 正月早々インテルのCPUやスマホ向けCPUなどのハードウエアに脆弱性があることが分かった。CPUはハードウエアであり、脆弱性など存在するのか?と疑問に思えるが、実はCPUでもOSなどのソフトウエアと同じように脆弱性が見つかるそうだ。
それじゃCPUを交換しなければ治らないのか?と素人は考えてしまうが、これに対する対策を施したOSのアップデートやアプリのアップデートを行えば、解決する様だ。 マイクロソフトのOS WindowsやアップルのMacOS、iOSは比較的速やかにパッチが提供され、アップデートすれば脆弱性は解消できる。 しかし、Android端末はOSはGoogleがハードウエアメーカー(ベンダー)に提供しているので、各ベンダーが、ハードウエア端末毎にAndroidを手直ししてアップデートパッチをベンダーが提供しなければならない。 その為、パッチの提供がかなり遅れたりする様だ。
Android端末は発売時には最新のAndroidであっても、アップグレードは必ずしも提供されず、発売時のままのOSバージョンで使い続けるのが一般的となっている。 よって、OSのアップグレード置いてけぼり端末となったものは、脆弱性のパッチなど提供されず、危険にさらされたままとなる。
今回の問題で、今後はパソコンやスマホ、タブレットを選ぶ時、サポート期間が長いメーカーの端末、OSを選ぶべきだという判断が大事になるのだろう。 Androidは選択枝から外れるかも。
2018年01月06日 (土) 19時27分
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