 昔鉄腕アトムという手塚治虫の漫画がありましたが、インテルAtomは数年前に8〜10インチ程のネットブック全盛時代に搭載され始めた省電力CPUです。 インテルは一般のパソコンではceleronとPentium、Core Duo Core2 Core iシリーズとCPUの進化を遂げてきました。Celeron は廉価版のCPUで性能はいまいち、Pentium〜Core i シリーズは高級ブランドで高性能なCPUという位置づけでしたが、Atomはネットブック用の省電力モバイル向けを意識した低価格でのろまなCPUでした。 しかし最近のAtomは第4世代にあたり、8インチや10インチサイズのタブレット端末に使われ始め昔のネットブックののろまな印象を払拭する性能をもつCPUに生まれ変わりました。最新のものはAtom Z3000シリーズです。旧世代のZ2760も8〜10インチWindowsタブレットに搭載されていましたが、ストレスなく使えるCPUでした。 もちろんインテルのCPUはWindowsとMacOSXが動作するものであり、iOSやAndoridを搭載する端末ではインテルのCPUは使いません。というか使えません。
インテルはマイクロソフトとともに繁栄しているのでWintel(ウインテル)という言葉がIT業界を牽引してきたことを象徴します。
2014年03月21日 (金) 09時25分
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