと突き放さないじゃない。それに、頼れるからね」

「一一一一・・・そっか・・・」















  彼
一一  は知らないから。
  彼女
























他愛のない言葉でも
それがどんなに胸に染みたことか。

他愛のない行動でも
それがどんなに切なくて、嬉しかったことか。
























一一それは今までもこれからも 言うつもりなんかないけれど







































            シーナ
一一この一年間どれだけ     の存在に支えられたことか。
            リーマス



















































「ねえ、夜中に一度屋敷に入った?」

「うん。もしもの時の為に、道筋を残しておいたの。無我夢中で飛べるところが彼処だけになるようにね。」
「そんなことも出来るんだ。僕何もしなかった?」
「平気よ。ほんの一瞬だったしね。」


外に出て伸びをしながら言葉を交わす。


「シリウスは大丈夫だった?」
「大丈夫よ。・・・じゃあ、行くね」
「うん。またね。来月は本当に別々かも」


リーマスの言葉に、シーナも少し苦笑した。


「そうかもね。でも、それが終わったら次は一緒にいられる。またみんなで会えたらいいな」
「ジェームズが企画立ててるよ。」
「そっか。じゃあまたね!会えてよかった!」









最後に“ありがとう”と聞こえた気もしたが、確認する前にシーナの姿は消えてしまう。


「さて、僕も帰らないと」


明るくなりかけた空にそう呟くと、リーマスは屋敷をあとにした。










































自分を受け入れて
それでどうなるのだろう

みんなから離れる?
突き放されて 何も感じないの?

私は傷つくわ でもね
友達を傷付けるくらいなら 離れたって突き放されたって

構わない







***********to be continued?***************


ハリポタのが先にできてしまった・・・。ぼーっとしながら書いたので、日本語大丈夫か心配です。オリジ最後まで書いたんだけどなぁ・・・変なキーをいじったらしく、強制終了くらいました。保存してなかったよ!もう!!・・・最近はヤマを書いた辺りで保存するようにしてます・・・。フリーズ&強制終了対策。なんかなぁ・・・血の描写少なくなっちゃった・・・不本意(オイ)。日々精進ですな。
前回読んで下さった皆様に感謝v次回お楽しみに。次回はそろそろ番外編後編やろうかとか・・・思ってたりしますが、現実はオリジでしょう(現実って)な紫珠葉でしたv


[587]友情♪-------- シマサン。 - 2002年07月16日 (火) 20時59分 -

シーナとリーマスの友情度UPですね!!
これからもこの2人の友情が平和に続いていくといいなぁ。今回はシリウスでてこなくてちょっと悲しいぞぅ。


[588]ごはっ-------- 白雪 - 2002年07月20日 (土) 15時47分 - MAIL HOME

いやあ、今まで書かんでスマンね!忙しくてね。
読んではいたんだよ。ご安心を。

シーナ死ななかったね。チェ(!?)でも、結果的には他界しちゃうんだよね?
シリウス無事ですか。大丈夫ですか。
これを期にシリウスのシーナに対する態度ちょっと変わりそうな感じがしないでもない。

あ、あと、ここに書いて悪いんだけど。
ユキーナ、スネちゃまがホグ去ったから組み分けし直したんじゃないから。違うから。
この話はまた暇があるときにでも。



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